ジェットスキーのドラッグレース『ザ・デュアル・ドラッグ in 江戸川 ROUND-15』を見に行きました【その02】
今回は2017年10月15日(日曜日)に千葉県市川市のMGマリーンで開催されたジェットスキーのドラッグレース、『ザ・デュアル ドラッグ in 江戸川 ROUND-15』をキャンピングカーで見に行った時の様子をご紹介。
最初のヒートが始まりました。まずはランナバウト105クラスから。この105というのは最高速度が105km/hまでのジェットスキーで競われるレースで、仮に先にゴールしていても、最高速が105km/hを超えていると失格になってしまうという厳しいルール。
最高速は出艇する際に持たされるGPSによって正確に計測されるため、そういう意味においては公正・公平なジャッジだと思いますね。
このレースで印象的だったのが、昔は無敵を誇ったカワサキの2ストランナバウトである、1200STX-Rが出ていました。ただ、4ストマシンであるSTX-15Fとの対戦において、出だしの加速とコーナーリングは同等の感じなのですが、やはり直線部分の伸びは4ストマシンの方が勝っており、最後の直線部分で差がつくという感じ。
やはりランナバウトにおいては2ストマシンの時代は完全に終焉を告げつつあると感じるレース内容でした。当然過給機が装備されているランナバウトにおいては、2ストマシンが逆立ちしても敵わないのは周知の事実。
時刻は午前11時頃。雨は降り続いており、気温もかなり低い(15℃程)ため、外で椅子に座ってじっとしていると底冷えがしてきます。
キャンピングカー内で温かいカップスープを作り、飲むことにしました。
非常に重宝しているイワタニのカセットコンロでいつものようにお湯を沸かし、再利用のコンビニコーヒーのコップでカップスープを作ります。
一人ですが、周りにカップが沢山あるのはどれにしようか選んでいたため。コンビニでコーヒーを買う度に勿体なくて中を軽く洗ってとっておくのですが、さすがに数が増え過ぎてきたので、少し処分しようかな。
コーヒーのように見えますが、クノールのカップスープです(笑)。これをハフハフ言いながら飲み、水面上の熱い戦いを観戦。
コレはスタート地点でスターターを務めるキャンペーンガールのお姉さん。何も遮る物の無い水面に雨の中立ちっぱなしでのお仕事は大変だと思います。
服装もかなり薄着のようで、何だか若い方ですが、なかなかのプロ根性だと御見それしました。
シングル85クラスに出ていたTZ700。コレも面白いジェットスキーですが、800SX-Rとの対戦はチョイと辛いものがありますね。
リザルト表を確認。
今回はあのドッカンターボのSEA DOOは出場しておらず、本命不在の『ザ・デュアル ドラッグ in 江戸川 ROUND-15』となっています。
雨は降り続いていますが、風は殆ど無く、水面は穏やか。雨と低気温を除いては、ジェットスキーのドラッグレースをするには良いコンディション。
それにしても寒そうです。
キャンピングカーの観戦会場から見た距離感はこんな感じ。遠くに見える橋は高速道路である京葉道路の江戸川に架かる橋。
ランナバウトの集団が帰着。
このジェットスキーがなかなか凄いジェットスキーのようで、この時は分からなかったのですが、4ストシングルマシンのハイドロXでした。
ただ者ならぬエンジン音と、加速具合を見ていると、今日のシングルオープンクラスの上位入賞は間違いないと思われます。
雨の中、順調にヒートが消化されていきます。