ジェットスキーに乗りに霞ヶ浦大山ゲレンデへ・・・【その02】2014.10
今回は、先日霞ヶ浦大山スロープゲレンデにジェットスキーを乗りに行った様子をご紹介。
現地に到着してからかなりの時間が経過していますが、まだ時間的には午前10時前。今回のメンバー(全部で3人)も揃ったことだし、そろそろジェットスキーに乗りましょうか、ということに。
今シーズンは夏場の予定がなかなか合わずに約5ヶ月ぶりの参加となった仲間の800SX-Rのエンジンも無事に始動したため、私もSTX-15Fを霞ヶ浦の湖面に降ろすことにしました。
相変わらず波は収まる気配を見せず、内水面なので今回接近している台風19号の影響ではないとは思いますが、乗りづらそうな水面です。
このジェットスキーも購入してから7年が経過。総走行時間は182時間となりました。単純計算すれば1年間に26時間乗ったことになりますが、ここ数年は1回あたり1時間は乗っていないと思うため、多分購入した最初の頃はかなりガンガン乗っていたのだと思います。
あと、ジェットスキーでの東京湾ツーリングなどを行なえば一気に6~7時間程エンジンを掛けている時間が増えるため、初期のころはツーリングにもよく行ったため、そこでも時間が延びたのだと思われます。7年も経過してくれば、エンジンは絶好調なのですが、そろそろアチコチがくたびれてくる頃で、新しいジェットスキーに買い替えたいなぁ~と最近は思っています。
で、次に買うのであれば何がいいかと言われると、コレといったジェットスキーが無いのが悩み。無難に同じSTX-15Fを買い替えという手もありますが、それではあまりに芸が無さ過ぎるため、それなら今のジェットスキーを大切に使っていった方がいいのかとも思ってしまいます。
あとは、最新型のカワサキのウルトラ310Xという手もありますが、価格の高さ(200万円超)と船体の大きさから躊躇しています。ただ、あのドッカンパワーの加速感と今日位の波であれば波を踏み潰してガンガン走る船体とスーパーチャージャーのエンジン性能には引かれるところもあり、いつまで元気でジェットスキーに乗ることができるか分からない今、最新式のハイパワージェットスキーに乗り替えるのもいいかもと、いろいろ考えてしまいます。
そんなことを考えながらアイドリングを5分間済ませ、エンジンの暖気が完了。これからの季節はますますエンジンの暖機運転の重要性が高まると思われるため、念入りにジェットスキーのエンジンの暖気運転をしなければなりません。
ジェットスキーのエンジンを暖気運転しないままイキナリ全開走行をしてしまうと何がイケナイかと言えば。エンジンが暖まっていないうちに全開でエンジンを回すと、シリンダー内の熱によってピストンが多少膨張することを見込んで、シリンダー径よりピストン本体は少し小さく作られています。
十分にエンジンが暖まっていない時は、シリンダーとピストンの間にすき間ができているため、そこでエンジンを高速回転させてしまえば、シリンダーとピストンの微小なすき間でピストンが暴れてしまい、最悪の場合ピストンがシリンダーを傷つけてしまうことがあります。
そのようなことを防ぐ意味でもジェットスキーのアイドリング運転は重要なのです。最近の乗用車は暖気運転が不要だと言われますが、乗用車のエンジン回転数(2000~3000)に比べれば、ジェットスキーの回転数は7000回転超。それを考えれば、乗用車の暖機運転は不要かもしれません。
さて、今日のコチラ側の住人は私達だけ。9月末にあれだけ賑わっていたゲレンデの様子が一変、10月の声を聞くと途端にジェットスキーヤーの姿を見なくなってしまいます。これだけ高い遊び道具なのだから、冬場も乗ればいいのにと思ってしまう私ですが、皆さんやはり冬場はスキーやスノボなどで山に行くのでしょうか?
波が結構あるので今日は波のない河口へ向かいます。河口まではどんぶらこですが、河口にくれば波はないため全開走行を十分に楽しみます。
全開走行を十分に堪能し、岸に帰ってくると・・・、あの犬軍団が寝ています・・・、「リ、リラックスし過ぎだろ・・・」と思いますが、なかなかカワイイものです。
キレイなボートがエンジンの調子を見るために湖面にお尻を浸けていました。お世辞にもキレイとは言えない霞ヶ浦ですが、これだけ広大であれば、あのようなボートでアチコチ巡っても楽しいのではないかと思いますね。
仲間のヤマハTZT700が波を飛んでいます。波があったらあったで、あのような感じでジャンプをして楽しめるのもシングルジェットスキーの良いところ。昔は海で波を大ジャンプして、空中でジェットスキーを放して水面に落ちるのが楽しかったことを思い出したりしました。
天気はいいのですが、風がやや冷たく、秋の気配を濃厚に感じられる一日となりました。
ある程度乗って満足したため、今日はいつもより早めにジェットスキーをトレーラーの上に上げました。
今年もあと何回ジェットスキーに乗りに来ることができるのか分かりませんが、できるだけ時間を見つけて乗りに来たいものです。