ジャパンDIYホームセンターショー2014を見に幕張メッセに行ってきました【その05】
今回は、2014年8月30日に千葉県の幕張メッセで開催された、ジャパンDIYホームセンターショー2014に行ってきた時の様子をご紹介。
なんだかよく分からない展示物がまたまた出てきました。何やらテープのようなものがグルグルと巻かれ、元の車が何なのかさっぱり分からなくなっています。よくよく近付いて見てみると、シール状のデザインテープを車体に貼って、車(多分ジムニー)をデコレートしようという企画のようです。
普通であればこんなことをすれば叱られてしまうところですが、イベントなので車に自由にシールテープが貼れるため、小さな子供が喜々としてテープを貼り付けていました。車体を始め、窓やタイヤなどにもおかまいなしにテープが貼られているため、イベントが終了した後に剥がすのが大変そう。
アピオというジムニーなどをチューニングしたりドレスアップをする会社が企画しているようです。
そのアピオが作製したジムニーのコンセプトカーがこちら。一見古びて錆びているように見えるのですが、コレは全てペイントによるもの。継ぎ目部分の錆びの様子など、実に細かく造られていて、思わず「コレってわざと塗装でこんな感じの雰囲気にしているんですか?」と、ブースの店員さんに聞いてしまいました。
さらに、リベットも本来のジムニーにはもちろん打たれていないため、こちらもデザインのためにリベットを打ってあるようです。
給油口の蓋もあえて外されていて、周囲をリベット打ちし、ガソリンを給油する時に外すキャップを鍵付きの物に変更しているという念の入れよう。
当然のように足回りも強化されていて、アピオジムニーのホームページを見てみると、『スーパーつよし君』と言う強化パーツが組み込まれているようです。
このコンセプトジムニー、実際に使用されていた車両のようで、後輪のフレーム付近に泥が付着しており、かなりリアルな感じがします。アピオは神奈川にあるジムニーのチューニング・ドレスアップ専門店で、普通のジムニーに物足りなさを感じている人にとっては、頼りになるお店のようです。
この塗装を施したジムニーの価格は不明ですが、塗装を施さないチューニングカー(マフラーや足回りの改造)のお値段は150万円~位となっているようで、それ程高額ではありません。
ちなみにジムニーが乗り上げている鉄製のスロープはこの溶接機(スズキッド製)を使って作りましたとあり、さりげなくDIY関連の宣伝をしているところが面白い。
スズキッドのアーキュリー80ルナ2を使えば、
1.初心者でも簡単に溶接できます。
2.家庭用コンセントで使用できます。
3.軟銅・ステンレスを溶接できます。
ということで、このような小型の溶接機(SAY-80L2)があれば、家庭でも手軽に溶接ができ、工作物の作成範囲がかなり広がると思います。楽天で37,000円ちょいで販売されていて、使った方の評価も非常に高いもので、何だか自分も欲しくなってしまいました。
こんな小型で手軽な溶接機があれば、非常に便利かもしれません。
突然スイマセン。驚かすつもりはないのですが(少しはあるけど・・・)こんな展示物も。
焼かれています。まさに断末魔の叫びのような感じのこの鳥。バーベキューグリルの上でこんがりと焼かれている様子が展示されていて、ジャパンDIYホームセンターショー2014のアウトドアコーナーのバーベキューセットの展示だと思ってしまうところ。
しかし残念ながらそうではなく、FJというトヨタブランドのオフロードカー(RV車)を展示・紹介しているコーナー。こちらのコーナーもジャパンDIYホームセンターショー2014の会場内では異色のコーナーで、ずらりと並んだFJクルーザーは圧巻です。
FJクルーザージャンボリーなるFJクルーザーユーザーのイベントも開催されているようで、会場内にある液晶テレビでその様子が紹介されていましたが、キャンピングカーのキャンプ大会同様に多くの方が参加して盛り上がっているようでした。
街中で時々見掛けるこのFJクルーザー、じっくりと見たことはないのですが、ドレスアップしている車両はどれもカッコよく、こんなRV車でアウトドアライフを満喫するのも悪くないと思ってしまいます。
ジャパンDIYホームセンターショー2014とは趣向がまたまたズレてきてしまいましたが、バーベキューセットも見られた(雄叫びの鳥と共に非売品)ので、よしとしますか・・・。
次に続きます・・・。