キャンピングカー専用タイヤがブリヂストンからひっそりと発売されていたことに驚いた私。これからのキャンピングカーのタイヤのことも少し考えてみました。
そろそろジェットスキー用のトレーラーのタイヤを交換しなければならないと思っています。
ジェットスキーの存続自体がなんとなく黄色信号ながらも、トレーラーがあればジェットスキー以外のものも運ぶことができるため、とりあえずジェットスキーに乗らなくなっても維持しようかと思っているところ。
この2艇積みのトレーラーを購入してから5年の月日が経過していて、まだまだタイヤの溝はあるようなのですが、タイヤ表面に細かいヒビのようなものが目立ちだしたことと、空気を入れるバルブに付いているゴムも劣化してきている様子。
以前キャンピングカーのタイヤのバルブに付いているゴムが経年劣化でダメになり、朝起きて見てみるとタイヤがペチャンコになっていたことがありました。出先でトレーラーのタイヤがペチャンコになったのではかなわないので、そろそろ交換しようかと思う次第。
それに高速走行中にバーストなどでもすれば、下手をしたらトレーラーが横転してしまう可能性もあるため、やはりタイヤには気を使いたいところ。で、「やっぱりタイヤと言えばブリジストンでしょ」ということで、国産タイヤではシェアナンバーワンのタイヤメーカーのタイヤに履き替えようと思います。ちなみにキャンピングカーのタイヤもブリジストンのM810というトラック用のタイヤで、こないだ履き替えたばかり・・・。
⇒キャンピングカーのタイヤ交換 ブリジストン M810 195/75/R15
このAQトレーラーAQTNDのタイヤサイズは165/70/R13というサイズで、他のメーカーのジェットスキー用トレーラーのタイヤより一回り大きいサイズが採用されています。ただ、純正採用されているタイヤは中国製の訳の分からないタイヤで、やはり高額のジェットスキーを載せて高速道路を走行するのはやや不安が残ります。(ただ、今までトラブルもなく、友人も同じトレーラーを使っていますが、タイヤのトラブルは無しのため、ある程度の信頼はあると思われます。)ですから、交換するのであれば、国産メーカーのタイヤにしようということに。
重量物を載せるトレーラーなので、トラック用のタイヤをチョイスすることになると思い、ブリジストンのバン・小型トラック/バス用タイヤのパージを見ていました。その中でもECOPIA(エコピア)R680というタイヤがサイズもありいいのではないかと思って見ていました。で、そのまま下の方へ視線を送ると・・・。
「ん、ブリヂストン初のキャンピングカー専用タイヤ DURAVIS CAMPER(デュラビス キャンパー)なる文字が・・・」「ふ~ん、キャンピングカー用タイヤね、って、えっ、オイ、そ、そんなタイヤがひっそりと発売されていたのね!」とかなりの衝撃が走りました。
そー言えば最近はオートキャンパーなどのキャンピングカー専門雑誌などもあまり買わなくなり、最新の情報に触れる機会もなかったため、すっかりふいを突かれてしまいました。しかもサイズは195/70R15 106/104Lということで、まさにコレはトヨタのキャンピングカー専用シャーシのカムロードに使用されている標準タイヤそのもののサイズではありませんか!
キャンピングカー文化の最先端を行くヨーロッパには数年前からキャンピングカー専用タイヤというものが存在し、羨ましいと思っていたのですが、ついに日本でもキャンピングカー専用タイヤが発売されたのね、ということで感慨もひとしお。「これでヨーロッパのキャンピングカー文化に一歩追いつくことができたよ~」と、一人感動してしまいました。
同じM810と比べてロードインデックスがやや物足りない気もしますが、キャンピングカー専用タイヤということで、乗り心地や使い勝手を考えれば DURAVIS CAMPERを選択するという手もあります。
ちなみに、両者のロードインデックスは
・DURAVIS CAMPER・・・・・195/70R15 106/104L
・M810・・・・・・・・・・・・195/75R15 109/107L
扁平率が微妙に違いますが、M810の方が耐加重が高いことが分かります。
ちなみにこのM810、そろそろモデル末期のようで、在庫限りのタイヤとなっているため、M810を検討しているキャンピングカー乗りの方は、早めに決断した方が良さそうです。私も今度キャンピングカーのタイヤを履き替える時には、キャンピングカー専用タイヤのDURAVIS CAMPER(デュラビス キャンパー)になるのかしらん、と思ってしまいます。
ただ、M810の後継である、DURAVIS(デュラビス エムハチマルヨン)というタイヤも2014年の8月から販売されているようなので、こちらと悩むところです。
いやぁ~、それにしても突然のキャンピングカー専用タイヤの出現に、ちょっと取り乱してしまい、トレーラータイヤのことなどすっかり忘れてしまいました。なので、トレーラーのタイヤはもうちょっと落ち着いて選ぼうと思います・・・。