キャンピングカーで大山スロープゲレンデにジェットスキー&嬉しいハプニング【その2】
今回は、2015年7月25日の土曜日にいつもの霞ヶ浦大山スロープゲレンデにジェットスキーを乗りに行った様子をご紹介。
朝の早い時間帯から気温はぐんぐんと上昇し、ジェットスキーの準備を終えて湖面にウルトラ310Rを浮かべる頃には全身汗だくになってしまいました。
「とにかく一度乗って涼もう」ということで湖面に早速ジェットスキーに乗って出ていきます。
時刻は午前10時頃。ご覧の通り水面はトロンとしていて、風もなく鏡のよう。「こりゃ~今日はガソリンの消費量が増えるなぁ~」と思いながら、いつものようにエンジンを暖めるための暖気運転を5分。
真冬と違い真夏の時期なので5分もアイドリングによる暖気運転は不要だとは思うのですが、STX-15F時代から続けている儀式のようなものなので、とりあえず守り続けている次第。
ただ、今日はその5分が非常に長く感じます。アイドリング航行の間に反対岸の様子も見に行きましたが、いずれにせよ非常に暑く、汗が止まりません。
ようやく暖気運転の儀式が完了し、湖面を全開で走行すれば、「す、涼しぃ~」となるはず・・・、でしたが、「ん、あまり涼しくないな、気温が高すぎるのかな?」と思い、一度停止して霞ヶ浦に飛び込んで沖で湖水浴をしてみます。
それでも水温が30°もある湖水は『冷たくて気持ちいい』というレベルではなく、『ぬるい』といった感じ。
今日のジェットスキーゲレンデの設営状況はこんな感じ。キャンピングカーに取り付けてあるサイドオーニングが今日は大活躍。やはりサイドオーニングは雨よけではなく日差しを避けるために使いたいもの。
仲間と「先週の河口湖はやっぱりパラダイスだったねぇ~」と話しながらお昼ご飯の準備をします。河口湖は標高が高いのと湖水の程よい冷たさが相まって非常に爽やかな高原リゾートといった感じでした。
「このような『酷暑』の時には水辺というだけで涼しいという訳ではないのね」ということが今回は判明。
そんな中、昼食はあろうことか『熱いラーメン』
「暑さには『熱さ』で対抗だ!」と、訳の分からないことを言いながら、イオンのプライベートブランドの豚骨ラーメンを煮ていきます。
このイオンのトップバリュの豚骨ラーメンは、価格が安い割には麺がしっかりとしていて美味しく、以前購入して美味しかったため今回もリピートしました。
遠くで湖面に浮かんでいる人やジェットスキーを見ながら熱いラーメンをすすりました。友人が持ってきていたコンビニの冷やし中華を見て内心『う~む、やっぱり今日みたいな日は冷やし中華だよなぁ~』と思いながら大汗をかきながら完食。
「おっ、800SX-Rのファイナルエディションじゃん、いいなぁ~」と仲間と話します。仲間も最終モデルの新艇が普通に販売されている頃に購入を考えたらしいのですが、既にその頃にはあまり値引きはなく、昔の安い価格を考えれば割高だと思い購入しなかったそう。
それでも今を思えば買っておけば良かったと、シングルジェットスキーを愛する仲間は申しておりました。中古市場では半分プレミアが付いているような状態で、入荷すればすぐに売れてしまい、価格も数年前に比べて高騰しています。
「1100SX-Rを大切に乗るしかないねぇ~」と言いながら、湖面に出ていく仲間でした。
ジェットスキーで霞ヶ浦の沖に出るとこんな感じで湖面に霞が掛かっているようになっていて、相変わらず風はありません。
多少涼しげな写真を撮りたくて走行中の水しぶきを撮影してみました。
あまり緊張感のない時速100km/h航行が好きなだけできます。どこまで行っても鏡のような水面が続き、ハイオクガソリンがぐんぐんと減っていきます。
燃費を気にしていては過給器付きのジェットスキーになど乗れないのですが、全開走行が続くため、どうしてもガソリン残量メーターに目がいってしまいます。
