ジェットスキーは海水より淡水で乗る方が長持ちします

とうとう新型コロナウイルスの感染拡大が大変なことになり、2回目の緊急事態宣言が出されることになりました。ますます人の多い所へ遊びに行くことはできなくなり、私の大好きな吉祥寺散策もまた遠ざかってしまいました。

お正月はひたすら自宅に妻と娘の3人で籠っており、そろそろどこかに遊びに行きたいところですが、そうもいかないみたいです。

なので今回はジェットスキーの話でもしてみようかと思います。

もうかれこれジェットスキーを始めて25年以上の月日が経過しています。社会人になって程なくして始めたジェットスキーも、気が付けば四半世紀も続けているなんて自分でも驚き。当時はジェットスキーと言えば海で乗るものだと思っていた私は、週末になるとせっせと海に通っていました。

川や湖でも乗る機会や場所はそれなりにありましたが、やはり『マリンスポーツと言えば海』みたいな感じで海に行くことが多かったですね。

しかしここ10年以上は海でジェットスキーに乗るのは止めています。理由はたったひとつ。『ジェットスキーが海水で傷むから』ということ。

ジェットスキー関連の情報を見ていると、やはり海で乗った後の洗浄が大切で、かなりしっかりと洗浄しなければ鉄の部品が多いジェットスキーはすぐに各部が錆びてしまうとのこと。私も海でジェットスキーに乗っていた時はエンジンやマフラーのボルトが錆びたり、アクセルワイヤーが塩で固着したりと海で乗るが故のトラブルに見舞れていました。

さらにいくら水道水をエンジン内部に通して洗浄したところで、マフラーに残っている塩分が完全に抜けることはなく、いつまで経っても『塩辛い』水がマフラーから出てきて辟易した思い出があります。

エンジンやマフラーの冷却系統から完全に塩分を抜き去るには、淡水である川や湖に行ってジェットスキーを乗るしかありませんでした。乗る際はシートやハンドル周り、船体の各部に淡水を浴びせるような感じで乗り、そうすることでようやく塩分が抜けました。

ただ、エンジンルームの細かい部分に入り込んでいる塩分は完全には抜けきらず、海で一回でも乗れば最低3~5回は淡水で乗らなければ納得いくまで塩分が抜けることはありません。

そんな面倒さとジェットスキーが痛むことを嫌気し、仲間の一人が早々に脱海宣言をし、数年後に私も脱海宣言をして今に至っています。やはり何と言っても海水に含まれる塩分は機械物の大敵である以上、大切なジェットスキーを海水で痛めつける訳にはいきませんから。

脱海宣言をした後は淡水オンリーとなり、ジェットスキーの傷みは格段に減少しました。当たり前ではありますが、淡水オンリーになってから新艇で購入したジェットスキーは、全て塩害によるトラブルもなく、快適なジェットスキーライフを送ることができています。

日本は海に囲まれている島国のため、淡水でジェットスキーに乗れる場所も限られてはいますが、淡水と海水の両方を選ぶことができる環境にあるのであれば、迷わず淡水オンリーにしていた方がジェットスキーが長持ちするのは間違いありません。

ただ、大きな波が打ち寄せる海でジェットスキーに乗ると波が天然のジャンプ台となり、とてもとても気持ちよく波を飛ぶことができ、あれはあれで結構楽しいのですが・・・。若い頃は大波をジェットスキーでジャンプし、あまりの高さに怖くなり、空中でジェットスキーを放して背中から海に落ちるのも楽しかったなぁ~。

そんな記憶もあり、一時は真剣に海用に1艇ジェットスキーを準備しようかと真剣に考えたこともありました。今はそのような元気も現金?もありませんが、もう少し若ければまだまだ波の上を飛んでみたいという気持ちがあります。

今はジェットスキーのオフシーズンですが、短時間であればチョイと引っ張り出してジェットスキーに乗ってみようかと画策している毎日です。ゲレンデであれば密になることもないため、これからの時代は自宅に引き籠るか、人の居ないフィールドでの遊びが流行りそうですね。

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