キャンピングカーで放浪の旅【9日目】ブラックバス釣り~うどん屋さん~博多一番どり
キャンピングカーでの放浪の旅も9日目。今日は香川県に住んでいる友人とブラックバスを釣りに野池を巡る予定。しかし事前のリサーチで野池の状況があまり芳しくない様子なので、先日ブラックバスを釣り上げた実績のある湖の流れ込みに行くことに。
早朝の暗いうちからポイントに入り、2人でアチコチを攻めましたが、ブラックバスからの反応はありません。
早めに見切りをつけて次は野池をターゲットにします。
こんな感じで水の流れ込みがあり、暑い季節には最高のポイントだと思うのですが、ブラックバスは釣れませんでした。この野池には先行者が2名いて釣りをしていたので、ブラックバスが居るとは思うのですが・・・。
水面にのんびりと亀が浮いていました。
上空を高松空港を発着する飛行機が行き交います。
続いて訪れたのは山奥にあるこんな感じの野池で、かなり雰囲気の良い野池。水はクリアウォーターで、水中を見ると小さなブラックバスが多数泳いでいました。
「小さなブラックバスがいるのだからその親も居るよね」ということで、がぜん気合が入ります。少し雨が降ってきたのも気にせず釣りを始めました。
しかし岸際から狙えるポイントは限られており、今回は自宅から持ってきているカヌーを浮かべることにします。小雨の降る中素早くカヌーを膨らませて池に出ました。
しかし大人の男2人でカヌーに乗り、しかも友人は体重80kg以上とやや太っているため、バランスを上手く取らなければ転覆してしまいそうです。
それでもカヌーに乗ればポイントの選択肢は大幅に広がり、良さそうなポイントを十分に攻めることができます。
立木があったり、小さな流れ込みがあったりと、まさにブラックバス釣りの教科書通りのポイントが続きますが、ブラックバスからの反応はありません。
「居ないのかなぁ~」と思いながら水中に目をこらすと、少し先の流れ込みの脇に40センチオーバーのブラックバスが居るのを確認。喜んでルアーを投げますが見向きもしません。「い、居るには居るんだけど、ルアーにスレてるなぁ~」という感じ。
その後も粘ったのですが、ブラックバスは釣れず、移動することに。
次にやってきたのは川のポイントで、流れがある分水はフレッシュだと思うのですが・・・。
車を道の脇に駐車してササッと探りを入れますが、ブラックバスからの反応はありません。
こうなるともうどこで釣りをすればいいのか分からなくなり、とりあえず高松市内で有名な釣具店へ情報収集に行きました。
香西釣具店という釣具屋さんで、ブラックバス関連の道具も豊富に揃えてあり、ここなら野池の情報などが掲示されているかも知れないと思い、訪れてみることに。
店内はブラックバスを始め、シーバスや海釣りの道具が所狭しと並べられていますが、シーバスのポイント情報はあれど、ブラックバスの野池ポイント情報はありませんでした。
想像するに、野池はポイントを紹介してしまうと人が押し寄せ、結果、車の駐車問題やゴミ問題などが発生し、釣り禁止になってしまう恐れがあるため、積極的に紹介はしていないのだと思います。
「やはりパラダイスは自分で見つけるしかないのかなぁ~」と友人と話しながら店を後にしました。
香西釣具の近くにあった交差点に設置されている信号機ですが、こんな感じでLED化され、しかもかなりスリムになっていました。このような信号機は関東ではみかけたことがないため、珍しくてつい写真を撮ってしまいます。
早朝(深夜2時)頃より移動や釣りをしてきたため、2人共お腹が空いたのと、眠気が限界に達してきました。お昼も近いため、とりあえずうどんを食べようということで、友人の知っているうどん屋さんに行きました。
『手打ちうどん ふるかわ』といううどん屋さんで、少し幹線道路から奥まった場所にある、地元の人でないと分からないようなうどん屋さん。
いつものようにぶっかけうどんを注文しました。
出てきたうどんは特に他のお店と変わり無いような感じですが、ややうどんの麺が細いような感じ。早速1本を口に入れ味わうことにします。
「ん、結構コシが強くていいうどんだな、美味しいなぁ~」ということで、今まで食べたうどんの中では一番のコシかもしれません。「こ、こんなところに名店があったのね」ということで、2玉のうどんがあっと言う間にお腹に入りました。
とりあえず今日はここで友人と別れ、私は近くの公園の駐車場で昼寝をすることにします。友人とは2日後にまた一緒に野池巡りをする約束をしました。
今夜のごはんは高松市内にある『博多一番どり 高松中央店』で、昼間の友人とは別の友人と食事をすることに。
友人宅の近くにある駐車場にキャンピングカーを駐車し、今夜はビールを飲むことにしました。友人はお酒を飲まないため、食事が終われば駐車場に車で送ってくれるということで、ご好意に甘えることに。
友人宅に泊まってもいいのですが、小さいお子さんのいる家族なので迷惑になると悪いので、私は自宅(キャンピングカー)で寝ることにします。
焼き鳥のお店だけあって焼き鳥やその他のメニューも充実しています。子供向けの食べ物もあり、ここであれば家族で訪れてもみんなが満足できそうです。
香川県に来て思うことは、県全体がコンパクトに出来ているため、どこへ行くにもそれ程時間がかからず、道も非常に整備されているため、とても住みやすい県だと感じます。
海もあり、野池や川などもあって、アウトドア関連の遊びをする人にとっては最高に楽しいのが香川県なのではないかと思います。
食事や買い物をする場所もコンパクトにまとまっており、移動に時間がかからないというのは、限られた時間の中で生活する私達にとって非常に有益なことだと思います。
今日は野池を巡ってアチコチしたため、距離が伸びたように感じますが、実際は前日に距離計をリセットするのを忘れただけで、100キロも走行していないと思います。
さて、明日は何をしようかな・・・。