キャンピングカーで放浪の旅【3日目】岐阜県~京都~奈良

キャンピングカーでの放浪の旅も三日目。今日は夕方から奈良に住んでいる友達に会うために、奈良まで行かなければならないのですが、その前に日本最大の湖である『琵琶湖』に寄ってブラックバスを釣ってみようかと。

琵琶湖は日本最大にして最高のバス釣りスポットということで私は認識しているのですが、状況はどうなのでしょうか。実際に釣りをして確認してみようと思います。

事前の情報収集をあまりしていないので少し不安ではありますが、とりあえず良さそうなところを攻めてみようかと・・・。

セブンイレブン コーヒー

午前4時前に起きて眠い目をこすりながら目指すは琵琶湖の湖畔。でもその前に眠気覚ましとしてセブンイレブンでいつものアイスコーヒーを買っていきます。このアイスコーヒーを飲みだしてからは、缶コーヒーを飲むことがなくなりました。理由は明快で、『缶コーヒーはコーヒーの味と香りがしないから』というもの。

やはりどんなに飲料メーカーが製法にこだわっても、挽きたてのコーヒーには敵わないと改めて認識させてくれたのがこのコーヒー。しかも一杯100円(税込)で氷まで付いているのだから、お得感はハンパではありません。

キャンピングカー

パソコンの画面で地形を軽く確認し、ポイントの目星を付けます。

キャンピングカー

ただ、夜中から風が非常に強く吹き付けているため、まともに釣りができるのかがやや不安。

琵琶湖

最初に来たのは彦根港で、琵琶湖の島々を巡る観光船の発着場になっているところ。インターネットで調べてみると安定した実績のあるポイントで、既に先行者が釣りをしていました。

琵琶湖

やはり風が強いので本湖での釣りはできず、湾内での釣りになります。

琵琶湖

本湖の方は大荒れで、海のような波しぶきが防波堤を乗り越えてきているような状態。

水もそこそこキレイで、霞ヶ浦のような茶色いにごり水ではなく、やや緑かかった透明な水で、このようなキレイな湖で釣りができるのは羨ましい限り。

しばらくポイントを変えながら粘ってみたのですが、ブラックバスの姿を見ることは出来ませんでした。先行して釣っていた方もブラックバスを釣り上げている様子はありません。

琵琶湖

移動するのですが、『新海浜水泳場』とある通り、海水浴ならぬ湖水浴ができるくらいキレイな環境のようです。海と違って水から上がってもベタベタすることもないため、淡水での湖水浴は憧れますね。

滋賀ナンバー

鈴鹿ナンバー

移動先で、滋賀ナンバーと鈴鹿ナンバー(三重県)を確認。

琵琶湖

こんな風に琵琶湖の湖畔に立ち込んで遠投による釣りをしている方の姿をけっこう見ました。岸際のストラクチャーをタイトに狙う釣りではなく、やや長い竿を使って遠投するスタイルが主流なのでしょうか。

それにしてもこのようなキレイなロケーションの中で釣りが出来るなんて、琵琶湖が近くにある人は羨ましいですね。ブラックバス釣りとジェットスキーが趣味の自分としては、琵琶湖はとても魅力的。

このように済む場所によって趣味を快適に楽しむことができるかどうかが左右されてしまうところも日本にはある訳で、例えばスキーやスノボーが好きな人は沖縄ではなく、東北や北海道がいいはずで、ダイビングなどが好きな人は沖縄がいいと思うのと同じく、やはりその済む場所によって趣味の快適性が大きく違うと痛感させられる光景が琵琶湖には広がっていました。

琵琶湖

ここも良さそうなポイント。

琵琶湖

その良さそうなポイントの奥には、これまた良さそうな場所があり、何人かの人がブラックバス釣りをしていました。ただ、私を含め、誰もまだブラックバスを手にしている様子はありません。

キャンピングカー

「なかなか琵琶湖も厳しいな・・・」と思いながら、移動です。

キャンピングカー

次は公園の脇にあるポイントに入ることにしました。

琵琶湖

緑色っぽく見えますが、実際はもう少し青みがかっていて、透明度の高い水がたたえられています。

琵琶湖

このポイントにも先行者がいて、「釣れましたか?」と聞かれたので、「い、いや釣れませんね」と答え、私も「釣れましたか?」と聞くと、「その先のポイントで50アップが2本と40アップが1本釣れました」とのこと。「えっ!50アップが2本!」と、驚きを隠せません。

やはり琵琶湖のブラックバスは出るとデカイようです。それを聞いて一気にテンションが上がる私。先行者の言うポイントにイソイソと入り、1時間程キャストを繰り返しました。

