亀山湖でカヌーを使ってブラックバスを釣りました

最近は忙しくて、4月に行った亀山湖の様子を6月にアップしていますが、ご容赦下さいませ。

季節外れの投稿が時々あると思いますが、温かい目で見てください・・・。

暖かい日があったと思えば、寒い日が何日か続いたり、そんなことを繰り返しながら春が徐々に深まり、いよいよ待望のバス釣りの時期がやってきました。近所の池では既に何本かブラックバスを手にしているのですが、今回は千葉県屈指のブラックバス釣りポイントである『亀山湖』へ行くことに。

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この亀山湖、山の中にあるため、陸っぱり(おかっぱり)をする場所が限られているため、釣果を伸ばすにはもっぱらボート釣りがメインとなります。しかしボート釣りとは言え、持っているジェットスキーを持ち込んで釣る訳にはいきません。(逮捕されてしまいます・・・)で、今年も登場させるのが、カヌーです。

スターンズのスピリー2で、今は販売していないようですが、不人気で販売中止になってしまったのかしらんと思ってしまいます。使い勝手の良い、インフレータブルカヌーだと思うのですが・・・。しかし暖かい日が続いていたというのに、今日はうす曇の肌寒い天気。風も少し強めに吹いていて、湖面に出るにはなかなか厳しいコンディション。それでも折角の休みだからということで、ちょっと厚着をして湖面に出る決心をします。

夜中の3時過ぎにいつもの駐車場に到着し、ちょいと不気味な雰囲気の中、目覚ましを午前4時30分にセットしてしばしの仮眠です。あっという間に目覚ましは鳴り、窓の外を見回してみると、うっすらと明るくなってきているのが分かります。かなりキャンピングカー内の気温は低く、「本当に春なのか?釣れるんだろうか?」と、ちょっと不安になる程です。それでも眠い目をこすりながら、カヌーをキャンピングカーから引っ張り出し、コロコロカートを使って湖畔まで運んでいきます。

まだまだ周囲は薄暗く、ちょっと不気味な感じはしますが、あちこちで魚の跳ねる音が聞こえ、気温の割に活性は高そうです。久しぶりにカヌーをバッグから取り出し、たたまれた状態から伸ばしてみます。このスターンズのスピリー2、基本的にはゴムボートと同じような構造のため、空気を入れて膨らませば即使用可能に。手軽な水遊び道具としてなかなか重宝しているところです。

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ただ、周囲が明るくなってきて分かったのですが、それなりに減水しているようで、階段下の湖底が現れています。確か亀山湖のレンタルボート屋さんのホームページには、「通常満水状態」と書いてあったハズなのですが、急に減水したということなのでしょうか?この状態でカヌーを降ろすと、船底がドロドロになってしまうため、あまり良い状態とは言えません。しかしここまできて帰る訳にもいかず、一瞬「陸っぱり」でもいいかと思ったのですが、折角カヌーがあるのだからそれを活用しないのも勿体無い話。ですから、汚れるのは覚悟の上、カヌーに空気を入れて膨らましはじめました。

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ものの10分程で形になるのですが、空気を入れるバルブが3カ所あり、どのバルブから入れればいいのか忘れてしまっています。ただ、船体の分かりやすい場所に空気を入れる順番がイラスト付きで描かれており、やはり同じような悩みを持っている方が多くいるんだと、妙に納得した次第。カヌーを組み立て終わったので、キャンピングカーの中で着替えをしますが、今日は寒いため、ウエットスーツの上から冬用のジャンバーを羽織り、寒さ対策を万全にします。

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一度湖面に出れば寒くなっても簡単には岸に帰れないため、暑くなれば脱げばいいという考え方のもと、少々厚着をして湖面にでます。釣り竿も準備し、カヌーを持って階段を降りていきます。この、スターンズのスピリー2、重量は17kg程とそれ程重くないため、一人でも十分運ぶことができます。減水のため、湖底の砂が露出している部分に「べチャッ」とカヌーを置き、手でそろりと押して、水深10センチ程の湖面にカヌーを押し出します。そのままそろりと横から乗り込み、無理やりパドルを湖底につけて前進させます。この、ゴムボート式のカヌーのメリットは、こんな浅い場所から乗り込んでも十分に水面に浮き、軽い力で進めることができます。

これが、カナディアンタイプのハードシェルカヌーであれば、かなり深いところまでカヌーを持っていかなければ乗り込むことはできません。直進性に劣るとか、スピードが出ないとかのデメリットはありますが、このような状況下ではかなり使い勝手がいいのも事実。曇り空とはいえ、あちこちでひばりがピーチク鳴いており、気温は低くてもやっぱりここは春。静かに湖面をパドリングして、ポイントへ移動します。

今回も春の必釣パターンである、シャローエリアのゴミ溜まり下のバスを狙います。静かにゴミ溜まりに近づき、ゴミの隙間からそっとルアーを垂らします。リグはいつもの『ダウンショット』に、ゲーリーのワームという鉄壁の布陣で挑みます。最近は実績のあるルアーでしか釣りをしないため、昔のように様々なルアーを試すということもなくなり、その辺りは自分自身でもちょっと寂しい気もしますが、外れルアーを投げ続け、時間を無駄にする程暇ではないのも現状。そんなことを考えながら竿先を眺めていると、「ぐーっ」という感じで竿先が水面に引き込まれようとしています。

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「キタッ」と、鋭い合わせをすれば、竿先が水面に引きずり込まれそうな勢いで曲がり、『グンッグンッ』と力強い生命感が伝わってきます。厳しい場所を攻めるため、ラインは切れる心配のないPEラインを使っているため、かなりの引きでも余裕で対処できます。小枝や藻の中からやや強引に抜き出しても、ラインブレイクの心配はありません。そんな感じで抜き出したブラックバスは、30センチ後半の良型。体高もそこそこあり、なかなかのファイトを見せてくれました。

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そんなこんなで約2時間程湖面散策と釣りを楽しみ、釣果的にはブラックバスを5匹と、なかなかの釣果でした。まだまだシーズンは始まったばかりなので、時間を見つけては亀山湖に訪れたいものです。

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