羽田空港国際線ターミナルでお泊り2017年度版『美しいエスカレーターの先に楽園はあるのか?』
今回は2017年9月上旬頃、羽田空港国際線ターミナルビルに宿泊した時の様子をご紹介。
宿泊と言っても、いつものように空港内のベンチで寝るスタイルで、ホテルなどというセレブな施設にはとてもとても宿泊することなどできません。
寝床となるベンチの様子を確認していると・・・、何だかいつもと様子が違います。よくよく観察してみると、今までは長い長い長椅子状態だったベンチに、ひじ掛けのようなものが設置されています。
「ん?ベンチで寝ることが出来ないように対策しているのかな?」と思い、「こりゃ寝るのは無理かな・・・」と、不安になる私。
とりあえず羽田空港国際線ターミナルビル内をくまなく散策し、寝床の下調べと空港内に季節感があるディスプレイが無いかを確認してみることに。
グリーンの美しいエスカレーターの左脇に見えるオレンジ色のゲートは、『ロイヤルパークホテル ザ 羽田』の入り口。空港に直結しているだけあり、利便性は非常に高いホテルですが、宿泊料金が少々お高め。
1泊13,000~25,000というお値段で、周辺にあるホテルより5,000程高い宿泊料となっています。「寝るだけでそんなに出せるかぁ~」という方には、空港のベンチがおススメでございます。
ということで、おススメのベンチを探しに美しいエスカレーターを上る私。時刻はもうすぐ午前0時になりそう。
この上には素敵な寝床があるのでしょうか?期待を込めて天国への階段ならぬ、エスカレーターで静かに斜め上方へ移動。
はねだ日本橋のあるフロアに到着。あまり人の姿は見えません。ただ、この手前にある吉野家とモスバーガーの店内はこんな時間にも関わらず混雑しており、お店の前にある椅子とテーブルにも人が多数。
3階の出発フロアも今は静かな様子。
羽田日本橋の下には赤色の布を掛けたベンチがあり、陰になっている場所では数組の家族らしき方が寝ていました。一番手前のベンチが空いていますが、このベンチは板の上に赤い布を掛けているだけのため、正直固くて寝心地は良くありません。
これは過去の経験から学んだことで、長時間横になっていると、腰やお尻、背中が痛くなります。エアーマットやキャンプで使う銀マットなどがあれば大丈夫ですが、まさかそんな物を持ってくる訳にはいきません。
この辺りのベンチも閑散としているとは言え、人通りがそれなりにあるということと、寝心地がよろしくないため、この時間帯でも空いています。
この先には一級ポイントがあるのですが、この時間帯に空いているとは思えないため、他を見て回ります。