キャンピングカーで奥多摩方面へチョイとドライブ
ゴールデンウイーク中にふと思い立ち、奥多摩方面へキャンピングカーで出掛けてきました。
特に目的というものはありませんでしたが、とりあえず奥多摩にあった『櫛かんざし美術館』に到着。閉館時間の1時間程前に到着したため、駐車場は空いていました。
それ程大きな美術館ではないため、1時間もあれば十分かと・・・。
入り口を入ってすぐのところに大きなガラス窓があり、そこから脇を流れる多摩川の景色が見えます。
美術館の展示品は写真撮影NGのため、様子をお伝えすることはできませんが、古いものから比較的新しいものまで、櫛やかんざしに関する展示が豊富にありました。
日本人の伝統工芸品の細やかな造りはさすがだと思わせるものがあり、このような芸の細かい造形物を造れる技術こそが、世界に誇れる日本の技術力だと思いますね。
『櫛かんざし美術館』は外に出ることが出来る場所があり、多摩川のせせらぎを眺めながら休憩できるスペースがあるなど、癒しスポット的な面もありました。
夕暮れ時の日差しが多摩川の川面に反射し、キレイ。
この一帯は『秩父多摩甲斐国立公園』と呼ばれるらしく、秩父という名称が入っているのには少し驚き。東京都心からは車で2時間程ですが、かなり自然の風景が残っています。
この付近の多摩川は水深も浅く、河原で遊んでいる人の姿もチラホラ。
ただ、流れが早く深い場所もあるため、その場所には立ち入り禁止の看板と、何故か『案山子(カカシ)』の姿が。
多摩川に掛かる橋のたもとにはお寺があり、お寺の鐘がありました。誰がついてもよいみたいで、家族連れが鐘をついている様子も見られました。
橋の上から河原を見ると、小さなテントが二張り。ここでキャンプをするのでしょうか?雨は降っていないので増水の恐れはありませんが、私は遠慮したいところ。
コレは澤ノ井酒造のところにあったうさぎ像。こんなところで仕事もせずに横になって舌を出して寝ています(笑)。
多摩川沿いのこのスペースでお酒などを飲めるようで、いい感じに酔っぱらった人が数名・・・。今日のような気温の高い日に川べりで飲むお酒は美味しいと思いますね。
私達も河原に降りてみました。澄んだ川の水に手を浸すと思いのほか水温は冷たく、「こ、この水温じゃ川に入って遊ぶと凍えるなぁ~」という程の冷たさ。
昼間の気温が徐々に高くなる5月ではありますが、まだまだ水の方は温まりきっていない模様です。
少し流れが無い場所には小さな魚の姿も見えました。
7~8月頃になればさすがに水温も上昇し、川遊びに最適な季節と環境になると思われます。
意外に東京都心から近い場所にも自然がたっぷりの場所があるもんだと感じながら、帰路につきました。