日曜日の霞ヶ浦大山スロープゲレンデの様子
今回は2014年7月13日に、霞ヶ浦の大山ゲレンデスロープにジェットスキーを乗りに行った様子をご紹介。普段は土曜日に行くことが多いのですが、仲間の都合がなかなかつかず、日曜日に行くことになりました。
ハイシーズンのため混雑が予想され、駐車場が一杯になってしまうかもしれないので、7時過ぎに湖畔に到着するよう早く家を出ました。天気は曇りがちですが、雨の確率はそれ程高くないため、とりあえず霞ヶ浦を目指します。
途中怪しい雲を目撃し「地震雲か?」と思ったりもします。地震の前兆現象として、こんな感じの怪しい雲が目撃されることもあると聞いたことがあったため、とりあえず写真に納めておきました。丁度その雲の下辺りに成田空港に着陸する飛行機が飛んでいます。
さすがに7時頃に到着したため、まだ駐車スペースは空いていましたが、かなりの数の車がジェットスキーを牽引して既に霞ヶ浦入りをしていました。とりあえず場所の確保はできたので、ゲレンデ周辺を散策してみることに・・・。
東日本大震災以降に時間を掛けて整備されたここ霞ヶ浦大山スロープゲレンデですが、新たに湖畔近くに駐車場とトイレ、シャワー(水ですが)設備が設置されました。特にトイレは待望の設備で、今まではソウビマリンのトイレを有料で借りるか、コンビニなどのトイレまで車で行かなければならず、女性にとっては使いづらいゲレンデであったことは確か。それが立派なトイレが設置され、女性でも安心してジェットスキーを楽しみに来ることができるようになりました。
手前が男子トイレ、奥が女子トイレとなっています。
その間にあるポールにシャワーが付いていて、このような感じできちんと水が出ます。せっかくこのような設備を準備してくれたのだから、みんなで大切に使いたいものです。ちなみに男子トイレは和式便器となっています。女子トイレも同じだと思いますが、見ていないので何とも言えませんが、多分同じでしょう。
さて、自分がゲレンデに到着してからも次々とジェットスキーを牽引した車が入ってきて、9時を過ぎてくるとかなりゲレンデが混雑してきました。仲間も到着したので、キャンピングカーをゆっくりとバックし、トレーラーを水中に入れ、とりあえずジェットスキーを湖面に降ろして、乗る準備を始めます。
曇りがちの天気でやや風も吹いているため、水面が少し荒れています。X-2に乗るのは少し厳しい水面だと分かっていながらも、とりあえず降ろしてみます。もちろんSTX-15Fも湖面に降ろし、こちらをメインに今日は乗る予定。
湖面にるとやはり見た目以上に水面が荒れていて、ランナバウトでも少し走りづらい状況でした。それでも多くのジェットスキーが湖面に出て走り回っています。
こんな時は少し離れた川の入り口を目指します。この辺りまで来るジェットスキーは少なく、周囲にジェットスキーの姿は見えません。
波も穏やかでここならば全開走行も可能です。しかし、微妙な波が邪魔をして、今回は時速96~99キロが限界で、100キロ超えの表示を見ることができませんでした。それでも全開走行をくり返せば気分はスッキリ、日頃のストレスも飛んで行ってしまいます。
そんな感じで思う存分楽しみ、岸に戻ってきたところ、仲間のジェットスキーがロープを巻き込んでしまい、除去をしているところでした。我々の中ではこのような事態を『イベント』と呼んでいます。
不謹慎に思われそうですが、ジェットスキーを20年以上やっていると、このようなちょっとしたトラブルはいい刺激になり、楽しみながら解決していこうという気分になります。
しかもこの『ジェットスキーのインペラやドライブシャフトにロープを巻き込む』という事態は、誰もが一度は経験したもので、時にはツーリング中にビニールやロープがシャフトに巻きついてしまい、ツーリングの途中でジェットスキーの船底を分解し、除去することもありました。
今回もスコープゲートを取り外し、カッターなどを使って少しづつロープを切断し、無事に除去が成功。試運転をしてみたところ特に異状はなさそうなので、これにて『イベント』は終了。こんなトラブルも楽しみながら、今日も一日霞ヶ浦で楽しく遊びました。