カワサキのウルトラ310Rを隅々まで確認&検証してみました【その02】

カワサキのウルトラ310Rの様子を詳細に検証しています。

ウルトラ310R

最後部のシートの大きさはこのような感じで、メインのシートに比べると決して大きくはありません。最後部のシートに人が座ることはそう頻繁にはないため、私にとってはこれで十分。むしろもっと薄くてペラペラの方が軽量化にもなって歓迎したいところ。

ウルトラ310R

そのシートの場所にこんな感じでコーションラベルがデカデカと貼ってあります。デザイン性も何もあったものじゃありませんが、それだけ重要な注意事項ということでしょう。

これを見る限り、ジェットスキーに乗る際はウエットスーツなどを着用しなければ、重大な事故が起こる可能性があるということを示唆しています。

高速で走るジェットスキーから落水し、腹腔内に水が入ることにより、実際に死亡事故も起きていることから、メーカー側も危機感を持っているようです。

私もジェットスキーを始めた頃は海水パンツにライフジャケットを着て気軽な感じで乗っていたこともありましたが、今は怖くてとてもそんなことはできません。真夏でも長袖のウエットスーツを着て、ケガや紫外線から身体を守るようにしています。

それでも真夏になると海水パンツにライフジャケットという気軽な格好でジェットスキーに乗っている人も多いようです。

ウルトラ310R

ウルトラ310Rの船底に潜ってみました。ライドプレートのところに切り欠きがあり、そこにスピードを測るための水車があります。「えっ、こんなところに付いてるの・・・、前のSTX-15Fは最後尾のハル側に付いていたのに・・・」と思ってしまいます。

この場所だと水面を漂うゴミなどを引っ掛けてしまうのではないかと思うのですが、この位置で大丈夫なのでしょう。ネジを締めたという印の青いペンキが塗ってあり、きちんとチェックはしているようです。

しかし仲間の乗っているSEA DOO RXP-X260RSなどはGPSを使ったスピードメーターや方位表示など、かなりのハイテクメーターのため、クルーズコントロールやワンタッチ8キロモードなど、使用頻度が少ない装備品にコストを掛けるより、メーター関連にコストを掛けて欲しいもの。

ジェットスキーって基本的に全開~全閉の間を短時間で行き来するものだと思っているので、基本的にクルーズコントロールやエコモードなどは必要ないと私は思っています。事実昔はそんな機能などなくてもジェットスキーに楽しくのることができたし、今も無くても楽しく乗れると思います。

ウルトラ310R

さらに船底を見て行きます。新艇のため当たり前ですがピカピカの状態です。昔は砂浜や岩のある海岸にそのまま乗り上げるという恐ろしいことをしていましたが、いまはそんなことはできません。

アンダーハルの状態をいかに美しく保ち続けることができるのかが、最近では至上命題になりつつあります。

ウルトラ310R

マフラーエンドのパーツはウルトラ310RもSTX-15Fもそれ程変わりはないようです。ここに新たに付いているのが、エンジン内部を洗浄するためのホースフィッティング口と、インタークーラーを洗浄するためのホースフィッティング口が並んでいること。

淡水で乗っている分にはそれ程頻繁に洗浄をしなくても良いとのことですが、やはり時々は洗浄した方がいいとスズキマリンの方が言っていたので、時々洗浄しようと思います。

ウルトラ310R

ウルトラ310Rのエンジンルームです。納艇前にスズキマリンさんが、プラグを一本一本外し、プラグのネジ山にグリスを塗ってくれました。これは次回のプラグ交換の際にプラグが固着して取れないという事態を回避するためだとか・・・。

「ここでのひと手間を惜しむと、結局こっちが苦労するんですよ~」と言っていた店長の言葉を思い出しました。このひと手間が、お客さんのためになり、ひいては自分のためにもなるという、まさに相互にメリットがあるということでしょうか。

ウルトラ310R

それにしてもかなりの集積度合いです。後部の方にはインタークーラーやスーパーチャージャーなど、STX-15Fには付いていなかったパーツ類のオンパレード。

何の知識もない素人が気軽に手を出せるような雰囲気は微塵もありません。2ストジェットスキーであればキャブ交換や電装関連の交換など、多少はできることがあったのですが、4ストジェットスキーのエンジンルームはまるでブラックボックスのよう。

最近の4ストジェットスキーは格段に故障が少ないため、自分でいじくり回すということはないため、これはこれで良しとするしかありません。

ウルトラ310R

何やら船底に近い場所にピンク色の筒のようなものがあり、ここに水が溜まる場合があるとか。まだ取扱説明書をよく読んでいないため分かりませんが、その対処法も書かれていることでしょう。

ただ、スズキマリンさんのメカニックが言うには、外しづらくて外したら外したで、今度は非常に取り付けにくいパーツだとか・・・。まずは取説を読むしかありませんね。

ウルトラ310R

プラグコードにはそれぞれ番号が振ってあり、これは整備士の方にとっては嬉しいポイントではないでしょうか。

ウルトラ310R

ブローオフバルブなのかな?ウルトラ310Rという加給器の付いたジェットスキーに乗るのは初めてなので、エンジンルームを見ても何が何なのか、さっぱり分からないというのが正直なところ。

ウルトラ310R

新艇なのにハルの内側に白いFRPの粉のようなものが付着していたので、濡らした雑巾でキレイに拭き取りました。カワサキのジェットスキーにおけるこの辺りの造りの荒さと、仕上げの甘さは昔から変わりませんね。決して安い買い物ではないだけに、細かい点ではありますが、気を遣って欲しいものだと思います。

ウルトラ310R

カワサキのウルトラ310Rも以前所有していたSTX-15F同様に、船体カバーを被せて保管するようにします。新品のカバーということで前後が分からないことと、寒さでビニール素材が硬くなっていることで、最初の取り付けは簡単ではありません。

ウルトラ310R

あまり強く引っ張りすぎて新品のボートカバーを破いてはいけないので、慎重に作業を進め、ようやくキレイにカバーを掛けることができました。スズキマリンさんのロゴ入りで、STX-15Fでも使用していたラビオス製のボートカバーです。

ウルトラ310R

こちらは2個あるイモビライザーキーのうちのひとつ。緑色のキーとこの黄色のキーの2種類のキーがあり、緑色のキーがフルパワーモード用、黄色いキーがパワーセーブ用キーになります。

普段は緑色のキーを使い、慣らし運転の時も緑のフルパワーモードキーを使用しても問題はないとのこと。問題があるとすれば、2個ともキーを失くしてしまえばエンジンを掛けることができないという点。

それは当たり前のことなのですが、2個とも失くしてしまった場合。『イモビライザーキーだけの再発行が不可能』ということで、船体にあるコンピューターごと交換しなければならないという点には注意しなければなりません。

仮に片一方でもキーが残っていれば、どちらのモードのキーでも複製は可能ですが、両方いっぺんに失くしてしまうと大変なことになるようです。

スズキマリンさんでも過去に両方とも失くした方がいて、コンピューター一式で8万円の費用がかかったとか・・・。キーだけの複製であれば数千円で済むらしいので、最初に複製を作っておくのもいいかもしれません。

とりあえずウルトラ310Rに乗る準備は整ったので、寒いですが乗れる日を見つけて乗ってみたいと思います。

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