ひとりでジェットスキーに乗りに行く楽しさって何だろう?
ジェットスキーを始めた25年位前には仲間と連れ立ってゲレンデに行くのが当たり前だった。
ところがここ数年はひとりでジェットスキーに乗りに行くことが多くなってきたと感じている。もちろん自然相手の遊びなので、リスクは承知の上なのだけど、それでも一人で行ってしまうのは何故だろうかと考えてみた。
まずはひとりでジェットスキーに行くメリットは何だろう?
・ひとりで計画を立てて行くため、仲間が行かないからといって自分も行かないという選択をしなくて良い
・自分のペースで行動できるため、ゲレンデに行って乗れないコンディションであれば無理して乗らなくても良い(仲間が居ても無理はしないが・・・)
・ジェットスキーに乗っていない時間はひとりでボンヤリできる
それでは反対にデメリットは何だろう?
・ジェットスキーに乗っていてトラブルがあってもレスキューしてもらえる仲間が居ない
・ひとりだと何となく寂しい(気がする)
こうして書き出すとそれ程デメリットは多くないような気もするが、やはりジェットスキーに乗って水面に出ている時に何かトラブルがあった場合はマズイ状況になるのがかなり大きなデメリットと言えばそうかもしれない。
なので私がひとりでジェットスキーに乗る場合に注意していることは・・・
・海ではひとりで乗らない(川や湖のいわゆる内水面という場所で乗る)
・携帯電話を防水パックに入れて持つ
・家族に行き先のゲレンデを知らせておく
・内水面でひとりで乗っている時も、岸が見えなくなる程岸から離れない
等々を注意し、遭難しないよう気を付けている。
ところで、霞ヶ浦大山スロープゲレンデ等にひとりでジェットスキーを乗りに行っていると、やはり私と同じくひとりでジェットスキーに乗りに来ているひとがまあまあ居ることに気付く。
年齢は様々で、若い人も居れば私位の中年も居て、大抵は男性。女性がひとりでジェットスキーに乗りに来ているのは見たことありません。
もしかしたら居るのかも知れませんが、私の知る限りでは見たことがないというのが実情。
私も含めてですが、ひとりでジェットスキーに乗りに来ている人は、短い時間サッと乗り、サッサと引き上げてゲレンデを後にする人も多い模様。
とにかく忙しい日常の合間にとりあえず短い時間でもジェットスキーに乗り、様々なストレスを短時間で解消しているようにも見える。
かくいう私も午前中に1時間だけジェットスキーに乗り、ゲレンデ滞在時間が3時間程という乗り方を過去に何度もしているので、それと似たようなものかもしれません。
ひとりの時間は何となく寂しい感じがすると上にも書きましたが、それでもひとりの時間は何となく贅沢で豊かな時間だと感じているのも正直なところ。
ジェットスキーに乗り、車の脇に置いた椅子に座り、水面に浮かんでいる自分のジェットスキーをひとり眺めながらボンヤリしている時間が好きというのもある。
そう言えば、霞ヶ浦大山スロープゲレンデにはバイクに乗った人も時々訪れ、ひとりでバイクに乗って訪れる人の中には、バイクをスロープに停車し、そばの石積に腰かけてボンヤリとバイクと湖面を見つめている人もいたっけな。
そんな風にして、男は誰しもひとりでボンヤリする時間が好きなのかもしれないと、ひとりでジェットスキーに行った時のことを思い出したのでした。