ジャパンDIYホームセンターショー2014を見に幕張メッセに行ってきました【その06】

今回は、2014年8月30日に千葉県の幕張メッセで開催された、ジャパンDIYホームセンターショー2014に行ってきた時の様子をご紹介。

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三条鍛冶道場という看板には、様々な鉄で造られた刃物関連製品の写真が掲載されていて、一目見て刃物関連の製造販売をしている会社だと分かります。新潟県の三条市に開設されている鍛冶体験講座のことらしく、ちょっと長くなりますが、概要を説明しておきます。

『三条は古くから金物のまち三条として全国に知られ、現在では全国有数の金属産業都市と言われるまでに発展しています。この発展の源は和釘づくりから始まる鍛冶の技術と、ものづくりへのあくなき挑戦精神にあります。平成5年度に鍛冶職人の方々の熱意により切り出し小刀づくりの体験講座「三条鍛冶道場」を開講し、様々な鍛冶体験事業を実施してきました。三条鍛冶道場は平成17年に伝統技術とものづくり精神を次世代に継承し、新たに発展させるための研修施設として開設しました。三条鍛冶道場では、鍛冶や木工等に関わる後継者の育成及び伝統技術の継承事業、市民を対象としてものづくり体験研修の実施や小中学校の総合学習の場として活用されています。市民をはじめ県内外の皆様からのご利用をお待ちしております。』

ということで、市民を対象とした鍛冶体験をさせてもらえる施設のよう。鍛冶体験など滅多にできるものではないため、私もキャンピングカーで新潟に行く際には訪問する場所の候補に入れておこうかと思いました。

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ショーケースの中には『鉈(なた)』や『鉞(まさかり)』などの製品(作品)が並び、その美しい仕上がりの様子は、やはりMade in Japanを感じさせるところ。

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包丁研ぎのコーナーでは、多くの方が包丁研ぎの職人さんに指導を受けながら、熱心に包丁を研いでいる姿も見えます。

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巨大切り出し小刀という展示品があり、小刀なのに巨大という名前が付いており、何だか矛盾した感じがするのは私だけでしょうか?それにしてもかなり『デカイ』小刀で、何に使うのか用途は不明。「それでもデカイから値段もそれなりだな~、38万円もするのか、刃物の値段じゃないよね、もはや芸術作品としての価値の方が大きいような気がするよな」と思って見ていました。

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で、家に帰ってデジカメの写真を見ていて発見したのですが、この『巨大切り出し小刀』のお値段は、38万円ではなく380万円という価格!「えっ、桁がひとつ違うの・・・」と、しばし絶句。中古のキャンピングカーや、フルチューンしたジェットスキー(水面上で時速130Km位は出る)が余裕で買える価格。

越後三条鍛冶集団、恐るべし・・・。

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ささ、次、次、ということで、今度はキレイなぐいのみなどのコップ類の展示を見ます。やはりこちらもMade in Japanということで、美しい仕上がりが芸術作品のようです。

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さらにこちらのSUWADAのつめ切りは、NHKの経済羅針盤など数々のテレビ・雑誌などのメディアで紹介された、世界的に有名なスワダのつめ切りです。とあり、「世界的に有名という割には、私は知らないぞ」と思いながら手にとってみました。なんだか工具のニッパーのような造りで、こんなんでつめが切れるの?というところが正直なところ。

つめを実際に切ってもいいように、隣につめを入れる容器が置いてあり、実際に切られたつめが入っていました。半信半疑で親指のつめを切ってみます。「サクッ」という感じで音もなくつめが切れていきます。「ん、なんだかいつも使っているつめ切りのような、パチンという手応えがないぞ」と思いながら、何回か切ってみますが、相変わらず手応えはありません。

「あ~、つめ切ったからやすりで角を整えないとな~、そうしないと引っ掛かるんだよな~」と思って切り口を触ってみるのですが、何だかいつもと様子が違います。「ん、スベスベ?引っ掛かりがない?」そう、なんだかやすりもかけていないのに、すべすべなんです、つめの角が・・・。

店員さんに聞けば、合わせ面を極限まできっちり合わせて造っているので、切ってもつめがささくれ立たないということらしい。「す、スゲェ~このつめ切り」価格はつめ切りとは思えない価格ですが、確かに良いものは良い、そう思える製品。

このように予期せず極上の製品に出会うことができると、無条件で幸せな気持になるものです。やっぱりMade in Japanって伊達じゃないよね、と思った三条鍛冶コーナーでした。

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こちらは、アークランドという会社のコーナーで、主に害獣を捕獲する機器を販売している会社のよう。

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鉄フェンス状の捕獲器はイノシシやサル、野良犬用ということで、かなり頑丈な造りになっています。

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では、熊用はどれだと思っていると、何と熊のぬいぐるみの後方にある筒状の捕獲器のようです。熊はパワーがあるので、鉄製フェンス仕様では捕獲しても破壊されてしまうということなのでしょうか。おそるべし熊のパワー。

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もちろんネズミなどの小さな害獣用もあり、害獣に悩まされている場所などでは確実に需要があると思いますが、私にはあまり縁のない商品かもしれません。タヌキやキジの出るような田舎在住ではありますが、イノシシ被害に遭う畑などもないため、今のところこのような商品が必要になっている訳ではありません。

ただ、世の中にはいろいろな製品があるもんだと思うところ。

また長くなってしまったので、次に続きます・・・。

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