ウルトラ310Rのならし運転&スーパーチャージャーへの注油問題の解決方法

霞ヶ浦大山スロープゲレンデにジェットスキーウルトラ310Rのならし運転に来ています。2015年2月7日(土曜日)という真冬の最中ではありますが、風も弱く日差しもあるため、それ程寒いとは感じません。

ウルトラ310R

ただ、数字的にはかなり気温・水温共に低いため、真冬であることに違いはありません。

現在の気象状況

風向(本館) NNW _
風速(本館) 1.1 m/sec
気温(本館) 7.1 ℃
湿度(本館) 65 %
風向(湖上) NNW _
風速(湖上) 2.4 m/sec
気温(湖上) 3.6 ℃
湿度(湖上) 76 %
気圧 1015.2 hPa
雨量 0.0 mm/10min
日射量 2 MJ/m-2/hr
地温(10cm) 1.1 ℃
地温(30cm) 2.9 ℃
水位 * cm (Y.P.)
水温(上層) 5.1 ℃
水温(中層) 4.9 ℃
水温(下層) 4.9 ℃

ウルトラ310R

日差しがあるため、シートが少しは温まるとは思いますが、真夏でもシートの表面が熱くならないような素材を使用しているため、それ程期待はできないのかもしれません。

そういう意味ではやはりジェットスキーは暑い時期のレジャーなのだということを再認識させられるところ。

ウルトラ310R

改めて見てもかなりトレーラーからジェットスキーウルトラ310Rのお尻がはみ出ています。しかしこれ以上前にジェットスキーを移動させるとトレーラーのカプラー重量が過大になるため、この位置がベストだとスズキマリンの方が言っていたので、仕方のないところ。

CIMG3946

大山スロープゲレンデの波打ち際も穏やかな様子で、東日本大震災の後の復旧工事も全て完了し、まだまだコンクリートも新しい状態を保っています。真夏の混雑がウソのように静かな霞ヶ浦大山スロープゲレンデの様子です。

やはり真夏に比べて感じるのは『水がキレイ』ということ。お世辞にもキレイとは言い難い霞ヶ浦ではありますが、真冬のこの時期は岸付近の水が透き通っていて、年々そのキレイさが増しているような気がします。

ウルトラ310R

さて、今回はウルトラ310Rで使うメンテナンス用品を少し自作してみることに。自作と言ってもゴムの板(3ミリ厚)にキリで穴を開けただけですが・・・。

ウルトラ310R

これをどうするかと言えば・・・、

ラスペネのノズルをこの穴に挿して準備は完了。「何だコレ?」と思われるかもしれませんが、ある場所に注油をする時に便利になるグッズとなります。

家に転がっていたゴム板を再利用しただけの簡単な道具ですが、このような細かい工夫をするのは案外好きで、何か不便があればいろいろと考えるのは楽しいもの。

ウルトラ310R

カワサキのウルトラ310Rにはスーパーチャージャーという加給器が装備されているのですが、このスーパーチャージャーのパーツが固着してトラブルを起こす場合があり、メーカーであるカワサキモータースジャパンから、「スーパーチャージャーに注油せよ」という指示が出ています。

注油のタイミングは、乗る前に1回と、乗った後に1回の計2回で、時間はエンジンを掛けて5~10秒程ラスペネなどの潤滑剤を浸透させるというもの。

スーパーチェージャーへの注油方法は、船体側にある小さなニップルにラスペネなどのノズルを挿入して行ないます。

ウルトラ310R

ただ、写真にある通り、ニップルの径とノズルの径が違うため、そのまま噴射すれば液体が逆流してきてしまい、こんな感じでおそらく70%程が外に溢れてきてしまうという困ったことが起きてしまいます。

そこで登場するのが先程のゴム板で、ノズルを挿したゴム板をニップルの蓋のようにして使い、ニップルのすき間からラスペネなどの潤滑剤が逆流しないようにします。

ウルトラ310R

使用する時はあらかじめゴム板を取り付けたノズルをニップルに挿入しておき、エンジンを掛けたら素早くゴム板をニップルに強く押し付けながらスプレーの噴射ボタンを押します。

