新たに導入した充電式バリカンの元は取れるのか
若い頃から床屋が嫌いで仕方なかった私ですが、とうとうお家バリカンが到着し、ようやく床屋に行く面倒から解放されることになりました。
1,000円カットが出てくるまで、床屋に行けば1時間以上の時間を取られ、話したくもない床屋の人と適当に話を合わせながら髪を切ってもらうという時間が非常に苦痛でした。顔剃りもキレイにしてもらったところで翌朝には髭が生えてきているため、無駄な気もしていました。
なので1,000円カットに初めて行った時は衝撃的だったのを覚えています。床屋の人と話をしなくて済む上、時間はわずか10分そこそこで完了。無駄だと思われていた髭剃りも無く、料金も普通の床屋の4分の1程度で済むのは神だと思ったものです。
次第に1,000円カットも面倒になってきた
ただ、人間の慣れとは怖いモノで、次第に1,000円カットの時間と料金にも不満というか、嫌気がさしてきました。髪を切る間隔がだんだんと伸びていき、相当ボサボサになるまで放置し、仕方なく1,000円カットに行くような感じに。
そんな中、新型コロナウイルスの感染拡大によって床屋に行く人が減り、自宅でセルフカットをする人が増えているというニュースを見た時、「コレだ!」と思った私。早速バリカンをネット通販で購入しようと見たところ、在庫の無いモノが多いことに気が付く。
2020年5月頃は手頃な値段のバリカンは品薄状態もしくは売り切れ状態で、価格も高騰しているような気がしました。「コレは買い急ぐと高値掴みするパターンだな」と考え、じっくりと腰を据えてバリカンをウオッチすることに。
時は流れに流れて10月末頃にようやく、価格と在庫の落ち着いてきたバリカンを購入することができました。早速妻にお風呂場でバリカンを使って切ってもらったところ、素人とは言えかなり満足いく結果となりました。コレで1,000円カットに行く憂鬱から解放されたと思うと、嬉しくなったものです。
バリカンの元は取れるのか
購入したバリカンは、パナソニックのプロ仕様のタイプ(パナソニック プロバリカン ER-GP30-K)で、キャンペーン等々を駆使して6,000円程で購入できました。これで1,000円カットに行かなくて済むため、コストの計算をしてみようと思います。
1,000円カットは年4回利用で4,000円なので、2年使えば元は取れる計算になります。ただ、髪を切った後のお風呂場や脱衣場に散らばった髪の毛の掃除が意外に大変で、その労力を思えば2年で元は取れるとは言え、気持ち的には微妙なところです。
節約生活におけるバリカンの副次効果
資産に限りあるサラリーマンの節約生活ともなれば1,000円カットと言えども、年に数回行けばその費用もバカになりません。節約という意味においてはバリカンを導入し、セルフカットの練習を今からしておけば、将来資産の目減りを最小限に抑えることに貢献してくれるものと信じています。
バリカンの元はあっという間に取れることは分かりましたが、何より嫌いだった床屋に行かずに済むというのが私としては非常にメリットがあります。多少髪型が変になっても全く気にしないタチなので、節約以上に『気持ちのゆとり』を持たせてくれたバリカンの導入は、とても満足いく結果となりました。