カワサキのジェットスキーウルトラ310Rをトレーラーで牽引してみました・・・

先週に引き続き富津岬にやってきました。

スズキマリン

今日の目的地は先週同様の『スズキマリン』さん。いつもの海沿いの道を通ってお店までキャンピングカーを進めます。

ウルトラ310R

見慣れたトレーラーに何だかいつもと違うジェットスキーが載っています・・・。

「か、買ってしまいました・・・カワサキのウルトラ310Rを・・・」

一時期は0.000001%位ジェットスキーから降りてもいいかと0.000001秒程思ったこともありましたが、やはりジェットスキーに乗りだしてから23年目にもなると、ジェットスキーに乗ることが日常になっている感じもして、到底やめることなどはできないようです。

『できないようです』などど他人事のように書いてみましたが、それは自分の仲間も同じような症状だから・・・。やはり私と同じ、いやそれ以上にジェットスキー歴の長い仲間と共に今日まで歩んできたため、ジェットスキー抜きの生活などお互いに考えられないといったところ。

ランナバウトの新艇を購入するのは実に8年ぶりで、以前乗っていたSTX-15F以来となります。久しぶりの納艇説明を受け、基本的なジェットスキーの取り扱いは完全に身に付いているため、スーパーチャージャーなど、ウルトラ310R固有の取り扱い注意部分について入念な説明を受けました。

その際に「とにもかくにも取り扱い説明書をよく読んで下さい」と何度か言われたのが印象的。私がSTX-15Fを購入した際にはそのようなことはあまり言われなかったような気がするのですが、ジェットスキーを製造するカワサキというメーカーの安全に対する意識が8年前より高くなっているということか。

ウルトラ310R

で、早速富津の南海面にジェットスキー2015年式カワサキウルトラ310Rを降ろして乗ってみることに・・・。

ウルトラ310R

と言うのはウソです・・・。

ウルトラ310R

最近は海で乗ることを封印しています。なぜなら大切なジェットスキーが塩害で傷むことと、乗った後のメンテナンスが大変なため。

海で乗った後はどんなに疲れていてもジェットスキーの船体外装を入念に水洗いし、エンジンルームも軽く水洗いし、次にエンジン内部にも真水を通して海水を抜かなければなりません。

しかしいくら真水を回してエンジン内をソルトアウェイなどで洗浄しても、マフラーに残っている海水を完全に除去することはできません。いつまでもマフラーから出てくる海水に、うんざりしたことが何度あったことか・・・。

ですから、最後の方に海で乗った後は『塩抜き』と称して淡水である湖や川で翌日にジェットスキーに乗るということをしていました。淡水で乗ってしまえばエンジン内部やマフラー内の海水は完全に除去できます。しかしそれでもエンジンルームに微妙に残る塩分だけは完全に除去することはできず、エンジンルーム内にあるプラグコードなどに塩の結晶のようなものが付着していることが常にありました。

そんな状態に嫌気がさした仲間の一人が『脱海宣言』をします。「えっ、ジェットスキーを海で乗らないなんてありえな~い」とか言っていた私や他の仲間ですが、いまやすっかり『淡水教』の信者となってしまい、今や海はジェットスキーに乗る場所ではなく、『海で子供を遊ばせながらバーベキューをして語らう場所』となってしまいました。

それでも海でバーベキューなどをしていても海でジェットスキーに乗っている人を見るとやはり気になるもの。それならいっそのこと水辺で子供を遊ばせながら、オヤジもジェットスキーに乗って楽しめる淡水の水辺に行けばいいということで、霞ヶ浦、河口湖、山中湖、利根川、他のゲレンデを季節や気分に合わせてローテーションしてきました。

ただ、やはりこのように静かな海面を見ていると「たまには海で乗りたいなぁ~」という気持になるため、今度は海専用のジェットスキー(シングル/立ち乗り)の中古艇を買おうかと画策している私。

