カワサキ1500SXR SEトランスフォームキット Xキット取り付け【05】
SXR1500のハンドルポールの取り外しも佳境を迎えつつあります。
部品のエンジンルーム内への落下を防ぐビニール袋も敷き詰め、今日も作業を進めていきます。
スタッドボルトを1本づつ外していきます。
コレはハンドルポール真下のエンジンルーム内の様子。カワサキのジェットスキーらしく、FRPの壁面が剥き出しになっています。
この辺りのエンジンルーム内の仕上げの美しさは、ヤマハのマリンジェットの方がキレイ。まぁ、仕上げはまあまあですが、力の掛かる部分なのでFRPの厚みが尋常ではなく、正確に測った訳ではありませんが、15mm程の厚みがありそう。
スタッドボルトの様子を確認するため、何枚か写真を撮影し、デジカメのモニターで見てからの作業に。
次々とスタッドボルトが抜けていきます。1本はスタッドボルトではなく、ナットが外れてきました。まぁこの辺りは後からどうにでもなるところなので、気にせず作業を続行。
全てのスタッドボルトが抜け、ハンドルポールが取り外せる体制になりました。
手前の部分のキズ防止と小さな部品のエンジンルーム内への落下防止のため、バスタオルを敷きました。
ハンドルポールがブラケットごとSXR1500の本体から外れ、今度はブラケットからハンドルポール本体を取り外していきます。
ブラケットとハンドルポールを留めていた太いボルトが抜け、ハンドルポールとブラケットが分離しました。
ここまで来ればもう少しです。
ハンドルポール内に通っているアクセルワイヤーとステアリングケーブルは抜けたので、次はブラケットに通っているアクセルワイヤーとステアリングケーブルを抜きます。
と言っても既にゴムブーツ等の大半の部品は取れる体制になっているため、簡単に抜けますが・・・。
ブラケットが取れました。このブラケットも相当な重量があり、感覚ですが2~3kgはあると思われます。Xキットを取り付けることにより、10kg以上の軽量化が出来るとあり、その辺りもXキットを取り付けるメリットと言えるでしょう。
狭いスペースの中、ステアリングケーブルを押したり引いたりしていたため、外側のチューブに微妙な傷が付き、用心のためビニールテープを巻いておきました。
最初から構造を熟知していれば、傷を付けることなく取り外しも出来ると思われますが、何しろ素人が分からないまま行き当たりばったりで作業するものだから、当然と言えば当然の結果に。
アクセルワイヤーとステアリングケーブルの先端をビニール袋とマスキングテープで養生し、無理に曲げないようにしておきます。
船体から出ている部分にもプチプチ袋を当て、船体とこすれてアクセルワイヤーとステアリングケーブルがこれ以上傷付かないよう、養生しておきます。
本日の作業はここまで。