鹿島神宮へキャンピングカーで行ってきました

今日の目的地でもある鹿島神宮の近くにある駐車場に到着し、無事に車を停めることができました。

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もちろん、特に何のイベントもない9月の土曜日なのでここまですんなりと駐車できたのだと思います。これが初詣の季節や七五三の季節、その他何らかのイベントがある時にはこんな感じで簡単に車を駐車することはできないでしょう。ですから、あまりイベントの時には来たくないものですが、そのような時期に来る場合は事前に駐車場の情報を仕入れていないと現地に行ってから右往左往するハメになります。

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ちなみに、鳥居のそばにある駐車場は普通車であれば1時間300円、もし、キャンピングカーのバスコンで行けば多分普通車扱いではなく、マイクロバス扱いで1時間500円となります。

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ただ、今回駐車した駐車場は鳥居まで約300~500m位だったと思いますが、何と土日祝日は無料です。しかし、『祭日・イベントのは除く』とある通り、何かがあれば即有料になる模様。今回は何もない日なので、無料で駐車することができました。自分的には特にイベントなどなくて、人がそれ程多くない方が歓迎で、特に神社仏閣などは静かに見学するのがいいと思っています。

イベントも確かにいいかもしれませんが、大勢の人がいる所は苦手な上、落ち着いてゆっくりと雰囲気を楽しめないのであれば、行く価値はないと思っています。そのような理由で、初詣などは有名な神社などには絶対に行かないで近所の小さな神社で待ち時間ゼロでお参りをするのが私の家庭の定番となっています。

奥さんは大きなところに行きたいみたいだけど、私が人ごみを嫌うので我慢をしているようですが・・・。こればかりは、二人の趣向が違うため、どうにもなりませんね。

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鹿島神宮周辺の地図も掲示してあり、途中北浦の水中に立っていた鳥居は、この鹿島神宮の大鳥居の延長線上にあることが分かります。

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さらに歩いていくと、昔薬局の店頭にあった『サトちゃん』がカキ氷屋さんの店頭に置いてありました。「今でもまだあるんだぁ~」と奥さんと懐かしがりますが、程度も良く、もしかしたら実働品?と思ってしまいます。

で、お金を入れる場所を見ると『50円』と書いてあり、試しに50円を入れてみると、何とちゃんと前後に音楽と歌が流れながら動くではありませんか!作動を確認するためにお金を入れるのもどうかと思いますが、こんな古いレア遊具が完動品だなんて、それこそ『感動』です。

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道の反対側には微妙に古い冷蔵庫があり、『明治コーヒー牛乳』『明治フルーツ牛乳』の文字もなかなかいい感じ。

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昔からある由緒正しいタバコ屋さんの窓口もあり、自動販売機がこれ程までに普及する前には、当たり前にこのタバコ屋の窓口でおばあちゃんからタバコを買っていたんだと思います。古き良き昭和のスタイルを見るようで、懐かしい気持ちになりました。

しつこいようですが、今日は鹿島神宮では何もイベントは行なわれていないため、道を歩く人もほとんどいなくて、ゆっくりと昭和情緒溢れる光景を堪能することができます。鹿島神宮の大鳥居も無料駐車場からの距離も近く、普通無料駐車場というのは有料の駐車場から遠く離れたところにあるものなのですが、なかなか良心的な設定に感心します。

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木製の大鳥居は、多分最近リニューアルされたと思わせるキレイな建造物で、かなりの迫力があります。この辺りは関東屈指の大きな神社らしい佇まいです。

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で、こちらが鹿島神宮の本殿。あまり信心深い方ではないのですが、とりえずここまで来たのでお参りをしていきます。

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本殿の脇にあった木なのですが、切り口にオーダーメイドの多分『銅製』のフタが被せてあったりして、そこいらの街角にある街路樹とは扱いが全然違いますね。

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その本殿の奥にある重要文化財、鹿島神宮社殿と書かれた看板の向こうに見える社殿の装飾がみごとで、近くで見ることはできませんが、相当豪華絢爛な造りとなっています。また、写真では見づらいですが、鳥の侵入を防止するための細い釣り糸みたいなものが周囲に張り巡らされており、景観を守るのに一役買っているようです。

本殿もさることながら、この奥にある社殿を見に来て写真を撮っていく方も多くいました。

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本殿の反対側には大きな建物があり、何だろうと思って見に行きました。ここも人が全然いませんね。

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近くまでいくと『社務所』という文字の書かれた看板が立て掛けてあり、社務所だということが分かります。この脇にもお守りやお札を販売する小さな社務所があるのですが、多分年末年始の繁忙期には間に合わなくなってきたのでしょう。大きな社務所を増設して、対応に当たるようです。

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屋根の部分を撮影してみましたが、こちらも社殿に負けず劣らずの豪華な造りで、『いい仕事してますね~』と、思わず言ってしまいそうになります。まぁ、神社仏閣を建築する大工さんは選りすぐりの方が施工するハズですから、出来が悪い訳はありませんが・・・。

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しかしまだ、完成している訳ではなく、巨大な空調関連の設備機器が並ぶ脇で、工事が進められていました。お参りも済ませたのでさらに奥へと進んでいきます。

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途中、カフェの看板のようなものがありますが、この先に何があるのかの案内板でした。黒バックのおしゃれな看板で、案内板としてはなかなかセンスがあります。

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鹿島神宮は、その名前に『鹿』という文字が入る通り、鹿が神様のお使いとなっています。

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「神鹿について」という看板があり、このような看板をじっくりと読むのが好きな私は、ちょっと立ち止まって隅々まで読みました。

『鹿島神宮の御祭神である武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)様のところへ、天照大御神(あまてらすおおみかみ)様のご命令を伝えに来られたのが天迦久神(あめのかぐのかみ)という方で、鹿の神霊とされていることから、鹿島神宮のお使いは鹿となっています。

神護景雲元年(西暦767年)に、藤原氏は氏神である鹿島の大神の御分霊を奈良にお迎えして春日大社を創建しましたが、そのとき、御分霊を神鹿の背に乗せ、多くの鹿を連れて一年がかりで奈良まで行きました。その鹿の足跡が、東京江戸川区の鹿骨(ししぼね)を初めとして、東海道を三重県の名張まで続いて残っています。

また、鹿島も古くは香島と書いていましたが、養老七年(723)ごろから鹿島と書くようになったのは、この鹿との縁によるものでしょう。神鹿は長い間大切に保護されてきておりますが、幾度か新に導入され、現在の神鹿はかつて鹿島から移った奈良の神鹿の系統を受けています。』とのこと。

しばらく看板を読みながらその場にいましたが、鹿の鳴き声ってカワイイですね。「フネニャ~とか、ニ~」とかいう感じで、最初は何が鳴いているのか分かりませんでしたが、カワイイ鳴き声でした。

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参道の脇にはでっかいキノコなんかも生えていて、なかなか面白かったです。

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奥宮にも行き、そこでもお参りをしました。鹿島神宮は敷地面積は広いですが、建物自体がコンパクトにまとめて建てられているため、あまり遠くまで歩かなくても全体を見ることができます。

奥宮の先にもいろいろありますが、駐車場までそれ程遠くもなく、無理のない範囲で全てを見て回ることができました。鹿島神宮はイベントなどがない時にゆっくり来ると、いろいろな発見があって楽しいかもしれません。

さて、今度はどこに行こうかなぁ~。

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