キャンピングカーで栃木県の『加賀フィッシングエリア』へ行ってきました【ニジマスの入荷状況を間近で見学!?】20170304
今回は2017年3月4日(日曜日)に栃木県にある『加賀フィッシングエリア』という、ニジマスなどの管理釣り場(釣り堀)に行った時の様子をご紹介。
いつものように前夜から加賀フィッシングエリアの第二駐車場へ入り、キャンピングカーの中で就寝。3シーズン用のシュラフで毎回寒い思いをしているため、今回は自宅にあった羽毛布団をキャンピングカーに持ち込んでみました。
明け方近くになっていつも寒さで目が覚めるのですが、今回は目覚ましが鳴るまでグッスリ。起きた時のキャンピングカー内の寒さが厳しい状況の中でも、やはり羽毛布団があれば暖かく眠れることが分かりました。
時刻は午前5時46分。既に私のキャンピングカーの後方には多くの車が入場待ちの列をつくり、3月とは言えまだまだ寒い時期にも関わらず、加賀フィッシングエリアは大盛況の様子。
少し前までは午前6時頃に加賀フィッシングエリアに入場しても、まだまだ周辺が真っ暗で、頭にライトを取り付けて釣りを開始したものですが、最近はやや明るい中での釣り開始となりました。
徐々に日が伸びてきて、本格的なアウトドアシーズンがすぐそこまで来ていることを感じさせます。
グロー(夜光)タイプのルアーをLEDライトで発光させて暗い中ニジマスを釣るという手法もそろそろ終わり、明るい中でも目立つルアー(スプーン)を投げて釣る方法に朝一の釣り方も変わりつつあります。
それでもとりあえずグロー(夜光)タイプのルアーを投げ、本日の1匹目をゲット。型は小さいですがなかなか元気な一匹。
釣り開始から1時間もすれば完全に太陽が辺りを明るく照らし、昼間と変わらない光景になりました。最近は1号池ばかりではなく、3号池でも時々釣りをしています。
3号池は小さな池ですが、ポツリポツリと釣れ、1号池程ではありませんが、一応ルアーに反応する魚は居るみたい。ちなみに2号池とは相性が良くないのか、アタリはあるものの釣れない状況が続いています。
3号池もアタリが遠のき、1号池に戻ってくると、魚の入荷の真っ最中。いつもの『柿島養鱒(かきしまようそん)』のトラックがニジマスを満載して静岡県からやってきていました。
トラックから生け簀に太いパイプを渡し・・・。
運転手のお兄さんが水槽の上で何やらゴソゴソやると・・・。
勢いよく水がパイプから流れ出し、その中にニジマスが多数入っているのが見えます。
かなりの勢いで水がドバドバと流れ出し、生け簀の中へニジマスが入っていきます。近くで見ていると、かなり大型の個体もいるようで、長旅の疲れからでしょうか?横たわっている魚の姿もチラホラ。
「慣れない車の移動で、車酔いしちゃったかな?」と、少々心配になる私。そんな心配をしながらも釣っちゃう訳ですが・・・。
小学生位の女の子を連れたお父さんが説明をしながら魚の入荷を見守っていました。なかなか近くで見る機会も無いため、良い経験になったと思われます。
魚が入荷した後はお待ちかねの放流(フィーバー)タイムの始まり。
俗に言う放流カラーのルアー(スプーン)をブンブンと投げ、放流効果が続く中、8匹程のニジマスをゲット。しかし今回の放流タイム中、ルアー(スプーン)を3個もロストしてしまいました。
「よっしゃ!フィーバータイムじゃ~!」とばかりに張り切ってルアーを投げ、3匹程ゲットした時、「さて、さらに追加じゃ~!」と勢いよくルアーをキャストした途端、『ブチッ!』という小気味良い音と共にラインが切れ、ルアーだけがすっ飛んでいきました。
「うぅ・・・」
気を取り直してルアーを結び直し、数投すると再び・・・
『ブチッ!』という小気味良い音と共にラインが切れ、ルアーだけが・・・
「う、うぉ・・・」
さらに気を取り直してルアーを結び、結び直した直後の1投目で・・・
『ブチッ!』という小気味良い音と共にラインが切れ、ルアーだけが・・・
「あぁ・・・」
やや心が折れかけましたが、フィーバータイムは続いているため、竿をチェンジし、違うルアーで勝負しました。
さすがに3個目のルアーがすっ飛んでいった時には呆然としてしまいましたが、原因は明確。ラインの劣化に気が付かず、少し古いラインを使用していたため、キャスト時の衝撃にラインが耐えられなかったものだと思われます。
それにしてもラインが切れたルアーは良く飛びます。まさに『糸が切れた凧』状態で、反対岸まで行っちゃうんじゃないかという位によく飛んでいきます。
そんな心が折れそうなトラブルもありましたが、フィーバータイムは十分に堪能しました。ちなみに、古いラインはお昼の悶絶タイム(何をやってもニジマスが釣れない時間帯)に、キャンピングカーの中で新しいラインに巻き替えました。
いろいろありましたが、本日の釣果は65匹。少し前から数取り機を導入し、釣れたニジマスの数をカウントしています。
この釣果のルールはコチラ。
・ネット(たも網)インした魚だけをカウント
・ネットが無かった場合は、魚もしくはルアーに手が触れた段階で1カウント
・針に掛かった魚を寄せている段階でバレた(魚が針から外れること)場合はノーカウント
というような自己ルールに従いカウントしていきました。それにしてもニジマス釣りというのはバラシ( 魚が針から外れること)の多い釣りだと思います。実際にはキャッチした数の1.5倍位はヒットしているのですが、ネットインに至るまでの間に逃げられています。
管理釣り場のレギュレーションにより、バーブレスフック(針に抜け止めの『かえし』というものが無い針)を使っているというのもあるのでしょうけど、あちら(ニジマス側)も命懸けの抵抗を見せ、時には水中深く潜り、時にはジャンプをして、何とか針から逃れようと必死。
こちらはレジャーですが、あちらは(ニジマス側)そんなことは関係無し。それを思うと「ニジマスの管理釣り場って罪深い遊びなんじゃなかろうか・・・」と思ってしまうのですが、男の狩猟本能がその罪の意識を上回ってしまう感じで、これからも管理釣り場に私は行くでしょう。
それでも、釣れた魚の取り扱いには気を付けたいもの。釣れてくれたニジマス君達に感謝しながら『そっと』お家に帰してあげようと思います。
そんなことを思いながら、3号池で少し楽しみ、本日の加賀フィッシングエリアでの釣りはお開きとなりました。