ベバストのFFヒーターとアイドリングの燃費比較とコストを計算してみました

最近車中泊をしていて感じることが、「FFヒーターって有難い装備品だったんだな~」ということ。我が家のキャンピングカージルのLPガス式FFヒーターは12年目を超えたところで調子が非常に悪くなり、LPガスの充填も面倒なことから撤去してしまっています。

ただ、冬場に車中泊をする際、明け方の寒さがかなり厳しく、環境に良くないと分かってはいるのですが、あまりの寒さにキャンピングカーのエンジンを掛け、アイドリングで暖を取ってしまうこともしばしば。

周りから見れば「キャンピングカーなのだから断熱もしっかりしているし、暖房器具もあるんでしょ、何でアイドリングしてるの?」と思われているかも知れませんが、背に腹は代えられません。

余程の雪国やスキー場でもない限り凍えてしまうということはないと思いますが、寒いものは寒いもの。冷え切った空気の中で眠るのはやはり辛く、キャンピングカー用の暖房設備が欲しいものです。

ずっと前から注目しているキャンピングカーの暖房設備に、ベバストのFFヒーターがあります。本体内部でガソリンや軽油・灯油を燃焼させ、その熱だけをファンで室内に吹き出し、燃焼用の空気と排気はそれぞれ車外で給排気されるため、燃焼による空気の汚れがないのが特徴。

使い方も簡単で電源スイッチを入れるだけで点火し、それに伴って自動でファンが作動し温風が吹き出すという、家庭で使われている石油ファンヒーターと同じような使い勝手。

温風を吹き出すダクトを延長・分岐することによって、シート下、ベッド下、トイレルームなどに温風を届けることもできるため、特にトイレルームはスキー場などで冷え冷えになり、場合によっては洗浄用の水が凍ってしまうこともあるため、トイレルームへの温風の吹き出しはありがたいもの。

さらにトイレルームに温風を出すことにより、トイレルームを乾燥室代わりに使うこともでき、濡れたスキーウエアや靴なども乾かすことができます。

家庭用のファンヒーター同様にタイマーなどの周辺機器も充実していて、寝る前にセットしておけば起きる前に点火してキャンピングカー内を暖めたり、室内の温度をコントロールすることも可能。

ベバスト FFヒーター

ベバストのFFヒーターの良いところはそれだけではなく、燃費が良いというのも特筆すべき点。参考までにキャブコンやバンコンなどで採用されていることの多い『AT2000ST』というべべストのFFヒーターであれば、1時間あたりの燃料消費量は200cc程。一晩で8時間程度FFヒーターを使用することを想定すれば、消費する燃料は1.6L程度。

軽油 価格

これが軽油であれば、2014年12月時点の軽油価格は全国平均でかなり下がってきていて120円/L程。

1.6×120=192円ということなので、一晩使用しても200円程度。

これに対し、3000ccのディーゼルエンジンのアイドリング1時間当たりの燃料消費量は.07~1L程。

大雑把に0.8L/hだとして、
0.8×8h=6.4Lを一晩で消費する計算となり、
6.4L×120=768円の費用が掛かる計算になります。

これは単純にベバストのFFヒーターの4倍。この4倍という数字を見た限り、やはりFFヒーターの方が圧倒的に有利だと思われそうですが、それはちょっと待ったという感じ。

キャンピングカーの車両の暖房は最初から付属しているものが多い中、FFヒーターは後から取り付ける場合には20万円程の費用が掛かります。

ヤフオクなどで15万円程で本体が販売されていることもありますが、燃焼を伴う装備品のため、取り付け資格を持つ販売店で取り付けることを強くオススメします。多少の費用をケチって事故に繋がる恐れがあるくらいなら、私は専門家に任せたいと思っています。

そこで計算のし直しをしてみます。

一晩で消費する燃料のコストは、

・ベバスト・・・・・約200円
・アイドリング・・・約800円
差額・・・・・・・・約600円

ベバストのFFヒーター一式20万円とすれば、20万円÷600円=333.333~となり、約330晩冬場にFFヒーターを使って車中泊すれば元が取れる計算。

一般的に日本の冬と言えば12月~3月末頃まで。この4ヵ月に毎週キャンプ旅に出掛ければ16泊。ここは正月休みや春休みなどもあるので、20泊とします。

330÷20=16.666~となり、約16年でベバストのFFヒーターの元が取れる計算に・・・。

「16年ですかぁ~」ここが私がベバストのFFヒーターの新たな導入を迷っている一番の理由。

最初から装備されていればこんなに悩むことは無かったと思いますが、他にもいろいろな物が欲しい『物欲大魔王』の私に、冬場だけ使用する16年掛かって元が取れる可能性がある(と思う)、20万円のキャンピングカー用装備品を買うだけの勇気が出ないと言うのが本音。

メンテナンスをきちんとすればそれなりに長く使えるとは思うのですが、いかんせん16年以上使うとなると、その前にベースであるキャンピングカー自体がダメになっているかもしれません。

ですから、「次に購入するキャンピングカーは、絶対にベバストのFFヒーターが装備されたものを購入するぞ」と、心に固く誓う私でした。

仕方ありません・・・しばらくは寒さに耐えながら真冬の車中泊を楽しむことにします・・・。

関連記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る