まだまだ体が元気なうちはどんどんジェットスキーに乗ろうと思っています。仲間内でいつも言っていることは「ジェットスキーに乗れる時に乗っておく」という格言みたいな言葉があります。

みんな仕事や育児で忙しい毎日で、それでもその空いた貴重な時間を使って趣味を楽しもうとしています。ですから、『ジェットスキーに乗れる時間があればそのチャンスを最大限生かして乗りましょう』という考え方が根底にあります。

『今できることをできる範囲で精一杯やる!』というのは私の心の中の格言。一介のサラリーマンですから経済的にも時間的にも出来ることは限られています。それでもその中で最大限人生を楽しむことができるよう、日々全力で動いていれば、それなりに道は開けるもの。

このカワサキウルトラ310Rを手に入れるのも簡単ではありませんでした。それでも、『今できることをできる範囲で精一杯やる!』という自分の心の叫びに忠実に努力を重ね、ようやく購入することができました。

今年のジェットスキーシーズンはこのウルトラ310Rを目一杯使って楽しみたいと思っています。

ウルトラ310R

トイレを利用するために、富津公園にキャンピングカーでジェットスキーを牽引してやってきました。お天気の良いまさに納艇日和で、ポカポカと暖かい日です。

ウルトラ310R

後方から見ると、2艇積みのトレーラーですが、ウルトラ310Rでいっぱいのような感じがしますね。

ウルトラ310R

やはりトレーラーのフェンダーをかさ上げしておいて良かったと思います。ウルトラ310Rの重量で板バネが伸び、タイヤとフェンダーのすき間がちょうどいい感じになっています。以前のままであればかなりスレスレになっていたことでしょう。面倒がらずにトレーラーの改良をやっておいて良かったと思える瞬間です。

ウルトラ310R

STX-15Fに比べてウルトラ310Rの全長は250mm長いため、トレーラーにバランス良く載せようと思えば、このように後方に船体がかなり出っ張った形になります。

以前STX-15Fをサンコー製のアルミトレーラーで牽引していた時にはこの出っ張りを嫌って目一杯前方にジェットスキーを載せていました。

ただ、その状態だとヒッチボールに掛かるカプラー重量が規定値を遥かに超えていたらしく、しばらくしてキャンピングカー側のリアの車軸オイルシールとベアリングがダメになり、高速道路上で走行不能になってしまったことがありました。

その際はなんとかだましだまし高速道路を下りましたが、一般道に下りてすぐに完全に動かなくなってしまい、結局保険会社のレッカー車に乗せられて修理工場に行くハメに・・・。

その時レッカー車には家族全員が乗れないため、乗れない家族はタクシーで最寄の駅まで行き、そこから電車で帰宅することになり、大ブーイングを受けたことがありました。

そんなことにならないよう、カプラー重量は適正値を保たなければなりません。見た目は少々アレですが、トレーラーや牽引車を大切にするためですから、仕方がありません。

ウルトラ310R

バウストッパーにウルトラ310Rの前方がくっついていますが、そこに引っ掛けるフックはスチール製のようです。STX-15Fのこの部分はプラスチックようなカバーが付いていたのですが、ウルトラ310Rはフックが剥き出しのまま。

あまり色気のない仕様で、「えっ、これでいいの?」と思ってしまいますが、まぁ、実用性と強度重視というところなのでしょうか。今更ここをどうこう言っても仕方がないため、これはこれで受け入れるしかありません。

