霞ヶ浦で見たレアジェットスキーのある風景
霞ヶ浦の大山スロープゲレンデでのある日。懐かしいジェットスキーのカワサキSC650だったかな?キレイにオールペンされているようで、かなり程度の良さそうな船体。
しかし暖かくなってくると、どこからともなくこんな感じのレアジェットスキーが出てきて、私たちを楽しませてくれます。確かにこのカワサキ650SC(横乗りジェットスキー)を真冬の霞ヶ浦で女性と二人で乗っても、それは修行以外のナニモノでもあるまい・・・。
暖かい時期にゆったりと女性や仲間と乗るのがこの手の正しいジェットスキーの乗り方。
しかし、その横でバスボートを下ろしている四駆の入水ぶりが男らしく、あんなんに入水しても大丈夫なのかしらんと思ってしまいます。ただ、私も河口湖でスタックした際には、キャンピングカーが床下浸水したので、人のことは言えませんが・・・。
ふと周りを見ると、撤退してしまったソウビマリンの残していったジェットスキーの残骸が転がっていたりと、なんとなくシュールな感じのここ、霞ヶ浦大山スロープゲレンデの一日。
建設省か何かは知りませんが、ご立派な防波堤のようなものをゲレンデに作ってくれたものだから、なんとなくゲレンデが狭い感じになっているのは仕方のないことか・・・。
仲間のジェットスキーのリードバルブが新型になったというので覗いてみると、確かにVFORCE3と書かれたプレートがインマニに挟まっています。本体そのものはインマニの中なのでわかりませんが、このちょろりと出た『ベロ』が、「このパーツ使ってまっせ」と、主張しているよう。その他、キャブが交換されていたり、シリンダヘッドが交換されていたりと、それなりに手が入っているジェットスキー。
あ、電気も交換済みとか・・・。あとはチャンバーを入れて足回りを固めればかなり楽しいジェットスキーになるに違いありません。しかし、ハンドルポールの動くジェットスキーに乗るのは実は苦手なのだ。
私が一番最初に乗ったのは、カワサキのジェットスキー750SXで、約20年程前の出来事。当時はハンドルの上下するそれか、X-2、もしくはシードゥーなどの小型ランナバウトしかなく、「ジェットスキーと言えばこのハンドルが上下する立ち乗りでしょ」という雰囲気が業界では濃厚。
今でこそ立ち乗り回帰みたいなことが言われていますが、当時は立ち乗りしか選択肢がほぼなかった状態。あの頃はそれなりに乗りこなしていたと思うのですが、今は体力の衰えとガラスの腰を気遣いながらのジェットスキー乗りなので、あまり無理をする訳にはいきません・・・。
でも、たまに仲間の立ち乗りジェットスキー(800SXR)などを借りて乗ると、意外に面白いんだよな~。550SXブームも仲間内で起きているようで、こちらも原点回帰かな・・・。