キャンピングカーで放浪の旅【10日目】釣り~たも屋(うどん)~屋島~瀬戸内海のジェットスキー
キャンピングカーでの放浪の旅も10日目。昨夜友人とビールを飲みながら食事をした後、キャンピングカーに戻って寝ていたのですが、夜中に結構な勢いで雨が降っていました。
特に寝苦しいようなことはなく、逆に寝袋に潜り込んで眠らなければ少し寒い位の気温。そう言えば放浪の旅に出てキャンピングカーのエアコンをかけながら就寝したのは1回だけで、それも短時間でキャンピングカー内が冷え冷えになったため、その後は止めて就寝しました。
梅雨時のため、昼間にそれ程気温が上がらず、夜間に雨が降ったりすれば暑くならないため、毎晩快適に就寝できています。
今日は、昨日釣れなかった府中湖の流れ込みをもう一度1人で攻めることにします。暗いうちからポイントに入り、良さそうなところを探ってみました。
しかし結果はノーフィッシュ。ブラックバスからの反応はありません。「う~む、なかなか厳しいなぁ~」と思いながら、少しキャンピングカーの中で朝寝をします。
目が覚めて向かったのは、イオンタウン綾川店。ここで今日はお土産を買うことにします。高松駅に行けばお土産屋さんが沢山あるのですが、駐車場が有料のため、「有料の駐車場に停めてまでお土産を買うこともないでしょう」ということで、駐車場が無料のイオンへ。
香川県のお土産などが置いてあるコーナーがあるのはインターネットで事前にリサーチ済。種類も豊富に置いてあり、勢い余って愛媛のお土産まで買ってしまいました。
そんな愛媛ナンバーもお隣の県ですから、普通に香川県では走行しています。
お昼ごはんはやはり『うどん』です。今回は、国道沿いにお店がある『たも屋』さんといううどん屋さんへ行ってみました。
お店の中へ入るとお昼時ということもあり、行列ができています。
いつものようにぶっかけうどんを注文しました。薄い色のダシにツヤツヤのうどん、大根おろしとレモンの定番の組み合わせで、とっても美味しそうです。
麺を1本食べてみます。「ん~、程よいコシと弾力で美味しいうどんだなぁ~」ということで、お腹が空いていたこともあって1玉のうどんがあっという間にお腹の中へ。
ちくわの天ぷらも揚げたてで美味しく、1本では足りない程。
お店の外に出ると広い駐車場がほぼ一杯の状態。地元の人達にも人気があるお店のようです。
香川県内のガソリン価格はこんな感じで、
レギュラー・・・146円/L
ハイオク・・・・156円/L
軽油・・・・・・124円/L
という価格で、軽油の価格にしか注目していなかったのですが、軽油の価格は118円/Lというガソリンスタンドもあり、同じ香川県内でも場所によって価格が違います。
今日はもう一杯うどんを食べることにします。向かったのは『セルフうどん かすが町市場』といううどん屋さん。
今回のキャンピングカーによる放浪の旅で1回行ったことがあるのですが、美味しかったのと、写真を撮るのを忘れたので、再訪することに。
お昼の時間をやや外れていたのでそれ程店内は混雑していませんでしたが、次々とお客さんが訪れているのは前回来た時と同じ。
いつものようにぶっかけうどんを注文します。今回はさつまいもの天ぷらをチョイスしてみました。
これはうどん屋さん全般に言えることなのですが、注文してからうどんが出て来るまでの時間が非常に短いということ。ここ『かすが町市場』さんも、注文してレジで先払いのお金を支払っている最中に、その脇から自分の注文したうどんが出てきているというスピード感。
これはマクドナルドや吉野家の提供スピードを遥かに凌駕しており、このスピード感と正確さで商売をされたら、他のファストフード店は堪らないだろうと思います。
関東にも店舗が多数ある『丸亀製麺』といううどん屋さんもそこそこの提供スピードを誇っており、このスピード感とうどんのコシ、トッピングメニューの豊富さが人気の秘密ではないかと思える程。
うどんは前回同様コシがしっかりとあり、非常に美味しいうどんでした。こんなお店が沢山ある香川県は羨ましい県だと改めて思います。
お隣の県である徳島ナンバーも確認しました。
香川県を代表する山に、『屋島』という山があります。
屋根のような形をしているから屋島だということらしいですが、確かに屋根のような形をしています。山のふもとにある平地では、マンションの建設が盛んに行われていました。
この辺りは高松市内もそれ程遠くはないため、住むにはいい場所ではないかと思います。
香川県にもサークルKというコンビニエンスストアがあったため、寄ってみました。
食後のデザートということで、買ったのは『ミルクココアアイスバー』というアイスクリーム。うどんを食べた後はうどんの塩気のせいか甘いものが食べたくなります。
この『ミルクココアアイスバー』がとっても美味しく、あまり見かけることはありませんが、なかなかのものでした。
屋島に行く途中の道で見かけたキャンピングカー、『コルドバンクス』。広い駐車場の片隅にひっそりと置かれていました。香川県を走行していてもあまりキャンピングカーに出会うことが無かったのですが、所有している人はちゃんと居るようです。
今度は海側の防波堤に椅子を並べて海を見ながら食事をしている家族を発見。波が穏やかな海を見ながらノンビリと食事をする風景に、何だか癒される私。「いいなぁ~、こんな環境」と、素直に憧れてしまいます。
山道からは高松市の様子が見えました。
少し霞んでいますが、穏やかな海の光景です。
途中海辺へ降りる道があったので、車を停めて降りてみました。
こんな感じの雑木林の中を歩いて海へ出ます。
静かな海岸が広がっています。砂の色もキレイで、海もキレイです。
日曜日なのですが、誰も海辺には居ません。こんなキレイな海辺なら関東であれば人が押し寄せそうですが、ここにはそのような光景はありませんでした。
屋島の裏側に来ました。対岸に見えるのは庵治町の山々で、その間には静かに瀬戸内海の海が横たわっています。
と、思っていたら、漁港の影からジェットスキーの集団が静かな海に出てきました。7艇の集団で、波の穏やかな湾内を楽しそうに航行しています。
ランナバウトが2艇、ぐるぐると湾内を航行し、気持ちよさそうです。「あ~、これだけ波が穏やかで海もキレイだからジェットスキーに乗っても楽しいだろうなぁ~」と思いながらしばらく眺めていました。
この7艇以外にジェットスキーの姿はなく、関東の有名ゲレンデのような混雑とは無縁のようです。
キャンピングカーの向こうに山肌の見える山は採石場となっていて、全国的にも有名らしい『庵治石』を取っているようです。
屋島を後にして今度は高松市内を抜け、高松港の周辺を散策してみます。
高速船送迎場があり、行き先は『小豆島・直島・豊島・大島』となっています。波が穏やかな瀬戸内海のため、高速船に乗っていても揺れが少なくて快適なのではないかと思います。
芝生広場の先は海。家族連れがノンビリと釣りを楽しんでいました。駐車場は有料ですが、こんな気持ちのいい環境の中で釣りができるのなら安いものです。
かなりアチコチ見て回りましたが、本日の走行距離は89kmと、やはり県がコンパクトにできていると感じるところ。
明日は友人と野池巡りに行く予定です。