AQトレーラーのメンテナンス&軽く塗装と清掃
ずっと長い間ジェットスキーを2艇常に載せていたため、それほどメンテナンスらしいメンテナンスができていなかったAQトレーラー。
正式名称はAQTND(エーキュータンデム)だったと思う。確か5年位前に栃木県にあるJ-BLUEというジェットスキーショップで購入したトレーラー。ただ、このAQトレーラーという会社、今はトレーラーを製造しておらず、いわば絶版車となっています。
かなり頑丈に造られているトレーラーで、重量もそれなりにあります。私がAQトレーラーを購入する前に違うメーカーの安価なトレーラーを購入した友人は、高速道路でタイヤが取れて大変なことになりました。「やっぱり安いのはダメだ」ということで、多少お値段は張りましたが、友人も私と同じトレーラーを購入しました。
丈夫なトレーラーなので、壊れることもなかったため、メンテナンスやスペアパーツの販売などで儲けることができずに撤退してしまったのか、今となっては分かりません。しかしあまり良いものを造り過ぎてもダメで、壊れすぎるのもダメと、なかなか工業製品の造り方って難しいところです。
私達消費者にとっては、丈夫で長持ちしてくれた方が助かるのですが、会社の存続ができず、良い製品を造っている会社が発展できないのは少しおかしいと思うのですが、いかがでしょうか?
ウインチのリールにサビが浮いています。ウインチに巻かれているベルトも白くなり始めていて、そろそろ交換しなければいけない時期にきているかもしれません。
ボルトにもサビが出ているところがあり、潤滑スプレーを吹いたり、塗装が剥がれている場所をスプレーで塗装したりしました。しばらく何も載せる予定はないため、いっぺんに全部をキレイにする訳ではなく、徐々にポイントを決めてキレイにしていこうと思います。
しかしこのAQトレーラー、美しい形をしているとつくづく思います。無駄がないというか、隙がないというか、道具としての必要最低限の機能は持ちながらも外観が美しいという製品は、そうあるものではありません。国産のアルミ製トレーラーも美しいですが、このAQトレーラーも負けてはいません。
そろそろ車軸のベアリングを打ち換えなければならないと思っているのですが、自分で交換するのは少し自信がないため、ジェットスキー屋さんに依頼するつもりです。あと、走行距離自体は短いため、タイヤは大丈夫だと思っていたのですが、よくみるとタイヤの表面に細かいヒビのようなものがあり、タイヤの溝も片減りしているようです。
このAQトレーラーのタイヤサイズは165/70-13と、他のメーカーのトレーラーのタイヤサイズが12インチなのに対し、13インチとワンランク大きなタイヤを履いているところも良いところ。とりあえず全てではないですが、塗装の剥がれている場所を補修したり、汚れがひどいところをキレイにして本日は終了とします。
先日作成した『ニコイチ』のエコシートを掛けて完了です。ジェットスキーが載っていないと、何だか別の乗り物のように見えますね・・・。