この方法であれば、漏れることなくスーパーチャージャーへの細いパイプに潤滑剤が流れていくのを確認できます。

ニップルの周りに潤滑剤の漏れも発生しておらず、簡単ではありますが非常に効果の高い方法だと思います。

同じウルトラシリーズにお乗りで、スーパーチャージャーへの注油に悩んでいる方がいましたら、是非試してみる価値はあります。

ウルトラ310R

さて、スーパーチャージャーへの注油も無事に完了し、ニップルの蓋も閉めました。そろそろフルドライスーツに着替えてウルトラ310Rのならし運転を完了させなければなりません。

エンジンを再度かけ、アイドリングをしてエンジンとエンジンオイルを温めます。寒い時期は陸上での暖気運転と、水上での暖気運転が非常に重要な意味を持つため、入念に行ないます。

ウルトラ310R

とりあえず乗った後にもスーパーチャージャーにラスペネを注油するため、一旦キャンピングカーの中へ片付けておきます。

ウルトラ310R

風と波は穏やかなので、必要ないとは思いますが、本日も先週同様にトリプルアンカーで行きます。この時期は突然黒い雲が空にかかり、風が吹き始めることもあるため、万全の準備で挑むことに。

キャンピングカー

しかも今日は本当に一人のため、何かあっても助けてくれる人はいません。真冬の湖に出るということは、クローズド水面とは言え、準備を怠らない方がいいのは間違いありません。

ウルトラ310R

いつものようにキャンピングカーを霞ヶ浦にどっぷりと浸けて、「車軸には良くないよなぁ~」と思いながらウルトラ310Rを湖面に降ろします。

キャンピングカー

マフラーから水が逆流しないように、降ろしている最中にキャンピングカーのエンジンを切る訳にはいかないため、ブクブクと湧水のように水面が波立っています。

ウルトラ310R

とりあえず先週に引き続き今週も霞ヶ浦に開放されたウルトラ310Rで、今週は全開走行をある程度楽しみたいと思います。

ウルトラ310R

いつもの水上飛行機も飛んでいて、このゲレンデの脇にある格納庫から出してきて飛ばしているのですが、けっこうなおじさんの集まりで、「いいねぇ~。いくつになっても子供のようにあんな風に遊びたいものだよねぇ~」と、仲間とよく話をしています。

今日は湖面が穏やかなため、タッチ&ゴーを繰り返して飛行していて、とっても気持良さそうでした。

ウルトラ310R

冒頭にご紹介した水温や湖面の温度を測定している機器が収められているのが、この建造物。この建造物からデータが自動的に送られ、ホームページ上で公開されています。

一時期故障していたようで、まともにデータが表示されていない時もありましたが、現在は修理されてきちんとデータが表示されるようになっているようです。

ウルトラ310R

ならし運転もほぼ完了したので、待望の全開運転をしてみました。

ウルトラ310R

停止時からのフル加速は噂にたがわず、『しっかりとハンドルにしがみ付いていないと飛ばされそう』になる程の加速感で、整備重量が470kgもある重量級のジェットスキーとは思えない加速をします。

特に低~中速からの加速感は凄まじく、ハンドルをしっかりと握っていても、あの、シートにあるちょっとした引っ掛かりまで簡単にお尻がワープしてしまいます。

午後になってから少し風が出てきて水面が少しだけ波立ってきましたが、その水面でもフックアップは抜群で、ゼロ加速からでもキャビテーションを起こすそぶりさえ見せないのは見事。

ぐんぐんと加速していき、あっという間にリミッターの作動する108km/hに到達してしまいます。リミッターが効くと明らかにエンジンの回転数が落ち、軽くブレーキが掛かったような挙動をするのはやや不満ですが、自主規制のため、これは仕方のないところでしょう。

ウルトラ310Rのリミッターカットパーツも販売されているようですが、エンジンを壊してしまったという話も聞くため、ちょっと躊躇しています。

まぁ、ノーマル状態でも十分に速いジェットスキーのため、しばらくはノーマル状態でも楽しめそうです。そして改造するなら最高速を伸ばすのではなく、レスポンスを改善して、0 ⇒ 100km/hまでの時間を短縮できるようなチューニングがいいと思っています。

ウルトラ310R

ウルトラ310Rは比較的長い船体ですが、ハンドルの上辺りから前方を見ると意外に短く感じ、コンパクトな印象も受けます。

ようやくならし運転も完了し、このシーズンはウルトラ310Rで存分に楽しみたいと思います。

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