キャンピングカーで霞ヶ浦へジェットスキー&水上飛行機見物
今回は、2015年7月11日(土曜日)に霞ヶ浦の大山スロープゲレンデにジェットスキーを乗りに行った様子をご紹介。
河口湖や7月末に行ったジェットスキーの記録と前後してしまいますが、とりあえず健忘録としてのブログのため、遅ればせながら記録をしておきます。
ハイシーズンということと、キャンピングカーとジェットスキーを載せているトレーラーのタイヤに空気を補充しようと思うため、早めに家を出ました。
この時期はあまり暑い時間帯にタイヤの空気を入れるのは正確な空気圧が保てないので、路面が冷えているうちにガソリンスタンドに到着する必要があります。「あ、オープンカーだ、この時期は気持ちいいよね~」と、その車体を横目にガソリンスタンドに到着。
キャンピングカーの燃料も減っていたので、とりあえず給油を先に済ませます。軽油は103円/Lと、徐々に安くなっているようで嬉しい限り。ただ、ハイオクは143円/Lと決して安くはありません。
このガソリンスタンドはこんな感じで設置型の空気入れが置いてあるため、キャンピングカーの6kg/cm2という高い空気圧でも入れることができるため、時々利用しています。
ところが、空気を入れているのですがいつものようにスムーズに入っていきません。空気を入れるタイヤチャックの部分が故障しているのか、それともエアタンクに空気が無いのか分かりませんが、スムーズに空気が入りません。
給油装置の近くにあるインターホンで「空気がうまく入らないのですが~、エアコンプレッサーの電源が落ちてるとかはありませんよね~」と聞くと「すみませ~ん、よく故障するんですよ~、後の者に伝えておきます~」という対応。
「う~む、故障対応もセルフなのか?」と、少し嫌な気分になりつつも、少しずつ空気は入っているようなので、いつもの5倍位時間をかけてゆっくりと空気を入れました。
トレーラーのタイヤの空気も入れたため、ガソリンスタンドに30分以上も滞在してしまいました。「せっかく早く家を出たのに意味ないじゃ~ん」と思いながらジェットスキーを載せたトレーラーを牽引したキャンピングカーを走らせます。
そんなこんなで霞ヶ浦大山スロープゲレンデに到着したのは午前9時頃。それでもゲレンデのスロープはこんな感じでそれ程混雑している様子はありません。
今日は仲間のウルトラ300X改(推定400馬力)も来ているため、私のウルトラ310Rと合わせてカワサキのウルトラが2艇となりました。
ジェットスキーを降ろす準備をしていると、SEA DOOのスパークという軽量ハルのジェットスキーが湖面を航行していました。ピンクの船体に女性が乗っていて、レスポンスも良さそうです。
何より船体がコンパクトにできているため、取り回しが良さそうで一度乗ってみたいと思っているジェットスキーです。
何やらゴムボートにエンジンを載せたものを牽引してきている車があり、「何だあれは?」と思って見てしまいます。とりあえず詳細は後ほど。
非常にいいお天気で気温がぐんぐん上昇していきます。風も今のところあまり無いようなので、「こりゃまたハイオクガソリンの消費が増えるなぁ~」と、贅沢な悩みをしながら霞ヶ浦の湖面にジェットスキーを降ろします。
しばらくウルトラ310Rに乗って波のない霞ヶ浦の水面を楽しんでいたのですが、仲間のウルトラ300X改のエンジンルームに水が入るということでトレーラーの上に引き上げてみると・・・。
左側にあるはずの『水抜き栓』が見事に抜けていました。湖面に降ろす前にきちんと閉まっていることを確認したということから、乗っているうちに緩んで抜けてしまったのでしょうか?
今となっては分かりませんが、このウルトラ300X改、今回はインタークーラーが詰まり気味で、ハーフスロットルにしか出来なかったとのこと。
「えっ、ハーフスロットルで・・・」と思ってしまったのは、先ほどこのウルトラ300X改と沖で並走していたのですが、こちらはスロットル全開。それでもじわりと離されていたので、もしフルスロットルであれば軽く抜かれていたということ・・・。
「や、やはり改造艇は伊達じゃないよね」と、思った次第。
反対側の水抜き栓はしっかりと付いていました。
ところで先ほどのゴムボートにエンジンが付いていたものですが、今度は『翼』を付けて登場です。
どうやらゴムボート版の水上飛行機のようです。
こんな感じでジェットスキーが走り回る湖面を船のように進みます。
離陸に難儀しているように見えたのですが、何度目かのチャレンジで離陸(離水?)に成功。
ぐんぐんと高度を上げていき、結構な高さまで上昇していきました。しかも大人二人(おっさん)を乗せて飛んでいます。
ゴムボートやエンジン、翼の重量を入れると相当な重量になると思われるのですが、空に飛び上がってしまえば自由自在に飛行できるようです。
これは400kgを超すジェットスキーも同じことで、トレーラーの上に載せている時はびくともしませんが、水の上に浮かべるとそれこそ『小指一本』で動かすことができます。
まさに、ジェットスキーは水の上に、飛行機は空にという感じで、得意なフィールドでは思う存分力を発揮することができるといういい例。
隣をふと見ると、ピカピカのヤマハの1300GPRに乗っている人が。トレーラーもワイズギアのアルミトレーラーと、良い物で揃えています。
仲間の1100SX-R。『8』の真ん中に黒いシールを貼ってうまく『11』に見えるようにしています。
1100ccエンジンにしてしまえば、もう従来の800ccエンジンには戻れないと彼は申しておりました。低速トルク、トップスピード共に満足できる領域らしく、今のレースシーンで勝ち続けている理由がよく分かるとのこと。
その1100SX-Rに乗る勇姿です。
こちらは隣で乗っていた人ですが、800SX-Rでの美しいライディングです。
しかしスタンドアップジェットスキーやちょっと古い2人乗りランナバウトに乗っている方は私を含めておじさんが多くいます。明らかに50過ぎだと思えるおじさんも元気にジェットスキーに乗っている様子をみると、「お、俺も負けちゃいられん」と思ってしまいます。
しかしいいお天気です。
午後になってからやや風が出てきて波も出てきましたが、お天気がいいため、霞ヶ浦の湖面に浮かんでいるだけでも気持ちがいいもの。
仲間が1100SX-Rに混合ガソリンを給油しています。1100エンジンの性能を最大限引き出すためにガソリンはハイオクを使用。さらに2ストオイルも必要なため、「燃費の良くない2スト1100エンジンはもしかしたら加給器付きのランナバウトより燃費が悪いかも知れない」と、こぼしておりました。
一日も終わり、皆さんゲレンデから引き上げていきました。
いつものようにキャンピングカーの中で昼寝(夕寝?)をしていたら、またまた午前3時に・・・。隣には日曜日にジェットスキーに乗る人達が集まってきていました。
ファミリーマートでいつものアイスカフェラテを買い、家路につきました(今日も朝帰り・・・)。