百里基地の航空祭2016に行ってきました【その4】
2016年11月3日に埼玉県の入間基地にて開催された航空ショーの感動が忘れられず、今回は2016年11月27日(日曜日)に茨城県の百里基地で開催された航空祭を見に行った時の様子をご紹介。
ブルーインパルスの飛行展示までは時間があるため、戦闘機の格納庫に展示されている様々な自衛隊関連機器を見ていくことにします。
これは海難救助に使うゴムボートなのでしょうか?真っ黒に塗られているところをみると、どうも海難救助というよりは、闇夜に敵に近付くためのボートのような気もしないでもありません。
ゴムボートの船体はもちろん、船外機まで真っ黒に塗装されており、白い部分は船舶番号の部分だけ。それも取り外し可能な感じで掲示されているため、やはり何かの作戦に使用するエンジン付きゴムボートではないかと思うところ。
その真っ黒なゴムボートの隣にあったのが、これまた真っ黒なウエットスーツや足ひれ。シースクーターの姿も見えますが、これも真っ黒に塗装されています。
「黒色が渋いからみんな黒にしちゃったのかな?」と、冗談みたいなことを思ってしまう程、黒色の装備品が多数。
対して、こちらのシーアンカーやロープなどの装備品は黒色ではありません。やはり全ての物を黒色にするのは無理があるのでしょうか?でも、自衛隊であれば迷彩色ではないかと思ったりもしますが、その辺りはどうなんでしょうね。
変わってこちらは山岳救助部隊のスタイル。白い服に軽くカモフラージュっぽい模様が見えます。
こちらはヘリコプターで救護者を吊り上げるための折畳式ストレッチャーとありました。吊り上げるためのワイヤーの姿も見え、よくテレビなどで救助される風景を見ますが、風で煽られたストレッチャーがグルグルと回転していたりして、乗っている方も結構怖いのではないかと思ってしまいます。
その他、ヘリコプターなどで救助活動をする際に使用されるであろう機器が展示されていました。
こちらは航空機から降下するためのパラシュート。実際に近くで見ると相当な大きさがあり、最初は収納された状態で背負っているのですが、30kg程の重量があるそう。
そして降下スピードも意外と速いため、うまく着地しなければケガをすることもあるとか。先日の入間基地の航空祭で見た降下訓練も、何でもないような感じで着地していましたが、やはり相当訓練をしなければうまく降下することはできないようです。
そうこうしているうちにブルーインパルスの展示飛行が始まりました。4機が編隊を組み、曇り空ではありますが、空を駆け抜けていきます。
ブルーインパルスの展示飛行が始まる頃には飛行場地区の人出はピークに。皆さん空を見上げ、カメラのシャッターを盛んに切っていました。
今度は6機の編隊飛行を披露。ただ、本日は上空に雲が垂れ込めているため、アクロバティックな飛行は無し。遥か前方や側方から飛行場地区へ飛行し、上空を横断するだけとなってしまいました。
それでもまだ飛んでくれるだけマシで、悪天候の場合はブルーインパルスの飛行展示自体が中止になることもあるため、贅沢は言えません。
遥か前方から着陸灯を点灯させてこちらに向かってくるのですが、その機影の間隔が尋常でない程近く、ぶつかってしまうのではないかとハラハラしてしまう程。
しかし訓練に訓練を重ねたブルーインパルスのパイロットがミスをするはずもなく、キレイな編隊飛行を私達に披露してくれました。
見て下さい。この間隔で時速800km/h以上のスピードで飛行しているなんて、ちょっと常人では考えられませんね。
これは2016年11月3日に開催された、入間基地の航空祭のブルーインパルスの飛行展示の様子。真っ青な空に『ギュイーン』とどこまでも昇り詰めていくようなブルーインパルスの姿を見たかったのですが、また次回のお楽しみとしましょう。
それでも、入間基地の航空祭と違い、桁外れに迫力の大音響で飛行するF15戦闘機の姿を間近で見られたことに大満足。また来年の百里基地の航空祭も是非来てみたいと思いました。
入間基地の航空祭も多数の観光バスが来ていましたが、百里基地の航空祭も多くの観光バスが来ていました。
それにしても最近の観光バスはフロントフェイスがカッコいいですね。1台数千万円はする大型観光バスだけに自分で所有することなどは出来ませんが、お金があったら一台所有して、中をホテルのように改装して使ってみたいと思ったりして・・・。
航空自衛隊の航空祭がこんなに面白いものとは知らず、今まで損した気分。これからは行ける範囲で航空祭があれば見に行ってみたいと思います。
健忘録として・・・
〇テクノパーク周辺の路上駐車場の先頭付近に駐車するには、前日の夕方~22:00頃に行かなければならない
〇路上駐車場は一度駐車するとその後の移動は無し
〇あまり早い時間帯に行くと南駐車場には入れてもらえず、テクノパークの路上駐車場となる
〇それでは南駐車場に入れるための最適な時間は何時かということは不明
〇テクノパーク路上駐車場でも、午前1時前後に来れば、百里基地正門まで徒歩で10~15分程の場所を確保可能
帰りは例の路上駐車場の場所へ自分のキャンピングカーを目指して帰りました。
基地の外でも戦闘機やブルーインパルスの飛行展示を見ることができる場所があります。
グーグルマップ上で言うとこの辺り。来年の百里基地航空祭はこの駐車場からノンビリと見るのもいいかもしれません。
このキャンピングカージルの総走行距離も174,200kmとなりました。そろそろオイル交換をしなければならない時期に来ているので、またトヨタディーラーにお世話になろうと思いながら帰宅しました。