キャンピングカーで埼玉県の秩父方面にお出掛けしました【その2】
キャンピングカーで埼玉県の秩父市に来て二日目。道の駅秩父での起床は午前5時。何だか空に雲が垂れ込め、あまりパッとしない天気のよう。
「でも曇りの方がカンカン照りの昨日のように暑くならないからいいよね」ということで、とにかく前向きに考えることに。
早朝ですが、キャンピングカーで軽く移動をしてみます。途中の踏み切りで電車と遭遇。『秩父鉄道』の電車のようです。埼玉県の羽生(はにゅう)から三峰口駅までの間を運行している列車のよう。
線路の脇には、ぶどう狩り いちご狩り『秩父フルーツファーム』石焼バーベキュー、といった看板も見えます。
『バイクの森 おがの』という看板もあり、休館中ということですが、何なのでしょうか?インターネットで調べてみると、オートバイライダーによる町興しを実践していた埼玉県・小鹿野町にある「バイクの森ミュージアム」ということで、バイクの展示や温泉施設があった模様。閉館したのは平成22年ということなので、5年程前に閉館になったようです。
このような観光施設を維持管理していくのは並大抵のことではなく、年間を通じて安定した利用者が見込めなければ成り立たないのではないかと思います。
秩父駅周辺にもこのような感じでキャンプ場や観光地が多く点在していますが、なかなか経営は大変なのかもしれません。
トンネルを抜け、さらにキャンピングカーを走らせます。
山道を走っていると空から大粒の雨が降ってきました。「う~む、曇り空ならいいけど、雨はいらないなぁ~」と勝手なことを思いながらキャンピングカーを転がしていきます。
到着したのは道の駅『大滝温泉』。ここは関東道の駅アワード2014プレミアム30に選ばれました、という道の駅。温泉の入浴料は・・・、
●一般(中学生以上) 700円
●小学生 400円
●乳幼児(小学生未満) 200円
ということで、「う~む、700円かぁ~」基本的に日帰り温泉に払う金額は500以下が望ましいと思っている私にとってはちと高額。シャンプーや石鹸などは自分で持ち込むから500円程にしてくれれば嬉しいのになぁ~と思ってしまう次第。
温泉側もシャンプーやボディーソープを揃える費用もバカにならないと思うため、持ち込んでもらえる方がいいと思うのですが、いかがでしょうか?シャンプーや石鹸を持ってきていない人にはシャンプー石鹸のセットを200円程で販売すれば済むと思います。
基本的に体を洗って汗を流すだけの風呂に1,000円とかの金額を出すのはちょっと勘弁といった感じ。だってどれだけ丁寧に時間をかけて全身くまなく洗っても、1時間もすればオヤジ臭くなってしまうため、あまりありがたみを感じないということも事実。
そんなことをウダウダ言っていても仕方ないので、道の駅大滝温泉のトイレを借りることに。「お~ウォシュレットが完備されとる~」ということで、温泉700円でもいいかとコロッと態度が変わる私。
「しかし最近は高速道路はもとより、道の駅のトイレにもウォシュレットが付くようになったのね」と、感慨にふけるオヤジでした。日頃から「ウォシュレットのないトイレはトイレにあらず」みたいなことを言っている私にとって、無料で開放されているトイレにウォシュレットがあるのはとっても嬉しいこと。
気が付けば雨も上がり、山の姿も徐々に見えはじめてきています。
道の駅の裏側には荒川が流れ、水は「めっちゃキレイ」という程ではありませんが、『そこそこ』キレイな水が流れていました。
雨に濡れた山道を再びキャンピングカーで走ります。
工事をしているダムの脇を抜け。
狭いトンネルではすれ違い待ちをし。
たどり着いたのがこの駐車場。結構広い駐車場で、第一駐車場:大型・マイクロ…21台、普通車…240台収容/第二駐車場:普通車…42台収容と、300台程の車が駐車できる大きな三峰山の駐車場。
三峰山(埼玉県/秩父)の駐車料金(2015.07.28時点)
●二輪車・・・・・・200円
●乗用車・・・・・・510円
●マイクロバス・・1,020円
●大型バス・・・・1,540円
ということで、私のキャンピングカーは時々マイクロバスクラスや大型バスクラスに間違われることもあるため、料金が幾らだと言われるのか不安でしたが、乗用車料金510円で済みました。
ホッとしながら領収書をもらい、駐車枠の中にキャンピングカーを駐車します。
三峰山の駐車場から本日の目的地である三峯神社までは徒歩で15分程。この頃になると急速にお天気が回復してきて、時々日も差すようになってきました。「あまり暑くならないうちに参拝しよう」ということで、三峯神社へ向かって歩き出しました。
次回は三峯神社の詳細をリポートします。