キャンピングカーでジェットスキーを牽引して霞ヶ浦へ『おばあちゃんに逆ナンされかける!?』
今回は、2016年のゴールデンウィーク前半に霞ヶ浦へジェットスキーを乗りに行った様子をご紹介。
早朝から釣りをしてみたのはいいものの、アメリカナマズが一匹釣れただけと、相変わらず手厳しい感じの霞ヶ浦です。
その後キャンピングカーの中で昼寝(朝寝?)をしたりしてウダウダ過ごし、気が付けば午後1時を回っていました。
風速(湖上)6.4m/secと、最近の霞ヶ浦はかなりの確率で午後から風が強く吹きます。一日中穏やかな時は稀で、午後から風が強くなり、日没後しばらくしてから収まる、というようなサイクルが定着しています。
相変わらず誰もジェットスキーに乗りに来ておらず、本当に私だけのようです。お天気は非常に良く、気持ちのいいジェットスキー日和にも関わらず誰もいないとは、一体皆さんどこへ行ったのでしょうか?
一人で乗るのはちょいと不安な感じもしますが、とりあえず夕方からジェットスキーで釣りができればいいと考え、準備を始めることに。
ゲレンデ入り口付近にある駐車場にキャンピングカーが駐車していました。手前のおじさんはキャンピングカーとは関係ないようで、駐車場脇の雑草を刈り取っていました。
特に釣りの準備も急ぐ必要はないため、少し遅い昼食にします。
イオンのPB商品の天ぷらそばとセブンイレブンで買ったバナナ、野菜スティックが今日のお昼ごはん。
このセブンイレブンのバナナ、価格はそこそこお高いですが、とってもねっとりと濃厚で、甘みの強いバナナ。普通のバナナは表面が黒くなってからでないと甘くないのですが、このセブンイレブンのバナナは黄色いままでも十分な甘みがあり、美味しいバナナです。
「コンビニのバナナなんて・・・」と、バカにしていましたが、このセブンイレブンのバナナは本当に美味しいと私は思いますね。
霞ヶ浦を眺めながらのんびりと天ぷらそばをすすります。
とりあえず健康のために野菜スティックも一緒に食べます。このセブンイレブンの野菜スティック、野菜そのままでも美味しいのですが、一緒に付いている辛味噌マヨネーズの味が絶品で、野菜が進みます。
「う~ん、いつもは甘い菓子パンとカップラーメンの組み合わせという不健康極まりない食事が多いだけに、今日はヘルシーだなぁ~」と一人悦に入る私。
食事の後はジェットスキーウルトラ310Rの簡単なメンテナンスを実施。
先日オイル交換をした際、「エンジンルームにもう少し油分があるといいかもしれません」と、ジェットスキー屋さんに言われたので、ボルトの頭など、昔STX-15Fに乗っていた時に錆が出やすかった場所にピンポイントでラスペネを塗布しておきました。
淡水でしか乗っていないジェットスキーなので、ヘッドカバーなどにも塩の結晶などの存在は皆無。エンジンルームはピカピカ。
このようにキレイなジェットスキーのエンジンルームを見る度、「やはりこのウルトラ310Rを海で乗るのはご法度だ」と思ってしまう私。
ジェットスキーを始めた当初は海専門で、時々川や湖に行く位。海で乗るのが当たり前だと思っていた昔がウソのよう。
午後3時を過ぎ、やや風が冷たくなってきたため、午前中はウエットスーツでジェットスキーに乗ろうと思っていたのですが、急遽フルドライスーツに変更。
そして今日が先日購入した新品のフルドライスーツの進水式となりました。
いつもの延長トングをキャンピングカーに取り付け、ジェットスキーを載せたトレーラーを霞ヶ浦へ。
新品のドライスーツは生地も柔らかく、もちろん浸水も皆無。しかも生地表面が水を弾いており「おお~、やっぱ新品はええの~」と喜ぶ私。
昔の古いドライスーツは腰付近まで水に浸かると微妙に足元から浸水していましたが、当たり前のようにそのようなことは一切ナシ。安心して水の中へ入れます。
時刻は午後3時30分頃。本当は午後4時過ぎから釣りに出掛ける予定でしたが、こんなことがあり・・・。
ジェットスキーを整備していると、おばあさんが私に近付いてきて「あの~」と声を掛けられました。
『もしかして逆ナン?俺もたいがい守備範囲は広い方だけど、これはかなり場外っぽいよな・・・』『もしかして、ブログ見てますとか言うんじゃなかろうか?それもサプライズだぜぇ~』と、コンマ数秒の間に私の変態脳が暴走。
「ボートに今日は乗るんですか~?孫が乗っているところを見たいと言うので、乗るのであれば見ていこうかと~」
ということで、ええ、見せてあげましたよ。少し早めに湖面に出て、孫とおばあちゃんの前で全開走行&ターンを何回か披露しました。
『俺、何やってるんだろ?でもまっいっか~楽しいし~』と思いながら誰もいない霞ヶ浦の湖畔を暴走する私。
孫が将来ジェットスキーに乗ってくれるといいなぁ~と思いながら、自分もウルトラ310Rの加速・ターンを楽しみました。
本当に今日は一日中一人でした・・・。
その後一旦岸に上がり、釣りの準備をして再び湖面に。
「孫よ、霞ヶ浦で待ってるよ~」と心の中で叫びながら、厳しいブラックバス漁に出掛ける私でした。
「はぁ~、でもおばあちゃんに『ジェットスキーに乗せて欲しい』と言われなくて良かったよ、ハァハァ」と思いながらゆっくりと夕暮れ迫る霞ヶ浦をジェットスキーで航行する私でした。