この部分のドレスアップパーツがあれば検討してみたいと思える部分でもあります。

さて、ようやく手に入れることができたカワサキのジェットスキーウルトラ310Rですが、仲間でもウルトラ300に乗っている人はいるのですが、310Rは初になります。

自分自身試乗などをしたことがないので、どんな走りをするのか楽しみなところではありますが、確実に言えることはSTX-15Fより『速い』ということ。

STX-15Fが160馬力なのに対してウルトラ310Rは300馬力。倍近くのエンジン馬力があるため、どのような加速をするのか、非常に楽しみ。

スズキマリン

しかし最近はジェットスキーの仲間も徐々に減りつつあり、若い方や新しい方が始めるということが少なくなってきたのも事実。

このままではこんな楽しいジェットスキー業界が衰退してしまうとやや危機感を持っています。

そこで今年の夏はこのウルトラ310Rに乗ってみたいという方を募集してみようかと・・・。

もちろん乗ったからってジェットスキーを買わなければならないことはもちろんなく、ジェットスキーという乗り物に少しでも興味を持ってもらえればさいわいだと思っています。

主に乗る場所は次の3箇所になります。

・霞ヶ浦大山スロープゲレンデ
・河口湖
・山中湖

霞ヶ浦は一年中乗れますが、河口湖と山中湖は冬場はお休みです。

もちろん試乗に際しての料金などは一切必要ありません。ただ、私達は意外に地味な集団ですので、真面目な方や、ゲレンデのマナーを守って頂ける方(ゴミを散らかさない方・爆音のする車に乗って来ない方)であれば歓迎いたします。

もちろん2月の今はあり得ない位水が冷たいため、私達のような『好き者』しかジェットスキーに乗りませんが、5月のゴールデンウィーク頃になれば水はまだまだ冷たいですが、短時間の試乗であれば大丈夫だと思います。

ジェットスキーに興味がある、もしくはキャンピングカーに興味があるという方、下記のメールアドレスまでご連絡を頂ければ、こちらから折り返しご連絡をさせて頂きます。

ファミリーでの参加も歓迎いたします。

女子会メンバー同士の参加も大歓迎!(メンバーや私がもの凄く喜びます・・・汗)

メールを頂く際には次の項目を記載願います。

・参加者のお名前(イニシャル・ハンドルネーム可)
・お住まいの県(詳しい住所などは必要ありません)
・年齢/性別
・連絡の取れるメールアドレス

それを頂ければ、次回どこでジェットスキーに乗るかをご連絡いたしますので、ご都合が合えば直接ゲレンデに来て頂ければと思います。(ゲレンデの場所はメールにてご案内いたします)

現地集合現地解散といたしますので、ゲレンデでバーベキューがてらジェットスキーに乗るというような楽しみ方もあります。

もちろん私達の輪の中に入って話をしなければならないということもありません。仲間や家族で輪になって楽しみながら、ジェットスキーに乗る時は声を掛けて頂くスタイルの方が私達も気が楽で、むしろそっちの方が歓迎です。

ジェットスキーの楽しさを伝えるのが主目的ですので、お互いに緩い感じで楽しめればと思っています。

wetp

※持ち物としては、上の写真のようなウエットパンツがあればベストですが、無ければ水に濡れても良い長ズボン(Gパン・チノパン)などを持ってきて下さい。怪我防止のため、海パン、ビキニでは乗ることができません。

上半身はラッシュガードがベストですが、無ければ濡れても良いTシャツや長袖シャツでも可能です。

ビーチシューズは必須となります。(ビーチサンダルは不可)水遊びの季節になれば靴屋さんに商品が並びますから、高いものでなくて結構ですので、一足準備願います。

いろいろ書きましたが、ケガをしないよう楽しく遊ぶのが目的ですから、ご協力をお願いいたします。

ライフジャケットはお貸しできるものがありますので、不要です。(女性・子供用もあります)

以上のような感じですが、今年はジェットスキーに乗るという新しい経験をしてみてはいかがでしょうか?

ご興味のある方のご連絡をお待ちしております。

連絡先

skywind717☆gmail.com

※迷惑メール防止のため、@を☆に変えています。送信の際には、☆を半角@に変えて送信願います。

件名は『ウルトラ310R試乗希望・・・』と書いて頂ければさいわいです。

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