羽田空港国際線ビルにお泊りした様子【その04】
今回は2016年6月初旬頃に羽田空港国際線ロビーにお泊りをした時の様子をご紹介。
時刻は午前0時半を過ぎた頃。4階の江戸小路をとりあえず一通り散策したので、今度は5階にある展望デッキのあるフロアへ移動することに。
例の美しいエスカレーターを上っていくと、目の前に展望デッキを見渡せるフロアがあります。そのベンチ部分に多くの人が寝転がっていました。
昼間に同じ事をすれば迷惑極まりない行為ですが、真夜中の空港ロビーだから許される光景。普通に座っている人もいますが、寝転がっている人の方が多い状態。
こちらはエスカレーター脇にあるベンチスペース。4脚あるベンチが全てベッドとして使用されています。ちなみに一番手前は女性で、この他の場所でも女性が寝ている姿を多数見掛けました。
治安の良い日本国内の空港だからできることだと思いますが、危険はないのでしょうか?と、これから羽田空港国際線ターミナルのベンチに宿泊しようとしている私が申しております・・・。
コレはお土産物などを売っているコーナーの入り口。当然お店は閉店していますが、明かりは煌々と点いています。
その奥にある丸いベンチにも寝転がっている方の姿が・・・。
丸いベンチなので微妙に足先がはみ出してしまっているようですが、皆さん器用に就寝中。
右に行くと外に出ることができ、そこが展望デッキとなっています。
この奥の自動扉の向こうが展望デッキ。手前にあるのは飛行機のゲームですが、今の時間帯は営業していません。
この廊下が明るいので奥が暗く見えますが、はねだ日本橋のある回廊も電気が点いていて決して暗くはありません。
出ました!『無人飛行機(ドローン・ラジコン機等)飛行禁止区域』という禁止ポスター。以前はこのような張り紙などなく、これも時代の流れなのかと感じるところ。
いちおう外国人の方にも理解できるよう『NO DRONE ZONE』という英語表記もありました。
もちろん空港施設内でドローンなどの無人飛行機を飛ばすとどういったことになるのか、理解できない人はいないと思うため、あまり意味がないような気もしますが・・・。
それでも確信犯が知らないフリしてドローンを羽田空港施設内で飛行させ、注意をされたら「えっ?禁止でしたか?」と言わせないための方策なのかしら、と思ってしまう私。
展望デッキに出てみました。ここ羽田空港国際線旅客ターミナルビルの展望デッキはことさら美しく、景色もさることながら、床にゴミひとつ落ちていないのは素晴らしいの一言。
私は夜の空港が大好き。何てったってこの美しさです。もう6月なので寒くもなく、展望デッキのフェンス脇に寝転がってしばらくの間、滑走路付近を行き交う飛行機を眺め、夜の空港を堪能しました。
酔っ払った体に夜風が心地よく、景色も堪能し、再び羽田空港国際線旅客ターミナルビル内に戻ってきました。
壁面を飾る飛行機の模型も相変わらずピカピカです。
さて、そろそろ本格的に寝床を探さなければならないのですが、寝る前のお楽しみを少々。
そう、いつも羽田空港国際線旅客ターミナルビルに来たらチェックしている『絵馬』を紹介するコーナー。
一枚目はいきなり意味不明です。
『きれいなへびをほしい。』ということで、「ん!?へびって、あの蛇のこと?英語でスネークだよね?」と、いきなり酔っ払った脳みそを揺さぶられます。
どう見てもヘビが欲しいと書いてあるようで、左下にヘビのイラストのようなニョロリとした物体と、その物体の頭上にハートマークがあることから、やはり『へび(蛇/ヘビ)』が欲しい様子。
「なにもココで書かなくてもいいんじゃ・・・」と思ってしまいますが、絵馬に何を書こうと自由なので、ここは生暖かく見守りましょう。
それでは次・・・
『いつかあの子と又話せます様に。幸せな形を・・・』ということで、何だか少し切ない感じの絵馬ですが、「まぁ、頑張れや!」という感じ。
さてさて次・・・
『宝くじ7億円当たりますように☆』ということで、これはまぁ真っ当な願い。ところでいつの間にか宝くじも7億円とかになっていて、当たれば人生が狂いそうですが、当たって狂わせてみたい人も多いのでしょう。
「7臆円あったら何すっかなぁ~」と考えるのですが、酔っ払った頭では大したことは思い浮かびません。
ローンを返済するだとか、キャンピングカーの外装を塗装し直すとか、自転車を新しいものに買い換えるだとか・・・、いずれも小さすぎて話になりませんね・・・。