キャンピングカーとインバーターの深い関係!?
キャンピングカーとインバーターは切っても切れない関係で、我が家のキャンピングカーにもしっかりとインバーターは装備されています。昔からあった装備品ですが、近年は容量の大きなタイプが好まれるようで、1000Wとか、1500Wクラスのインバーターを標準装備しているキャンピングカーも珍しくなくなりました。
インバーターがあれば、携帯電話の充電をはじめ、パソコン、ゲーム機、小型の扇風機などが使え、容量の大きなインバーターであれば、エアコンを動かすこともでき、発電機やキャンピングカーのベース車両のエンジンを掛けることなく室内を冷やせるため、今の時代に合った『エコ』なキャンピングカーとなります。キャンピングカー界の老舗であるバンテックのキャブコンにも、確かインバーターで駆動するエアコンが装備され、静かに冷房できるシステムが組まれています。
そんな我が家のインバーターですが、300Wという小型の出力にも関わらず、10年以上使用しています。本当はもっと大きな出力のインバーターが欲しかったのですが、一時500Wクラスのインバーターを併用していた時、サブバッテリーへの充電用ケーブルの間に入っていたヒューズが溶断する事例が頻発し、やむなく300W一本の運用となっています。大容量のインバーターは確かに魅力的ではありますが、やはりサブバッテリーやその周辺の配線にかなりの負担が掛かっていることは確かで、下手をすれば火災の恐れもあるため、闇雲に容量を大きくすればいいものでもありません。
500Wを導入した当初は、正常に使えている時でも、サブバッテリーの減りが異様に早かったのを覚えています。対策としては、サブバッテリーをツイン化したり、サブバッテリー自体を高性能なものにしたりする必要があり、そこまでお金を掛けるならいっそ『発電機』を買った方がいいんじゃない?と思ったこともありました。しかし、最近友人のトラキャンに大容量インバーターとエアコンを装備しているところを見て、また「アレもいいな・・・」と思っている自分がいます。ただ、先日ベース車両のオイル交換やエアコンのガス補充も済ませ、これからはショックアブソーバーの交換や、ベンチレーターの増設を目論んでいるので、その費用までは手が回らないというのが、正直なところ。古いキャンピングカーを維持していくのは、それなりに楽しいのですが、「お金がかかるなぁ~」というのが実感です。
あ、来週は、東京キャンピングカーショーがビッグサイトでありますね。たまには新車のキャンピングカーでも見て目の保養でもしようかな・・・。