が、やはりそんなに簡単に50アップが釣れるはずもなく、うなだれてキャンピングカーに戻る私がいました。

時間は午前10時、早朝より釣っていたことと、運転疲れのため集中力が完全に切れてしまいました。

そのままキャンピングカーの中でお昼まで寝ていました。

キャンピングカー

起きると風は相変わらず強いですが、お天気が回復し、眩しいばかりの日差しが降り注いでいました。

琵琶湖

ウェイクボードをする船が本湖が荒れているため、湾内に避難してきていました。この波であればジェットスキーなども相当乗りにくいはずで、こんな日はジェットスキーには乗りたくないものです。

琵琶湖

何度も言いますが、水がキレイです。琵琶湖で2ストロークエンジン搭載のジェットスキーが乗れなくなったと聞きましたが、このキレイな水を守るためには仕方がないと、実際に水のキレイさをみて理解することができました。

霞ヶ浦のようになってしまっては、回復するのは容易ではないため、このまま琵琶湖はキレイな状態を保っていて欲しいものです。

琵琶湖

湖畔の道をキャンピングカーで走りましたが、この雰囲気は山梨県にある本栖湖に似ています。水もキレイで湖畔もキレイ、このような環境の中でジェットスキーに乗れたり、ブラックバスを釣ることができる関西圏の人が羨ましいです。

気温

気温は24度と、キャンピングカーの窓を開けて走行すると、風が非常に気持ちのいい一日です。

乳母車

途中見掛けたおばあちゃんが押していた『乳母車』ですが、何だかカッコよくないですか?今ではほとんど見掛けることもなくなったこのスタイルの乳母車ですが、細部まで凝った造りに思わず見入ってしまいました。

キャンピングカー

途中寄ったドラッグストアでは、滋賀県警のパトカーが近くに駐車していました。

京都ナンバー

京都ナンバーのナンバープレートも確認。

京都市内

次の目的地は京都市内の温泉です。昔ながらの銭湯で、入浴料は430円ということで、非常に安く、お風呂は500円以下が望ましいと思っている私にはピッタリ。

銭湯

駐車場があるということだったので行ってみたのですが、この駐車場ではさすがの私も駐車出来ないと判断。スペースはあるのですが、いかんせん隣に建っている家の軒にキャンピングカーの屋根がヒットしそうで、断念しました。

キャンピングカー

仕方ないので、近くにあるホームセンターの駐車場にキャンピングカーを止め、お風呂道具を持ってお風呂まで歩きました。

銭湯

お風呂は、昭和時代を思わせる、青いレバーと赤いレバーの付いた蛇口から水とお湯が別々に出るスタイル。お湯を水で適温に調整し、体などを洗います。ヒゲも剃り、頭も洗ってサッパリしました。

やはり日本人なら銭湯ですね。懐かしく感じ、「昔はみんなこんな感じだったんだよね~」としみじみ思いながら湯船に浸かっていました。

給油

お風呂を出て、京都市内をキャンピングカーで走り抜け、途中軽油が107円/1Lのガソリンスタンドを見つけたので、軽油を満タンにしておきました。

目指すは奈良県、パソコンで地図を確認しながらキャンピングカーを走らせていきます。

奈良ナンバー

奈良ナンバーのナンバープレートも確認。

モスバーガー

友人とはモスバーガーで待ち合わせをし、そのままモスバーガーが夕食になりました。あまり良い食事ではないですが、「マクドナルドよりはいいでしょ」ということで、野菜のたっぷり入ったハンバーガーを食べました。

2時間程友人と談笑し、お互いに元気でと別れました。次に会えるのはいつになるか分かりませんが、また元気で再会できるといいと思います。

次に目指すは淡路島、夜のうちに大阪市内を抜けておかなければ渋滞につかまってしまうため、疲れた体にムチを打ってキャンピングカーを走らせます。

なにわナンバー

神戸ナンバー

なにわナンバーと神戸ナンバーを確認。

阪神高速

阪神高速の下を走ります。

淡路SA

明石海峡大橋を渡り、淡路SAに到着したのは午前2時。そのままSAで寝てしまいたいところですが、朝まで眠ると淡路島でこれまたブラックバス釣りをしようと思っているため、1時間だけ寝ることに。

淡路SA

携帯電話の目覚ましを午前3時にセットし、1時間程眠ることにします。

淡路SA

ちなみに夜中でも、淡路SAのフードコートの一部と、お土産屋さんは営業していてビックリ。

キャンピングカー

本日のキャンピングカーの走行距離は306kmでした。倒れ込むようにキャンピングカーのフロアベッドに横になり、あっという間に夢の中へ・・・。

明日はどんな一日が待っているのかな・・・。

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