ジャパンDIYホームセンターショー2014を見に幕張メッセに行ってきました【その07】
今回は、2014年8月30日に千葉県の幕張メッセで開催された、ジャパンDIYホームセンターショー2014に行ってきた時の様子をご紹介。
こちらは、シンワという測量機器メーカーのブースで、建築現場などで使う水平出し機や墨ツボなどを展示中。水平出し機も現在はレーザーを使用して計測を行なうようになっていて、スイッチを入れると緑色や赤色のレーザー光線が照射され、それを受ける受光部とセットで使用するようになっているようです。
普段の生活ではあまり見掛けることのない機械だけに、何だか足が付いていて、『火星探査用ポット』のような感じがします。ホームページの商品の詳細はこんな感じです。
『見やすく安定した高輝度ラインのレーザーロボグリーンNeoBRIGHTシリーズのご紹介。 赤色よりも視覚的に見やすいとされる緑色のレーザーを採用しました。ダイレクト式半導体レーザーを採用したので低温・高温での安定性に優れています。 波長変換式よりもライン光の幅・強さが全体的に均等で安定した照射が可能です。ACアダプターが付属していますので、長時間の作業でもご使用いただけます。 また、グリーンでも見えないほど明るい現場でも音とランプでラインをしらせてくれるグリーン専用のレーザーレシーバも別売しております。』ということで、このレーザーロボグリーンの価格は8万円弱。
これが高いのか安いのかは分かりませんが、レーザーなどの高度な技術を使っているため、この位の値段はするのかも知れません。ショーケースに入れられて展示されており、ホームセンター等で販売している商品の中でも比較的高額な商品になると思います。
新製品コーナーにはカラフルな墨つぼなどが置いてあり、この墨つぼ、昔、家を建てる現場などで黒い鉄製の似たような形の器具に滑車のようなものが付いていて、その滑車に糸が巻かれ、それを引き出して木材などの上に線を付けている作業を見たことがあります。それの現代版のようで、筐体は鉄製ではなくプラスチックで、糸巻きの部分は収納され、何だかとっても重量も軽く、コンパクトにできています。
昔の墨つぼに比べて重圧感みたいなものは何もないのですが、現場で使う道具はコンパクトで軽いタイプのものが多分好まれるのでしょうね。これも時代の流れと言えば流れですが・・・。
ちなみにコレが昔の墨つぼで、鉄製ではなく木製のようですね。私は黒いからてっきり鉄製なのかとずっと思っていましたが、どうやら木製の道具のようです。
こちらは、グリーンライフのコーナーで、made in SANJO JAPANと書いてある、収納庫を展示中。屋外に置く中型収納庫で、扉がピタッと閉まるのが特徴で、この『ピタッ』と閉まるというのは加工精度が良いという証。
薄い鉄板で構成されている屋内物置は、加工精度が良くなければ容易に歪みが出てしまい、その結果扉が『ピタッ』と閉まらなくなってしまいます。
実際に扉を開閉してみましたが、確かにスムーズに動く上、ピッタリと閉めることができます。
ジャパンDIYホームセンターショー2014の会場内でよく見掛けたのがこんな感じのバーベキューグリルで、昔からアウトドアにはバーベキューがつきもので、とにかく外で食べるバーベキューは最高とばかりに、キャンプなどに行くと肉を焼いたりするご家庭も多いはず。
私も昔はキャンピングカーにバーベキューグリルと多くの食材を積み込んでジェットスキーを牽引してよく海や湖に行ったものです。しかし最近はバーベキューグリルが古くなり穴が空いてしまい、そのグリルと壊れかけた焚き火台を融合させて、焚き火グリルみたいになっているため、バーベキューはその焚き火グリルで時々するだけ。
確かに野外でバーベキューコンロを使って肉を焼いたりするのは楽しいのですが、炭火を起こしたり終わった後に炭を片付けたりするのが面倒。と、思っていたら、便利なものがありました。
火おこし・火消しつぼ(兼用)という商品が。このつぼの底付近に新聞紙等を入れ、それに火を付ければ煙突効果で自然に炭に火がついていくという商品。今は炭をひたすらバーナーで炙り、その後うちわで必死になってあおいで炭火を起こしている状態。それが面倒でバーベキューをするのが億劫になっていたのですが、コレがあれば放っておいても炭に火がつくため、かなり便利ですね。
しかも、べーべキューが終わった後に燃えている炭を入れて蓋をすれば、火消しつぼとしても使えるようで、今までは残った炭に水をかけてゴミとして処分していたため、炭の再利用ができ、節約にもなります。このような商品があるとは薄々気がついてはいたのですが、最近はあまり積極的にバーベキューをすることもなくなったため、詳しくは知りませんでした。
でも、こんな便利な商品があるのであれば、またキャンピングカーにバーベキューセットを積んで出かけるのも悪くないかもしれません。こんな面白い製品や商品に出会うことができるのも、ジャパンDIYホームセンターショー2014の楽しみのひとつ。
ということで、またまた次に続きます。