サン自動車ジェットスキー用トレーラーTB10純正スペアタイヤブラケット改良【その01】
今回は、サン自動車のジェットスキー用トレーラーTB10純正スペアタイヤブラケットを改良した様子をご紹介。
スペアタイヤを保持するという本来の目的については全く問題はないのですが、真ん中に空いている穴から錆びた水が出てきてしまうという別の問題が発生。
錆びた水が出てきても、機能的には問題ありませんが、気持ちのいいものではないことも事実。スペアタイヤのホイールやタイヤ側面が錆汁で汚れてしまうというのもちょっと嫌な感じ。
スペアタイヤを固定する側のボルトは溶接されており、この辺りの造りは純正品だけあり、しっかりとしているだけに、穴から錆汁が出てくるのは残念。
ちなみにこの穴は貫通している模様で、アルミの棒を入れてみるとこんな感じ。真ん中に穴が空いているため、入った水がキレイに抜けずに残るため、鉄の部分が錆びてしまう模様。
アルミの棒の先に透明のガムテープを少し巻き、アルミパイプの穴を塞ぎます。
さらにその上から紙のガムテープを幾重かに巻き、準備が完了。
これをスペアタイヤブラケットの穴へ差し込みます。
グイグイと入れていきます。
反対側の穴は入れた穴より小径のため、ガムテープを巻いた棒は突き抜けません。
こんな感じで反対側の穴に、アルミの棒に巻いたガムテープ部分で裏から蓋をするように細工。
周りをガムテープでマスキングし・・・。
横から見るとこんな感じ。壁面に立たせてあるだけなので少々不安定ですが、一時的なのでこのまま作業は続行。
これをどうするかと言えば・・・。
お得意のコーキング(シリコン)で穴を埋めてしまいます。
こんな感じで穴にコーキング(シリコン)で小さな蓋ができました。
マスキングテープを剥がし、そろりとアルミの棒を抜けば、穴の部分にコーキング(シリコン)が残り、蓋の役割をするという訳。
このままでもいいのですが、穴のコーキング(シリコン)が垂れ落ちてしまうといけないので、薄い鉄板を両面テープで固定します。
こんな感じでとりあえず穴の上から薄い鉄板を貼り、鉄板部分を下にしてコーキング(シリコン)が固まるまで待ちます。
コーキング(シリコン)が固まれば次の作業に移る予定。
意外に手間が掛かる作業をしているような感じですが、コツコツとこのような作業をするのは好きで、何か補修や改造をしなければならないことがあれば、いろいろ考え、試してみるのも面白いものです。
出来上がりのイメージはある程度頭の中にあるので、後はそれを上手くできるかどうかということだけですね。