エリアトラウト用釣り糸(ライン)をいろいろと試してみた結果・・・
今回は、最近ハマっているエリアトラウトと呼ばれる、管理釣り場(釣り堀)のニジマス釣りに使用している釣り糸(ライン)のお話。
釣りをしない方にとっては興味の無い話かも知れませんが、釣りをする人間にとっては魚とやり取りをする上で、釣り糸(ライン)の良し悪しは非常に重要。
釣り歴30年以上の私ですが、海釣り、野池でのフナ釣り、ブラックバス釣り、管理釣り場でのニジマス釣りなど、今までどれ程の種類の釣り糸(ライン)を使ってきたことか。
そんな訳でまだ最終的な結論が出た訳ではありませんが、管理釣り場におけるトラウト用釣り糸(ライン)の方向性がある程度見えてきたので、ここに健忘録として記しておこうかと・・・。
まず最初に使用したラインは、この『ユニチカ ユニチカ シルバースレッド トラウト クリアー 150m 3lb』というライン。2016年年初の釣りで蛍光ラインを使って惨敗した経験を基に、同じ3lbという太さながら、透明なラインをチョイス。
これが功を奏し、それなりの釣果を上げることができました。
ただ、ルアーの飛距離をもう少し伸ばしたいと考え始め、次に試したのが禁断の2lbライン。2ポンドのラインなど、私の釣り歴の中では使ったことのない細いラインで、大丈夫かと心配になった程。
『サンライン トラウティストエリア・マイスター2lb』という釣り糸(ライン)を購入。オレンジと透明の部分に分かれており、ルアーを結束する部分に透明部分を使えばニジマスに違和感を与えないというふれ込み。
ライン自体の強度は問題ありませんでしたが、オレンジ色のライン部分にゴワつきがあり、私には合わないラインでした。
『サンライン トラウティストエリア・マイスター2lb』の使い心地に満足しない私は、『アプロード GT-R Trout SUPER-Limited 2lb』という釣り糸(ライン)に巻き替え。
寒冷地(低温下)でもしなやかなラインということで、少々お値段は張りますが、使ってみました。
謳い文句通りにしなやかで強いラインで、ある程度大型のトラウトとのやり取りも問題無し。なかなか良いラインだと思います。
このラインである程度満足していたのですが、ある時釣具店で見掛けたダイワのラインが気になり試すことに。『驚異の耐摩耗性 300%根ズレに強い!』というキャッチコピーが決め手となりました。
というのも、私の行っている管理釣り場(加賀フィッシングエリア)には、岸付近に岩がゴロゴロしており、トラウトとのやり取りをしている時、岩にラインが擦れることが度々。
その都度「ラインが切れる~」と冷や冷やしていたため、『300%根ズレに強い!』ラインであれば、ある程度安心できるかと思い、試すことに。
『ダイワ プレッソ デュラブラ 2Lb(0.5号)-100m』というラインで、『アプロード GT-R Trout SUPER-Limited 2lb』同様にしなやかで強いライン。価格もGT-Rより安価なため、消耗の激しい釣り糸(ライン)において、お財布にも優しい感じ。
「よっしゃ~!釣り糸(ライン)はこの2lbで決まりだなぁ~」と思って使っていたのですが、やはり大型のトラウトとのやり取りや、重いスプーンなどのルアーを投げる時に少々不安がありました。
そんな時に見つけたのが、2.5lbというライン。「ん?2lbと3lbの中間の太さのラインじゃん、コレ良くない?」と、早速安価なユニチカの物をお試し。
ただ、『ユニチカ ユニチカ シルバースレッド トラウト クリアー 150m 2.5lb』というライン、強度は満足なのですが、『ダイワ プレッソ デュラブラ 2Lb(0.5号)-100m』に比べてしなやかさが足りず、「う~む」という感じ。
そこで次に試したのが、『ダイワ プレッソ デュラブラ 2.5Lb(0.6号)-100m』という釣り糸(ライン)。こちらは2lb同様しなやかで強い感じ。コスト的にもユニチカのラインよりは高いですが、GT-R程ではないため、こちらも良い感じ。
結果的には・・・
2g以下の軽いルアー用として『ダイワ プレッソ デュラブラ 2Lb(0.5号)-100m』
2g以上のルアー用として『ダイワ プレッソ デュラブラ 2.5Lb(0.6号)-100m』
を使い分けする感じで落ち着きました。
と、ここで、めでたしめでたしとなれば良いのですが、ブラックバス釣りで多用していた、フロロカーボンラインも気になり、お試しで『クレハ(KUREHA) ライン シーガー R-18フロロリミテッド 100m 2lb』も購入。
先日実釣に使用してみた感想は、「しなやかだけど、ナイロンに比べて硬い印象、感度はナイロンとの違いがあまり感じられず、ナイロンラインでも十分かなぁ~」という感じ。
少し重いルアーをフルキャストしてみると、『ブチッ』という小気味よい音と共にルアーだけが飛んでいくこともあり、「フロロラインだからって特別強いという訳ではないのね」と思った次第。
ということで、前述の通り、しばらくはナイロンラインの2lbと2.5lbをルアーに合わせて使い分けをしていこうと思います。今後また試してみたい釣り糸(ライン)があれば、いろいろと試してみようと思っています。