キャンピングカーで行く、伊豆高原体験の里でのソバ打ち体験

さて、かなり大回りをして(伊豆高原ワイナリーなどに寄り道)ようやく到着したのが、伊豆高原体験の里という体験施設。

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伊豆高原と書いてあるので、高原の中にある施設と思われそうですが、窓からは海が意外に近く見え、特に高原ということではなさそう。で、ここで何をするかと言えば、そば打ち体験をすることになっています。

行く前には「陶芸体験もいいかも」という話題になったのですが、湯のみなどを作っても、その場は楽しいかも知れませんが、コップなどは家に沢山あるため、そのうち使わなくなっても勿体ないため、それなら作る楽しみと、食べる楽しみの両方があるソバ打ち体験がいいのではないかということになり、食べてしまえるものということで決定。

ソバ打ち体験料は、天ぷら付きの1人前が2,550円と結構なお値段ですが、旅行に行った際にするオプショナルツアーの値段の事を考えれば安いもの。

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とりあえず駐車場に友人のキャンピングカーと一緒に駐車をして、受付に向かいます。受付を済ませたら、奥にある水道で手をキレイに洗うよう指示され、皆でゾロゾロと手を洗いに行きます。

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その後座敷に案内されたのですが、こんな感じでソバ打ちに使う台が室内に並べてありました。

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どこからともなく「ウィ~ン」という機械音がしてくるので見てみると、何とあのお掃除ロボットの『ルンバ』が一人で黙々とお仕事中。家電量販店以外の場所で初めて見るルンバの絶妙な動きに子供達は大はしゃぎ。

わざと行く手を遮ったり、小さなゴミを落としたりして、ルンバと戯れます。「オイオイ、今日はルンバを見に来たんじゃないんだけどな・・・」と、思いつつも、大人もその動きに見とれてしまいます。こうした新しい家電製品をソバ打ち教室が取り入れていることに驚きを感じつつも、ソバ打ち体験の準備を進めます。

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まず、ずらりと並んだ石臼を使ってソバの実を粉にするところから始めます。石臼に空いている穴にソバの実を入れて石臼を回すのですが、初めて使う石臼はずっしりと回転が重く、意外に力を使います。

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子供達と交代しながらグリグリと石臼を回していくと、管を通してソバ粉が下のボウルに溜まっていきます。

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ソバの実が全部無くなって、出来上がったソバ粉をボウルからソバ粉を練るボウルに移します。

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ここで水とつなぎ粉を混ぜてこねていきます。意外にこねるのは短時間ででき、うどんの粉のようにもの凄く力を入れて(袋に入れて体重をかけて練っていくような)練る必要はなく、ややあっけない程に生地の塊が出来上がりました。

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でも、ここからが肝心。この生地の塊を薄く薄く延ばしていくのが大変で、先生の言う通りにするのですが、なかなかうまくいきません。最後の方には薄くなり過ぎた部分に穴が空いてしまいました。

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それでも、自分達が食べるソバなので、あまり気にせず作業を続けます。そしてようやく生地を切る行程に進むのですが、これがまた難しい。テレビなどで何度か見たことがあり、見ている分には簡単そうに見えるのですが、やってみると意外に難しいものです。

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何が難しいというと、均一な太さに切るのが難しく、うどんであればある程度太くても構わないのでしょうが、ソバの場合はあまり太く切る訳にはいきません。

最初の方などは『ほうとう』のような太さに切れてしまい、どうしたものかと思いましたが、家族全員で自分の食べる分をなんとか切り、先生に渡しました。後は食事をする場所でお店の方が茹でてくれるため、それを皆で待ちます。

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で、出てきたのがこのソバ、こうして見るとやや太い麺も目立ちますが、立派なソバに見えてくるから不思議。もちろん自分でソバの実から石臼で挽き、こね、切ったソバなので、思い入れはあります。

まずは何も付けずに数本をパクリと・・・。「ん、意外にコシがあって、ソバの香りもしっかりするじゃない」と、なかなかの出来に大満足です。ソバに付いていた薬味の天然ワサビの香りも良く、おいしい天ぷらと共にあっという間に平らげてしまいました。

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ソバ打ち体験って初めてのことでしたが、先生の言う通りにやれば、誰でもある程度はうまくできると思います。苦労して作ったソバの味は、家族全員忘れられないものとなったはずです。

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