北浦へブラックバスをキャンピングカーで釣りに行った結果・・・

今回は先日茨城県の北浦にブラックバスをキャンピングカーで釣りに行った時の様子をご紹介。

北浦 ブラックバス

昔(18年程前)はよく北浦にブラックバスを釣りに行ったものです。毎週仕事が終わった後、夜中に家を出て北浦を目指し、車の中で仮眠を取り、早朝からブラックバスを釣るというスタイル。

日の出から午前10時位までの間にアチコチのポイントを攻め、何匹か釣り上げて満足したら早めの昼食を摂り、車の中で夕方4時頃まで寝ていました。

そして夕方から再び釣りを始め、そのまま夜釣りに突入することも。

さらに翌日も続けて釣りをするため、そのままコンビニで弁当などを買って食べ、車の中で寝るということもしていました。トイレで顔などは洗いますが、基本的に風呂には入りません。

今思えば相当ワイルドな感じで遊んでいたと思いますが、自分一人で行くため誰に気兼ねする必要もなく気楽でした。もちろん今のキャンピングカーではなく、乗用車での車中泊なので、朝起きると「こ、腰が痛いなぁ~、せ、背中がぁ~」という感じでしたが、そこは若さで何とか乗り切るといった感じ。

その北浦もブラックバスが害魚扱いをされ、捕獲作戦が始まってしまったため数が激減し、最近はあまり釣れないと聞いています。ただ、久しぶりに行ってどのような状況になっているのか、直接自分で確かめたかったというのが正直なところ。

北浦 ブラックバス

先日缶スプレーで塗ったバンクベッドの先端がいい感じで水を弾いています。新車の頃に一度だけ洗車をしてワックスをかけたらこんな感じになっていたことをおぼろげながら思い出しました。

北浦 ブラックバス

前日に雨が降ったため、路面が濡れていますが2015年の4月中旬過ぎの北浦湖畔に寒いという感じはありません。温かい雨だったようで、空気がしっとりとしていて気持ちのいい朝です。

北浦 ブラックバス

北浦にはこんな感じのいわゆる『教科書的』なポイントも多くあり、全盛期にはこのような場所を朝一で攻めればガンガンブラックバスが飛び出してきたものですが・・・。

・・・このポイントでは、全然ブラックバスからの反応はありません、「まぁ、このような教科書的なポイントには既にいないよな」と思いながら移動をします。「とってもいい感じのポイントなんだけどなぁ~」

北浦 ブラックバス

風が時間を追うごとに強くなってきましたが、岬の先端のような場所でブラックバスを狙っている人の姿も見えました。「まだまだ北浦でブラックバスを釣っている人がいるんだなぁ~」と思いながらしばらく見ていましたが、ブラックバスからの反応は無いようでした。

北浦 ブラックバス

右側に見える船溜まりの脇も非常に魅力的なポイントで、早速攻めてみましたが、ブラックバスからの反応はナシ。「ここも全盛期であれば1匹や2匹ブラックバスが飛び出してきても不思議はないんだけどなぁ~」と思いながらポイントを移動する私。

北浦 ブラックバス

この船溜まりも昔はブラックバスを釣り上げた実績のあるポイントで、ここも丹念に探ってみます。

「う・・・、釣れない・・・」ここもブラックバスからの反応はありません。

北浦 ブラックバス

さらに昔よく行っていた北浦のレンタルボート屋さんのある船溜まりの周辺を丹念に探ってみます。すでにブラックバス釣り用のレンタルボート業は廃業しているので、人の姿はなく閑散としています。非常にいいお天気の下、荒廃した感じの船溜まりが寂しさを感じさせます。

レンタル業で賑わっていた頃には、沖で釣ってきたブラックバスをこの船溜まり内で逃がしていたため、かなりの数のブラックバスが常にストックされていて、この船溜まりを攻めておけばとりあえず『ボウズ(一匹も釣れないこと)』になることはありませんでした。

ですから、一匹位はブラックバスが居るのではないかと最大限の期待を込めてかなり丹念にしつこく攻めてみましたが、ブラックバスからの反応はありません。

「こ、ここにも居ないのか・・・」

北浦 ブラックバス

今は使われていないレンタルボートが並んでいますが、その船検のシールは平成15年頃に更新が停止しているようです。10年以上前に営業自体は終了し、そこから時が止まってしまったような感じさえします。

あのバス釣りブームは一体何だったんだろう『ブームは一瞬』という、以前どこで聞いた言葉が頭の中を巡ります。春のうららかな天気の中、栄枯盛衰のはかなさを感じる光景にただ立ち尽くすしかありませんでした。

「やっぱり北浦のブラックバス釣りは終わってしまったのか・・・」そんな予感が確信に変わった瞬間でもありました。

北浦 ブラックバス

そんな感じで一日アチコチ回ってみましたが、結局ブラックバスは一匹も釣れず、腕が無いと言われればそれまでですが、なかなか厳しい状況であることには違いありません。

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