航空自衛隊入間基地で開催された入間航空祭を見に行きました【2017_04】
今回は2017年11月3日(金・祝日)に埼玉県の入間市にある航空自衛隊入間基地の航空祭へ、キャンピングカーで行った様子をご紹介。
時刻は午前10時45分過ぎ。C-1(輸送機)が午前11時15分より開始される飛行展示に備えて飛び立ちました。
大型の機体が「よっこらしょ・・・」という感じでフワリと空に舞い上がります。先程T-4の鋭い離陸の様子を見ているだけに、余計もっさりとした動きに見えてしまうのは仕方のないところ。
続いて登場したのは、飛行点検機(航法施設検査機)であるU-125(上の機体)と、自衛隊機や民間機の航行に使用する、航空基地などに設置された航空保安無線施設の点検を行う試験機でもあるYS-11FC(下の機体)。
特にYS-11FCの機体は古く、次機の採用も決まっているため、間もなく空を飛ぶ姿を見ることが出来なくなってしまう貴重な機体とのこと。
一見すると古い民間機のお下がりのような機体ではありますが、とても重要な任務を背負っていることが分かり、バックグラウンドを知ればなかなか感慨深いものがありますね。
こうした雄姿を見ることができるのは、あとわずかだと思えば、何だかありがたい気がしてきました。
彼方より編隊を組んで飛行してきたのは、先程次々と離陸していったC-1(輸送機)の姿。
コチラもキレイな編隊飛行で、先程見たT-4の大型バージョンのよう。C-1(輸送機)はT-4より機体がはるかに大きいため、多少間隔を開けて飛行しているようにも見えますが、それでもかなり接近して飛行しているのは違いありません。
こうして並んで飛んでいると、何だか精巧なプラモデルのように見えてくるから不思議。
時刻は午前11時30分頃。飛行場地区はご覧の通りの大賑わい。今日は快晴のため、11月と言えども強い日差しの下では暑い位。皆さん頭にタオルを巻いたり帽子を被ったり、Tシャツの人も居たりして・・・。
建物の屋上は特別観覧席なのでしょうか?ここからであれば滑走路を駆け抜ける戦闘機や輸送機などの姿もバッチリ見えると思われ、羨ましい限り。
そんな羨ましい光景を見ていると、今度はC-1(輸送機)からポロリと何かが・・・。
パラシュート部隊の降下です!それもかなりの数!
殆ど無風に近い空をフワフワと舞い降りて来るパラシュート部隊。途中ぶつかりそうになるシーンもありましたが、うまくパラシュートを操り、交差するのを回避していました。
地上に降り立ったパラシュート部隊の皆さんは、回収部隊に素早く回収され、滑走路から離れていきました。いやぁ、これだけの数のパラシュート部隊が降下していく様は見事の一言。
皆さん相当に訓練していると感じるパラシュート部隊の降下展示でした。
一仕事終えたC-1(輸送機)がご帰還です。
大きな機体の割には意外と素早い動きも可能で、思ったより運動性能は良いみたい。
それでもやはり機体が大きい分、着陸も迫力があります。
朝も飛んでいたヘリコプター。何かを調査しているのでしょうか?これから飛ぶブルーインパルスの飛行展示の支障になるような物が無いか、確認でもしているのかもしれませんね。
さて、いよいよお次は本日の大本命でもある、ブルーインパルスの飛行展示です。