カワサキのウルトラ310Rを隅々まで確認&検証してみました【その01】

カワサキのウルトラ310Rの納艇をスズキマリンさんで無事済ませ、とりあえず今日のところは乗ることができないため、家に連れて帰ることにしました。

ガソリンスタンド

お天気も良くジェットスキー日和なのですが、今からメインゲレンデである霞ヶ浦の大山スロープゲレンデに行くには時間的に無理があります。

道路 亀裂

工場地帯の脇を走る道は舗装の状態が悪く、このような穴がアチコチに開いていて、トレーラーのタイヤがこの穴の上を通過するたびに『ガチャンッ』と大きな音を立てます。

道路 亀裂

トレーラーのタイヤは交換したばかりなので心配はないのですが、やはり気になります。ちなみにタイヤの空気圧は3.5kg/cm2と、ライトトラック用のタイヤのため、普通乗用車用のタイヤの規格上の最大空気圧240kPa(2.4kg/cm2)より少し高めになっているのも関係しているのかもしれません。

ウルトラ310R

キャンピングカーのバックアイカメラが故障しているため、以前であればモニターでトレーラーやジェットスキーの様子を確認することができたのですが、今はこんな感じで後方の窓に貼り付けられた簡易ミラーで様子を確認することしかできない状態。

「う~む、早くバックアイカメラを修理しなければ不便でしょうがないなぁ~」と思いながらジェットスキーを牽引したキャンピングカーを走らせる私。

とりあえず簡易ミラーでジェットスキーがついてきている様子は確認できるため、チラチラとミラーを確認しながらのドライブとなります。

信号

真冬にしては暖かい日で、午後2時過ぎの気温は12℃もあります。これ位暖かい日であれば、ドライスーツの下に防寒着をしっかり着ていれば、水の冷たい霞ヶ浦でも快適にジェットスキーに乗れそうです。

ウルトラ310R

ようやく家に到着し、車庫にトレーラーを入れてみました。改めて見るとやはり船体の大きさを感じるところで、STX-15Fより250mm長い船体は伊達ではないと感じるところ。

ウルトラ310R

とりあえずキレイなうちに各部の写真を撮っておいて、記録として残しておくのも悪くないと思い、いろいろなところを写真に撮っておきます。

ボディーにガラスコートをすればキレイな状態が長持ちするとスズキマリンの店長が言っていたので、ガラスコートを自分で施工することを検討中。インターネットで軽く調べてみると、様々な自分で施工できる商品があるようなので、良さそうなものを試してみたいと思います。

ウルトラ310R

このウルトラ310Rの良いところは、このシート形状にあります。新艇のため、靴を脱いで早速またがってみましたが、このお尻の部分をサポートする盛り上がりの部分がちょうど良くフィットし、乗っているうちに体が後ろにずれてしまうのを防いでくれます。

STX-15Fのシートは全面がフラットだったため、乗っているうちにお尻がずれてきてしまい、意識して体を前に持ってくるようにしなければなりませんでしたが、ウルトラ310Rに関してはその心配はなさそうです。

これだけ良いシート生地と形状であれば、ドレスアップの目的以外でシートカバーをアフターパーツ製に交換する必要性を感じないといったところ。

ウルトラ310R

メーター周りは非常にシンプルな造りで、変にごちゃごちゃしていても水が溜まるだけなので、これはこれでいいのかもしれません。ただ、このメーター周りのデザインはSTX-15Fの方がカッコイイと私は思っています。

ウルトラ310R

ハンドルのすぐ下にあるストレージボックスはやや深い形状のものが装備され、小さいペットボトルであれば十分に入りそうです。ここはSTX-15Fより使い勝手が良さそうです。

カワサキのウルトラ310Rに限らずSTX-15Fにも採用されているイモビライザーキー。このキーがなければエンジンを掛けることができないため、失くさないようにしなければなりません。

「ジェットスキーにイモビライザーかぁ~、20年前には考えられなかった装備品だよなぁ~」と感慨に浸る私。今でも2ストのシングルジェットスキーはそうですが、ランナバウトもテザーコードを挿せばすぐにエンジンは始動可能でした。

果たしてジェットスキーにイモビライザーが必要かどうかは疑問ですが、これも時代なのでしょう。私としてはイモビライザーなど不要なので、その分価格を下げてもらった方がよっぽど嬉しいのですが、いかがなものでしょうか。

ウルトラ310R

ノーズ部分にあるストレージボックスの様子です。この黒いBOXの下にも収納スペースがあり、206Lもの容量があるようです。ただ、この黒いBOX部分にはやはり水が入るそうなので、濡れると困るようなものは入れない方がいいとのことでした。

まぁ、高速で波の中を航行したり派手に旋回したりすれば、多少の水が入るのは仕方のないことかもしれません。

ウルトラ310R

ハンドル周りもシンプルな造りで、バーハンドルはいいのですが、この辺りのデザインもSTX-15Fの方がキレイにまとまっていたと感じるところ。

やはりSTX-15Fに8年近く乗っていたのでウルトラ310Rのハンドル周りや船体形状に馴染んでいないというのもあると思います。この辺りの印象は乗っていくうちに変わる可能性もあるため、随時レポートは続けようかと思っています。

ウルトラ310R

最後尾にある小さなシートを取り外すとここにも浅い収納スペースがありました。信号光煙と曳航用のロープが入っていました。曳航用のロープは太くて長さもあり、かなり使えそうな感じのロープ。

ウルトラ310R

ちなみに取り外した小さなシートの裏側にはお約束の純正工具がコンベックスバンドで留めてありました。「バ、バンド留めかぁ~」確かSTX-15Fは黄色い小さな筒があり、X-2は専用の黒い筒がゴムバンドで丁寧に留められていたような気がします。

「ここでコストダウンしてるのね」と思いながら、このままここに縛り付けたままだと、確実に中の純正工具が錆び錆びになってしまうため、そっと取り外します。

ウルトラ310R

ちなみにこの小さいシート、2014年の10月に製造されたものらしく、製造後3カ月と、出来立てホヤホヤといった感じ。

ジェットスキーのツーリングに行く際には工具を積んで行きますが、近場を航行するだけであれば、最近は工具を積んで走ることもなくなりました。

本来であれば積んでおいた方がいいのですが、海で乗らないことと、たいてい仲間と一緒に行っているため、長時間帰ってこなければ捜索もしてくれる上、必ず携帯電話を持って乗るようにしているため、工具は積んでいません。

ウルトラ310R

ちなみに霞ヶ浦のど真ん中でも携帯電話は繋がるため、ジェットスキーに乗る時は必ず持っておいた方がいいと思います。防水仕様ではない携帯電話であれば、アクアパックなどの防水ケースに入れて持っておくことをオススメします。

その際、携帯電話はジェットスキーの小物入れなどには収納せず、必ずライフジャケットなどに紐で取り付け、身体から離れないようにしておく必要があります。

ウルトラ310R

なぜなら、ジェットスキーから落水し、そのまま風や波でジェットスキーがどんどん流されてしまい、追いつけない場合もあるためです。そうなれば身体ひとつで漂流する状態になり、そんな時に肌身離さず持っていた携帯電話が役に立ちます。

そのような事態にならないのが一番なのですが、アウトドア、しかも水の上ということもあり、『備えあれば憂いなし』の考えの下、準備をしておく必要があります。

まだまだカワサキジェットスキーウルトラ310Rの検証は続きます。

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