羽田空港国際線ロビー宿泊記 2015【午前0時頃の2階到着ロビーの様子】
今回は2015年8月末に羽田国際空港の夜の様子を見に行った時の報告を少し・・・。
羽田空港国際線ターミナルの2階、到着ロビーに来ています。時刻は午前0時に近い時間帯ですが、まだまだ到着ロビーには大勢の人がいるようで、話し声などでざわついています。
「えっ、こんな時間まで人が大勢いると静かに眠れないじゃん・・・。」と、宿泊施設と勘違いしている私は心の中で呟きます。それを証拠に到着ロビーの椅子に腰掛けている人はいるものの、寝ている人はいない模様。
とりあえず暇つぶしに2階の到着ロビーにあった和風のオブジェを見学。『鉄砲百合の群生』ということで、2014年の11月末に来た時は冬バージョンのオブジェだったと思うのですが、今は夏の終わりなのでとりあえず夏バージョンが飾られていました。
「もうすぐ午前0時ですけど・・・、みんな早く家に帰って寝ようよ~」と思いながら、到着ロビーの人々を見る私。
到着予定の掲示板を見ると、一番遅い到着便は香港からの便で、午前0時22分到着予定とのこと。「ゲッ、一番遅い便は本当に午前様なの~」と驚く私。「そんな遅い時間に空港に到着しても、電車に間に合うのか?終電に間に合っても目的地が遠ければ到達できないのでは?そんな時は私と同様に羽田空港国際線ターミナルビルのベンチで寝るのか?」と、興味は尽きません。
到着ロビーの電源コーナーには男性が1名ノートパソコンを使用中。あとはスマホが1台充電中と、コンセントは空いている模様。
2階の到着ロビーにあるベンチは満員御礼状態で、ほとんどが埋まっていますが、まだ横になって寝ている人は1~2名といったところ。到着する人を待っている人なのでしょうか?家族が到着した時にお迎えに来ている人がベンチで熟睡していたらちょっと微妙なので、起きているのでしょうか?いろいろと考えてしまう私。
国内線の発着はとうに終了しているので、国内線乗り継ぎチェックインカウンターは消灯していました。
ただ、この保安検査場は誰も居ないにも関わらず電気は点いたまま。ここの電気を消してしまうと廊下の片隅が真っ暗になってしまうので、防犯のために点灯しているのかもしれません。
その保安検査場の脇にある男子トイレに行ってみました。誰も居なかったので写真を撮ってしまいましたが、ご覧の通り清潔そのもの。これがスカイトラックスからお墨付きを受けた日本の誇る国際空港のトイレの姿です。
個室も当然日本のおもてなし技術の粋を集めたウォシュレットが標準装備。トイレットペーパーが『びろ~ん』と伸びていますが、不潔な感じは一切しません。
定期的に徹底した掃除が行われていることを伺わせるトイレに、「やはりこういった日本の顔でもある国際空港のトイレはこうじゃなくちゃね」と、一人悦に入る私でした。
2階の到着ロビーにある寝心地の良さそうなベンチ群は全て利用者がいるようで、「やはりここの人気は不動のものがあるな」と思った次第。
ただ、その数十メートル先には到着便を待つ人がそれなりに居るため、それ程静かな環境ではないと思われるのですが、これ位の環境で眠れないのであれば空港ロビーには泊まれないのかもしれませんね。
船底型の天井も、何となくクールな感じに見えるのは気のせいでしょうか。
3階の出発ロビーから見た夏バージョンのオブジェの様子。
こうやって見ると3階の出発ロビーも結構明るいなと思ってしまいます。
この写真を見る限りでは、空港ではなくどこかの大型ショッピングモールのようにも見えてしまう私。午前0時まであと5分程ですが、それなりに明るい空間となっています。