ハイエースにサイドオーニングは必要か?
まだまだ暑い夏が続きますが、今回はハイエースの『日除け』について少し考えてみようと思います。
というのも、以前乗っていたキャンピングカーには『サイドオーニング』という引き出し式の日除けが装備されていたのですが、今回購入したハイエースはキャンピングカーではない普通の商用バンのため、そのような便利装備は付いていません。
とは言え、ハイエースの屋根にサイドオーニングを取り付けている車両を時々街中で見掛けることがあります。いわゆるバンコンと呼ばれるキャンピングカー仕様にしている車両が多いものの、普通の商用車タイプのバンベースのハイエースに取り付けている車両を見ることも。
ハイエースにサイドオーニングを取り付ければ一件落着だと思う一方、その価格の高さと重量物(20~30kg)を車の比較的高い場所に取り付けるバランスの悪さ等を考えると、今の時点では選択肢の中には無いといった感じかな。
次に考えたのが『カーサイドタープ』という商品。この商品も様々な種類が販売されており、ネットショッピングサイトを見るのが楽しいくらい出ています。
車の屋根に吸盤や取り付け用ブラケット等を使って片方を固定し、もう片方を地面に固定するやり方。ただ、サイドオーニングと違い、張り綱とペグを使って地面に片方を留めなければならないのが地味に面倒かも。
手軽な感じに見えますが、あまり小さなタイプを選ぶと日陰の面積が狭くなり、あまり使い勝手が良さそうにはみえません。サイドオーニングと同じく一度設置してしまうと車を動かせないのもネックかも。
それではと思い、よく運動会や水辺で展開している『クイックシェード』と呼ばれる商品。『サンシェルター』とも呼ばれるらしく、アマゾンで見ると『キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) DX250UV- S キャスターバッグ付M-3272』というタイプが1万5,000円程で販売されています。
こちらは自立式なので設営しても車の移動は可能。風に煽られて飛んでいかないよう、ガソリンタンクや水タンク等を重しにして張り綱を使って固定をしなければなりませんが・・・。
そんなこんなを考えているうち、「ハイエースのバックドアを開けたその下の日陰で十分じゃないの?」という結論に達してしまうのは悲しいところ。設置が面倒でなく、撤収も簡単(ドアを閉めるだけ)というお手軽さは、他の追従を許しません。
先日も酷暑の中、利根川の赤岩ゲレンデにジェットスキーを乗りに行きましたが、このバックドアの下の日陰でくつろぐスタイルはなかなか実用的だと思ったもの。大人数は入れませんが、妻と二人であれば十分な日陰スペースが確保できるため、「コレで十分なのでは?」と思った次第。
あとはもう少し日陰のスペースが欲しかったり、寒くなってきた時の横風の問題はありますが、その時はまた何か考えようかと思います。やたらモノを増やすのではなく、今あるモノで何とかならないかと試行錯誤する日は続きます。