ジェットスキーのドラッグレース『ザ・デュアル・ドラッグ in 江戸川 ROUND-15』を見に行きました【その04】
今回は2017年10月15日(日曜日)に千葉県市川市のMGマリーンで開催されたジェットスキーのドラッグレース、『ザ・デュアル ドラッグ in 江戸川 ROUND-15』をキャンピングカーで見に行った時の様子をご紹介。
雨が降り続き、気温の低い中(15℃程)での観戦となり、体が冷えるため、コーヒーを淹れることに。
実はこのコーヒー。2016年にハワイに行った時に買ってきたもの。飲まないまま自宅にあったため、悪くならないうちに飲もうかと・・・。さらにこのコーヒー、今は倒産してしまった『てるみくらぶ』のハワイオフィスで購入したもの。
ハワイのてるみくらぶのオフィスで行程の説明を聞いている際に出されたコーヒーで、非常に香り豊かで美味しかったため、ひとつ購入したものでした。
聞くところによれば、2016年にはすでに経営は自転車操業となっていたようで、下手をすれば私達も被害に遭っていたかもしれないと思うと、何だか恐ろしいですね。
ハワイの様子はブログにアップしていませんが、今度機会があれば少し紹介してみようかな。
ジェットスキーのドラッグレース、『ザ・デュアル ドラッグ in 江戸川 ROUND-15』も終盤、リザルトの確認と、会場内の雰囲気を楽しむため、出艇場所まで再び来てみました。
コレは先程ただ者ではない排気音を響かせながら走行していたハイドロX。やはり順当に勝ち上がっており、決勝ラウンドまで駒を進めている模様。
カワサキのジェットスキー800SX-Rや1100SX-Rなども出場していましたが、シングルオープンのクラスでは1100SX-Rも4ストシングルジェットスキーである1500SX-Rに軒並み敗退し、シングルオープンの決勝は先程見たハイドロXと1500SX-Rとなる模様。
このSED DOOのテント内はストーブが焚かれ、非常に暖かそう。10月の気温とは思えないような寒さの中、コレは選手にとってもありがたいですね。
800SX-RをX-2風に改造した艇が帰着。コレも面白そうなジェットスキーです。
シングルオープンクラスの決勝に出場するハイドロXが暖気とエンジンの調子を確認中。
デッキはほぼフラットで、この上でこのハイパワーマシンを操っているのかと思うと、少しビックリ。「よく体が吹き飛ばされないよね~」などと仲間と話していました。
と、見ていると、突然「バチンッ」という音と共にテザーコードがハイドロXから外れ、エンジンが停止。最初は何が起こったのか分かりませんでしたが、どうやら高速で回転するインペラのシャフトにたるんでいたテザーコードが巻き込まれてしまった模様。
大急ぎでハイドロXを水から上げ、船底を確認するチーム員。その奥には対戦相手の1500SX-Rの姿が。
このまま出艇できず、不戦敗などということになるのだけは避けたいところ。
レース開始までは5分程しかありません。まさかの事態に皆さん大慌てでハイドロXの周りに集まり、回復を試みます。まさにレースでは何が起こるか分からない、そんなことを如実に感じる光景となりました。
それでも精鋭揃いのチームはさすがです。ものの2~3分でインペラシャフトに巻き付いていたテザーコードを切断し、除去に成功。一部がインペラ部分に残っていたようですが、それも無事に除去できた模様。
急いで水面にハイドロXを降ろし、異常が無いか確認。
異常無しということで、最終レースに何とか間に合ったハイドロXがただ者ではない音を響かせながらスタート地点へ向かいます。
両社のレースは非常に良いレースで、最後までどちらが勝ったのかが分かりませんでした。結果は、僅差であのハイドロXが勝利し、『ザ・デュアル ドラッグ in 江戸川 ROUND-15』のシングルオープンクラスを制しました。
良い戦いをした両者が上がってきました。
前述の通り、本当にレース会場では何が起こるか分からないといった感じ。ジェットスキーのレースに限らず、車のレースやバイクのレース等でも同様のドラマは起きているはずで、やはりこれが会場に来て実際に観戦する醍醐味なんだと実感した次第。
「後日発表されるリザルト表だけを眺めているだけでは、レースのことは何も分からないんだな・・・」と思いながら、まだまだ雨の降りしきるMGマリーンで開催されたジェットスキーのドラッグレース、『ザ・デュアル ドラッグ in 江戸川 ROUND-15』の会場を後にしました。
道がぬかるんでいるため、4WDモードのまま一気に駆け抜けます。
バックアイカメラの映像も曇っています。
現代のバベルの塔であるスカイツリーも上方は雲の中。
雨の都内を抜け。
「オッ!東洋大学だぁ~」とか思いながら。
日は暮れ。「今回のジェットスキーのドラッグレースもなかなか面白かったなぁ~」と思いながら、キャンピングカーをゆっくりと運転して帰宅しました。