シルバーウィークにキャンピングカーで霞ヶ浦へジェットスキーに乗りに【その2】
今回は、2015年9月20日(日曜日)に霞ヶ浦大山スロープゲレンデへジェットスキーを乗りに行った様子をご紹介。
かなり早い早朝5時頃に到着した霞ヶ浦大山スロープゲレンデですが、大勢のジェットスキーヤーの姿と車の姿がありました。何とかジェットスキーを載せたトレーラーを牽引したキャンピングカーを駐車することができましたが、相当な混雑ぶりです。
キャンピングカーの中で寝ていて、起きたのが午前8時30分頃。キャンピングカーの外に出てみると右も左もジェットスキーだらけでした。
あまりに珍しい光景なので、キャンピングカーの屋根に登って周囲を撮影してみました。
まだまだこれだけの人がジェットスキーを楽しんでいると思うと、何だか嬉しくなってしまいます。真冬などは下手をすると私とその仲間達だけという日もあるため、「ジェットスキーに乗る人って本当に少なくなっちゃったのかな?」とか言ってよく話をするだけに、これだけのジェットスキーヤーが集まる光景は嬉しいもの。
空もだんだんと明るくなってきて、今日もいいお天気になりそうです。
こんな天気も良くて波もおだやかなゲレンデであれば、我先にジェットスキーを湖面に降ろしてジェットスキーに乗りたいところですが、今の私はそれ程慌てません。
まずはキャンピングカーの中でゆっくりとコーヒーを淹れ、ノンビリと朝食タイムです。
朝食と言ってもセブンイレブンで買ってきたパンをコーヒーを飲みながら食べるだけですが、目の前を走り去るジェットスキーの姿を見ながらゆったりと朝食を摂るスタイルが最近のお気に入り。
目の前ではレーサーの方々がブイを張り、華麗なターンを披露してくれています。自分の好きな趣味の乗り物を乗りこなす人達を見ながらゆっくりとコーヒーを飲む時間も、ジェットスキー乗りにとって至福の時だと思う私。
仲間の1100SX-Rに大型のスポンソンが装着されていました。
中古のマグナムポンプも装着した様子。
中間からの加速の伸びやトップスピードの伸びが体感できるようで、今度ゲレンデが空いている時に乗せてもらい、私も1100SX-Rにマグナムポンプを装着したジェットスキーの加速などを体験させてもらおうと思います。
コレは近くに居たレーサーの方のSX-Rで、かなりカッコいいです。このようなシングルジェットスキーが20艇以上霞ヶ浦の湖面を疾走する様子は『迫力』の一言。「みんな前が見えてるのかなぁ~」と、仲間同士で心配になる程テールトゥーノーズで湖面を疾走しています。
そんなこんなでノンビリして、湖面にウルトラ310Rを降ろす準備が整ったのは午前10時を回った頃。
水上飛行機格納庫側のゲレンデはこんな感じで大混雑。車を停めることができない方も居るようで、この近くにあるトイレのある場所の駐車場にも車が多数停めてありました。
岸付近は大混雑ですが、一度霞ヶ浦の沖の方まで出てしまえば誰もいない湖面が広がっています。それなりに広い霞ヶ浦のため、皆さん思い思いの場所でジェットスキーに乗っているため、混雑するということはありません。
ジェットスキーの水温計の温度表示は23℃となっていました。あまり正確とは言えない水温計ですが、まぁ、20℃もあれば十分温かいかと・・・。
ちなみに真冬の霞ヶ浦大山スロープゲレンデの水温は5℃前後。日によっては水際に薄い氷が張っていることもあります。そんな中でもジェットスキーに乗る私達ですが、真冬はゲレンデに誰も居ないということも普通にあります。
そうこうしているうちにあっという間に時刻は12時近くになりました。気持のいい晴天で風も気持ちよく、絶好のジェットスキー日和となりました。9月の初め頃から続いていた梅雨のようなお天気が嘘のようです。
お昼はお約束の熱いラーメンを鍋ごと頂くスタイルに、今回はパンをやめておにぎりにしてみました。気持ちのいい湖畔で食べるものはたとえ粗食でも美味しいもの。
お昼ごはんを食べて一休みし、再びウルトラ310Rに乗ろうとしたところ、ジェットスキーを係留しているブイに小さなお客様が乗っていました。
雨ガエルです。ゆらゆら揺れるブイに取り付いています。少し離れた場所ではレーサーのジェットスキーが爆音を立てながら時速100キロ近いスピードで駆け抜けています。
どこから来たのでしょうか?間違って練習コースの中へ泳いで行ってしまえばジェットスキーに引かれてしまうかもしれません。ただ、私にはどうすることも出来ず、この雨ガエル君の無事を祈るしかありませんでした。
デジカメのフィッシュアイ機能で霞ヶ浦を撮影してみました。こうして見ると霞ヶ浦というゲレンデは広く、ジェットスキーを思う存分航行させるには最適なゲレンデだということが分かります。
旧ソウビマリン側の様子はこんな感じで、こちらもかなりの混雑ぶり。
デジカメのドラマチックモードで撮影してみました。ウルトラ310Rのグリーン部分とのコントラストが面白い写真が撮れました。
時刻は午後5時近くになりましたが、レーサーの方達はまだまだ練習を続けています。普通のレジャージェットスキーヤーであれば、午後4時を過ぎれば8割の人が帰ってしまう状況にあって、やはりレーサーの方達はジェットスキーに乗るのが好きなんだと思う私でした。
疲れから走行中に落水するレーサーの方も目立つようになってきました。やはり一日中ジェットスキーに乗るというのは想像以上に体力を消耗するのだと思います。
そんな感じで私達も夕暮れ近くなるまでゲレンデに居て、いつものようにキャンピングカーの中で早い時間帯から寝てしまいました。
目が覚めたのは翌日の午前4時。「ま、またこんな時間まで寝ちゃったよ~」と思いながら、朝焼けの道をジェットスキーを牽引したキャンピングカーを転がす私でした。