「それなら全開走行をしなければいいのに」と言われてしまいそうですが、このような鏡のような水面にジェットスキーにまたがって放たれてしまえば、全開走行をせずにはいられません。
しかも陸に上がると酷暑のため、湖面に出てジェットスキーによる航行風に吹かれていたいということもあります。
しかし予想以上に燃料の消費が激しく、予備燃料も持ってきてはいたのですが、午後3時前には十分に満足してしまい、ジェットスキーをトレーラーに上げました。
午後から風が出ることを想定してフルアンカーで臨みましたが、今日は必要なかったようです。
ちなみにフルアンカーの内訳は、ブロック1個と1/2、漬物石5kg(ホームセンターで購入)、マッシュルームアンカー、キャンピングカーの使用済リアブレーキドラム、という4種類の重りとなっています。
おそらく総重量は20kgを超えていると思うのですが、霞ヶ浦で午後から強風が吹いてくる日などはこれでもジェットスキーが流されることがあります。
なんちゃってワンタッチ延長トングを外し、キャンピングカーをバックさせて行くのですが、「ガコッ」という音がしてキャンピングカーから降りて見てみると・・・刺さっています・・・。
キャンピングカーのバックアイカメラの解像度がイマイチのため、細かい部分があまり見えません。
「う~む」と思いながら、少し前にキャンピングカーを前に進めます。しかし今度は進め過ぎ。
もう一回キャンピングカーに乗り込み、少し後退。今度は良さそうです。
ヒッチマウントにガッチリと繋ぎました。仲間の車にはヒッチボール周辺をモニターするためだけのカメラが装備されていて、近距離で見ることができるため、ぶつけることはないとのこと。「それもいいかも知れない」と、またまた物欲に駆られるオヤジでした。
仲間は用事があるとのことで早めに帰りましたが、私はそれ程急いで帰る必要もないため、暑すぎるということもあり、外の片付けを中途半端にしてキャンピングカーの中で夕方まで昼寝をしていました。
午後7時近くになってようやく気温も下がり、キャンピングカーの外に出しっ放しだった椅子やコンロを片付けていると、向こうの方から人が歩いてきます。
「こんにちわ~」と声を掛けられ、こちらも「こんにちわ~」と返すと、「ブログいつも見ています」と、今日2人目の嬉しいお言葉が。
「あ、ありがとうございます」ということで、いろいろお話を聞いていると、明日の場所取りのために既に仲間と来ているということと、地元の方でジェットスキー歴は私と同じく20年以上。私より若くとっても素敵な方でした。
つたない私のブログを見て頂いてありがとうございます。お声を掛けて頂き嬉しく思っています。このような感じで霞ヶ浦大山スロープゲレンデの知り合いが増えるのは嬉しいこと。
最近は新規にジェットスキーを始める人が少ないという共通の悩みなども話すことができ、非常に有意義な時間となりました。またゲレンデでお会いした時はよろしくお願いいたします。
外の片付けは完了したのですが、キャンピングカーの中はこの通りの散らかりよう。オヤジの一人暮らしが最近は多いため、非常にごちゃごちゃしています。
とりあえずこれを片付けてノンビリしていると、昼寝をしたにも関わらず眠たくなってしまい、またまたキャンピングカーの中で寝てしまいました。
次に起きたのは午前2時。すぐ隣には明日ジェットスキーに乗る人達が到着していて談笑をしていました。「お~、またこんな時間だぁ~、帰るかなぁ~」ということで、帰宅することに。
夜のバックアイカメラの映像はこんな感じ。解像度が低いため、とりあえず『何かがある』程度しか見えません。ジェットスキーを載せたトレーラーの連結や普段の使い勝手向上のため、細部が見えるようなカメラとモニターに交換したいところです。