ジェットスキーウルトラ310R進水式&ワコーズ RP-C ラスぺネ&シートの製造年月日
霞ヶ浦大山スロープゲレンデにカワサキジェットスキーウルトラ310Rの進水式に来ています。
太陽も徐々に明るさを増し、眩しいばかりの朝日を受けているジェットスキーウルトラ310Rを眺めてばかりでは仕方ないので、そろそろ本格的に乗る準備をしようと思います。
イモビライザーキーを本体に挿し、テザーコードをハンドル部分のスイッチに挿し、エンジンを掛けてみます。「キュルキュルキュル」とセルモーターは勢いよく回るのですが、1回でエンジンは掛かりませんでした。
おそらくエンジン本体やエンジンオイルが冷え切っているため、ガソリンが爆発しないのかもしれません。2回目にセルを回すと「ブルルルルッ」という感じでやや野太いエンジン音が聞こえ、無事にエンジンが始動。
そのまま30秒程エンジンを掛けておき、マフラーなどが暖まるのを待ちます。あまり長時間回し過ぎるとエンジンに悪影響があるため、程々が肝心。
さて、次に取り出したのは『アマゾン』の箱。とりあえずお店などに買いにいく暇がなかったため、お得意のアマゾンで頼んでしまいました。
箱に入っているのは、『ワコーズ RP-C ラスぺネ 業務用 業務用浸透潤滑剤 A121 350ml A121 [HTRC3]』で、それなりに高額でしたが、良いものだと聞き、購入するに至りました。
缶のカラーリングも何となく『本物』を思わせるようなカラーリングで、防錆・潤滑性能に優れているということで、選んでみました。
で、カワサキジェットスキーウルトラ310Rのどこに使用するのかと言えば・・・。
このゴムキャップを取った場所にある金属製のニップルのようなパーツにノズルを差し込み、潤滑剤を入れる場所となっています。
流し込まれた潤滑剤はどこへ向かうのかと言えば、ウルトラ310Rの船体内にある『スーパーチャージャー』
特に海で乗った後にはスーパーチャージャーが塩分などで固着するおそれがあるため、潤滑剤をこの部分から流し込むのは必須とのこと。
淡水オンリーではそこまでシビアにならなくてもよいそうですが、スーパーチャージャーの固着など、考えただけでも修理代が掛かりそうなトラブルを未然に防ぐため、乗る前と、乗った後には必ず潤滑しようと思います。
まだまだ進水式前のため、ピカピカのエンジンルームです。このキレイな状態を長く保つことができるよう、メンテナンスをしっかりとしていこうと思います。
こちらのバーコードは、シートの裏に貼ってあるバーコードで、おそらく製造年月日を表しているようです。
それを見ると最後尾の小さいシートは『2014年10月17日』に製造されたシートのようです。
こちらは大きい方のシートのバーコードで、『2014年10月24日』に製造されたシートのようです。
2015年の1月初旬頃には日本の港にウルトラ310Rは入港していたと思われるため、製造されてから1ヵ月そこそこでアメリカの工場を出て、日本に向けて出発したまさに『出来立てほやほや』のジェットスキーということになるのでしょうか。
これは今日使用するアンカーになります。
左から、
・マッシュルーム型アンカー(10年以上使用)
・漬け物石(ホームセンターで購入)
・ブロックアンカー(ブロック2個をステンレス製のチェーンで連結した自作品)
という3個のアンカーを複合して使用します。
風裏とは言え、時折強い風が吹き付けてきているようなので、STX-15Fより船体の大きなウルトラ310Rが流されないよう、持っているアンカーを全て投入することにしました。
設置と引き上げは大変ですが、アンカーが軽いせいで風に流され、ウルトラ310Rが岸に打ち上げられるという最悪の状況になるのを防げることを考えれば、それくらいの苦労は仕方ありません。