ジェットスキー用AQトレーラーのフェンダー部分を改造してみました
先日タイヤ交換を済ませたAQトレーラーですが、1点問題があり、それを修正することにしました。
問題と言ってもタイヤを交換して頂いたショップに問題がある訳ではなく、問題なのは新しく装着したタイヤの径に問題が・・・。
というのも、古いタイヤの直径が560mmだったのに対し、新しいタイヤの直径は597mmと、37mm程古いタイヤより大きいのです。
この方がタイヤとフェンダーの間が詰まって見えるためカッコイイという説もありますが、実用性重視のAQトレーラーにはあまり必要性を感じることはありません。
むしろ積載物の重量によっては段差などで板バネが伸びた時にフェンダーの内側にタイヤが当たってしまうかもしれないというリスクの方が大きいもの。
そこで今回は少し工作をしてみることにしました。
まずはホームセンターで木材とボルトを購入。
木材はヒノキをおごりました。ヒノキでなければなかったという訳ではありませんが、ちょうどサイズが合う木がヒノキしかなかったという事情もあります。
木材のサイズは、全長600mm×全幅50mm×全高20mmという6×0.5サイズのキャブコン、あ、いや材木で、この全高20mmというのが重要。
そしてそのヒノキの木材に印を付け、その印に沿ってカットしていくことにします。
この日は非常に風が強くて寒い日だったため、玄関で木を切ることにしました。下に敷いているのはミスドの箱です・・・。
「ギーコ、ギーコ」と木材の上をノコギリが走る度にヒノキの非常にいい香りがします。玄関がヒノキの香りに包まれ「う~ん、森林浴してるみた~い」などと呑気なことを言いながら作業を続けます。
結構あっけなく切れました。
合間に宇宙のパン(レモン入り)などをかじりながら作業を続けます。この宇宙のパン、見た目は何となくアレですが、味はなかなかイケています。長期保存できるパンの中でもかなり美味しい部類に入るのではないでしょうか。
さて、切ったヒノキの木材に軽く穴を空け、今度は腐食防止のために塗料を塗ります。
さすがに腐食防止塗料の『キシラデコール』の臭いがキツイため、玄関で作業する訳にはいきません。玄関で『キシラデコール』を塗ってしまえば、先程のヒノキの香りが台無しになってしまうという懸念もあります。
寒いですが日差しはあるので、外で『キシラデコール』を塗り塗りしていきます。
ハケでちょこちょこと塗っていくのですが、これが思いの外楽しい作業で、あまり大きな材木ではないためあっという間に完了してしまい、なんとなく物足りない気分・・・。
乾かしている間に買い物に行ったり、ガソリンスタンドに行ったりして、帰ってきた時にはほとんど乾いていました。
早速AQトレーラーの改造にかかります。改造と言っても今回の改造は大したことはなく、要はフェンダーをこの厚さ20mmの木材を使用して20mm分かさ上げしようというもの。
そうすれば最初のタイヤが付いている状態とフェンダーの位置が同じようになるため、段差でもフェンダーの内側にタイヤがぶつかることもありません。
実際の作業は、フェンダーを外し、AQトレーラーのフレームとフェンダーの間に20mmの木材をかますだけ。20Mmかさ上げをした分元々のボルトでは長さが足りなくなるため、50mmのM8ボルトを8本購入し、取り付けをしました。
ナイロンナットは元々付いていたもの(鉄製)を流用し、ステンレスボルトと鉄製ナットというあまりよろしくない組み合わせではありますが、コストダウンのために今回はナットを流用。
出来上がりはこんな感じで、分かりにくいですが、元の位置より20mm程フェンダーが上がり、タイヤハウスにも余裕ができました。
キャンピングカーもAQトレーラーもこんな風にちょこちょこ弄るのは非常に楽しいものですね。
「今度は何を弄ろうかなぁ~。あっ、キャンピングカーのバックアイカメラがそのままだ、アレを直さないと不便でしょうがないなぁ~」と思う私でした。