『横利根閘門(よことねこうもん)』から利根川へ!霞ヶ浦大山スロープ→川の駅『水の郷 さわら』へジェットスキーでプチツーリング
今回は2017年9月中旬過ぎに霞ケ浦大山スロープゲレンデへ、キャンピングカーでジェットスキーを牽引して遊びに行った時の様子をご紹介。
川の駅である『水の郷 さわら』を目指し、ジェットスキー8艇程でプチツーリングをしています。利根川の入り口である『横利根閘門(よことねこうもん)』の中へ入り、水門内の水位調整中です。
このような感じで決して幅の広くない水路にジェットスキーがひしめき合っており、岸やお互いのジェットスキー同士がぶつからないよう、気を付けなければなりません。
東京湾に春の時期にツーリングへ行った際、江戸川の水門脇の桜の花が満開で、それを眺めながら開門を待ったことを遠い記憶のように思い出しました。
最近は東京湾のお花見ジェットスキーツーリングもマナー問題が厳しく問われ、昔ほど気軽な感じで行けないみたいですが・・・。やはりブームというか、大勢の人が楽しむようになると、どこの世界でも問題は起こる訳で・・・。
東京湾のジェットスキーツーリングであれば、3艇程でこじんまりとそれも平日に行くのが良いかもしれませんね。
そんなことをぼんやりと考えていると、利根川側の水門が静かに開き始めました。その手前では仲間がタブレット端末で現在位置を確認中。
昔のツーリングは、東京湾の水路や土地勘のある仲間と一緒に行かなければ迷子になってしまいそうでしたが、現在は余程の沖や僻地にでも行かない限り、常に携帯電話の電波を拾うことができるため、グーグルマップで常に自分の位置を確認しながらジェットスキーツーリングが出来ます。
もちろん東京湾沿岸全域は携帯電話の電波状況が悪いはずもなく、グーグルマップやナビゲーションなども快適に利用可能。良い時代になったと思いますね。
徐々に水門の開口部が大きくなり、利根川の姿が見えてきました。
完全に水門が開き、いよいよ利根川へ向けて航行していきます。
前方にもうひとつ水門がありました。
赤レンガの水門が何だか英国式のような感じ。なかなかオシャレな佇まいの水門です。
ようやく広い水面に開放されます。
私も静かに後に続きます。
利根川の水面は風も無く穏やか。先程までアイドリングでの航行を30分以上強いられていたため、アクセルをやや開け、くすぶったエンジンを回していきます。
「おっしゃ~全開で航行だぁ~」と思っていたら、目の前に現れたのは『水の郷 さわら』の施設。「ん?川を横断したら到着なの?」と、あっけなく目的地に到着。
まぁ、喉も乾いたし、チョイと上陸して休憩するのも悪くありません。ちなみに時刻は午前10時20分頃。霞ケ浦大山スロープゲレンデを出港してから1時間30分程で到着したことになります。
そのうち30~40分は釣り人地帯でのアイドリング航行。20~30分は2ヵ所の水門待ち、そこそこのスピードで航行したのは20~30分程という感じ。
それを証拠に無茶苦茶燃費の悪い私のウルトラ310Rの燃料ゲージのメモリも1メモリも減っていません。非常にエコな感じのツーリングとなりました。
まぁ、お天気の良い中、水上のお散歩が出来たという意味においては、良かったと思います。また、この後は利根川の水面で全開走行を楽しめるため、焦る必要はありません。