カワサキ1500SXR SEトランスフォームキット Xキット取り付け【07】

カワサキのジェットスキー1500SXRにSEのトランスフォームキット(Xキット)を取り付けています。ペーパーベースの詳しい取り付け要領書等は無く、短いYouTubeの動画だけが頼りのため、試行錯誤しながらの取り付けが続きます。

それでも過去にジェットスキーのハンドル周りを分解した経験があるため、いろいろと想像しながらの作業は楽しいもの。実物大の模型を組み立てていく楽しさを全面的に感じながら、ワクワクする作業になっているのは確か。

仕事で何となく気乗りのしないままやっている作業とは違い、疲れていてもやる気満々になるのは不思議なところ。まさに気の持ち様とはよく言ったものです。

1500SXR

そんなことを感じつつ、フード本体にハンドルポストを取り付けていきます。ボルトとナット、ワッシャーを使い、取り付け。

Xキットの中に入っていたボルト類の長さを見ながら、おそらくステアリング部分のパーツだと想像しながらの作業。YouTubeの動画では取り付け風景の全景が撮影されているだけで、細かいボルトやナットの使用場所等は一切分からないため、現物合わせの作業が続きます。

まぁ、それはそれで答え合わせのようで楽しいのですが・・・(苦笑)。

1500SXR

四苦八苦しながらエンジンルームから、ステアリングケーブル、アクセルワイヤー、スタート・ストップスイッチ、警告灯のコード類を引き出し、Xキットのフード裏まで出してきました。

特にスタート・ストップスイッチのコードがなかなか通すことが出来ず、潤滑剤等を使って何とか通しました。後はステアリングケーブルを保護するためのオレンジ色の筒もそこそこ入れるのが硬かったです。

このオレンジ色の筒はステアリングケーブルを収めるものだと解釈し、収めています。アクセルワイヤーを収めるには太過ぎるし、ステアリングケーブルの無理な曲がりを抑制するために適度な硬さのある筒であるということを考えれば、これが正解かと。

後はフードの内側に緩衝材としてのスポンジが貼られていないことに気付き、純正のフードからスポンジを取り外して移植も必要でした。新たにフード用のスポンジを手配する方法もありましたが、純正のフードは使用しないため、ドライヤーで温めながら慎重に取り外し、Xキットのフードに取り付けを敢行。

SEに電話やメールで聞けば解決するとは思いつつ、今のところ不具合等は無いため、これで良いのだと思います。

1500SXR

続いてフードを固定するフードロックの取り付け。フードロックの部品は純正フードの部品を取り外して再利用するみたい。

1500SXR

こんな感じで純正フードから取り外した部品を取り付け。

1500SXR

さらに純正フードの裏側に付いていた部品も取り外し、先程のスペーサーを間に挟んで固定。この部分も細かいマニュアルが無く、スペーサーの取り付け位置を試行錯誤しながら探り当て、取り付けを敢行。

1500SXR

続いてハンドルを取り付け。ちなみにハンドルとハンドルグリップはXキットには含まれておらず、別に手配しなければなりませんでした。

ハンドルグリップのスタート・ストップスイッチ側のグリップが非常に入りづらく、後で仲間に聞いたら同じように入りづらかったとのこと。

その場合、ハンドルグリップの端にあるリングをマイナスドライバーで少し広げながら入れるとスムーズに入るみたい。次回ハンドルグリップを交換する際は試してみたいと思います。

アクセルレバーは純正品を流用。社外品のアクセルレバーもありますが、高いのと純正品の操作性も悪くはないと思うため、純正品のままでいきます。

1500SXR

スタート・ストップスイッチも取り付けていきます。ここまで来れば完成も目前で、気分が高まる私。このスタート・ストップスイッチのハンドルに取り付ける部分に突起が出ており、純正のハンドルには穴があり、その部分に突起を入れてスタート・ストップスイッチが回らないようにしている模様。

社外品のハンドルに取り換える際はこの突起は削ってしまうそうですが、今回は削らず、ハンドルに穴もあけないため、中途半端な取り付け状態になっています。

コレもそのうちどちらかの方法でハンドルにキッチリ取り付けられるようにしようと考えています。

今はとりあえず乗れる状態にすることが先決。細かい部分の手直しは必ず必要になってくると思われるため、それは使用していく上で徐々に改良・改修していけばいいと思っています。

この辺りは最初から完璧を望むと大変なのは、キャンピングカーの改造でも学習済。

1500SXR

Xキットのフードの外側に出てくるのはスタート・ストップスイッチのコードと、アクセルワイヤーの2本。燃料タンクからのブリーザーパイプもありますが、それは船外には出さず、エンジンルーム内にうまく先端の処理をして収めました。

以前はハンドルポールの中に先端が入っており、その先は特にフィルター等も無かったため、それ程神経質にならなくても大丈夫そう。

1500SXR

ハンドル周りがほぼ組み上がりました。仕事が終わってから毎晩コツコツと組み立ていたため、ここまで3日程掛かっています。ハンドルポールの取り外しから言えば、夜の作業で1週間ほど掛かっています。

ジェットスキーのプロショップ等で、取り付け方法の要領を心得ているところであれば、2~3時間もあれば取り付けられると思う作業内容も、素人が試行錯誤しながらの取り付けともなれば、それなりに時間が掛かってしまうのは仕方のないところ。

1500SXR

いきなり試運転の場面で恐縮ですが、本当はもっと細かくXキットの組み付け作業内容を写真で記録したかったのが本音のところ、完成を焦る気持ちに勝てず、気が付くとあまり作業中の写真が残っていない結果に。

実は、ハンドルを取り付けて最終的にエンジンを掛けてみたところ、アクセルワイヤーが引っ張られていたようで、いきなりエンジンが全開で回り出し、アクセルワイヤーの調整をしたり、細々とした作業はありました。

さらに水面に出してもアイドリングが高い状態で、さらにアクセルワイヤーの再調整をしたりして、素人が組んだXキットは正常運用まで少々手間が掛かったりもしました。

1500SXR

それでも何とか調整、確認を繰り返し、まともに乗れるようになった時は素直に嬉しかったですね。4ストエンジンのジェットスキーなので、大切にすれば10年は乗れると思うため、メンテナンスをしながら楽しみたいと思います。

まだまだ細かい不具合点はありますが、それも調整、改修しながら乗っていくつもりです。それでも試乗会で乗った楽しさはそのままに、ブイ回りが非常にエキサイティングでデンジャラスなジェットスキーに満足している私でした。

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