あると便利なキャンピングカー用冷蔵庫の選び方

キャンピングカーに装備する冷蔵庫は、100V・ガス・12Vの3種類のパワーソースを切り替えて使う3WAYタイプよりも、12Vの電源のみで作動するコンプレッサータイプの冷蔵庫が最強。

3WAY冷蔵庫のガスを使用しての冷却は静かに冷やせるメリットはありますが、ガス関連のトラブルも多い上、キャンピングカーの旅先でのLPガス充填拒否などの問題により、今や時代遅れの装備品になりつつあります。

ガスで冷やす方法が一番冷えるため、どうしてもガスによる作動時間が増え、その結果『炎』の出ている燃焼口が痛み、火力が不安定になることも。解決方法としては燃焼口のススや錆びを除去しなければならないため、簡単ではありません。

私のキャンピングカージルにも昔は3WAY式の冷蔵庫が装備されていましたが、ガスの燃焼口がまずダメになり、最後はガスのバルブが固着してしまい、ガスによる冷却ができなくなってしまいました。

仕方なく12Vでの使用を余儀なくされていましたが、冷えが悪い。ガスで冷却している時はキャンプの時に『キーン』と冷えたビールを飲むことができたのに、12Vの冷却では『何となく冷たいような』ビールを飲む羽目に。そんな事から、キャンプには大型のクーラーボックスに大量の氷を入れ、『キーン』と冷えたビールを楽しむスタイルに変更。私のキャンピングカージルの冷蔵庫はこうして役目を終えました。

その後しばらく放置した後、単なる重たい箱となった冷蔵庫を撤去し、捨ててしまいました。
という訳で、次に冷蔵庫を新たにキャンピングカージルに装備するのであれば、迷わず12Vで作動するコンプレッサー式の冷蔵庫を選びたいもの。

キャンピングカーショー等で見ていいなと思うのは、澤藤のアウトドア用の冷蔵庫。数少ない国産のパーツを使用して海外で組み立てを行っているメーカーで、パーツが日本製というところが良いところ。

製品はオーストラリアにかなり昔から輸出しているようで、現地での過酷な使用条件からフィードバックされる不具合などを基に改良を重ねているため信頼性は高いようです。価格もキャンピングカー専用のビルトインタイプよい安いようです。

キャンピングカー 冷蔵庫

澤藤エンゲル冷凍冷蔵庫 MR040F-D1-GL
価格:¥62,700(税込)

Vitrifrigo1

Vitrifrigo(ヴィトリフリーゴ)コンプレッサー式DC冷蔵庫
60L C60i 12/24V
価格:¥118,800円(税込)

私の所有しているバンテックのジルも3WAY冷蔵庫が装備されていましたが、前述の通り故障してしまい、撤去してあります。その跡地に持ち運びできるポータブル冷蔵庫を置いて車内と車外で使えれば便利だと考えています。

今、新車のキャンピングカーを購入するのであれば、冷蔵庫無しにするか、1WAYのコンプレッサー式の冷蔵庫装備された車両がいいと思っています。

いずれにせよ、LPガスを使わないと満足に冷却できないキャンピングカーの3WAY冷蔵庫を採用するキャンピングカービルダーはこれからますます少なくなって行くと思われます。

新たにキャンピングカーの購入を考えている方へのアドバイスとしては、3WAY冷蔵庫の装備されたキャンピングカーであれば、1WAYのコンプレッサー式の冷蔵庫に交換して貰えるよう確認してみるのもひとつの手だと思います。

逆にその程度の変更に難色を示すようなキャンピングカービルダーや販売店などからはキャンピングカーそのものの購入を止めた方がいいと思います。

そのような所で購入してもその後のアフターサービスや適切なアドバイスは期待できません。

このように、冷蔵庫の変更ひとつとってみてもキャンピングカービルダーや販売店の姿勢が分かるため、試しに聞いてみるのもいいかもしれません。

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