キャンピングカーで霞ヶ浦へ『ヤマハマリンジェット700SJ進水式前の事件!?』
今回は2016年の5月中旬頃にキャンピングカーで霞ヶ浦へ行ってきた様子をご紹介。
新しく仲間に加わったランナバウト2艇積みの方、今回はさらにシングルジェットスキーの中古も購入しており、もの凄いやる気を感じ、我々も嬉しい限り。
そんな彼がチョイスしたのは『ヤマハSJ700』というスタンドアップマリンジェット。このマリンジェットは中古となりますが、現在も2ストスタンドアップの新艇を販売しているヤマハマリンジェットと同じ。
船体がワイドハルになったりと、多少の違いはあるようですが、エンジンスペック等の基本部分は同等で、このシングルマリンジェットもなかなか面白い船です。
本日が進水式のようで、早速エンジンを掛けようと試みるのですが、なかなか掛かりません。そこで2ストの先生を呼び、見てもらうことに・・・。
結果、プラグがダメという診断結果が下り、スパークプラグを2本とも新品に交換したところ、あっさりとエンジンが掛かりました。
さすが2スト先生。「カワサキの2ストエンジンは得意なんだけどなぁ~」と謙遜しながらもキッチリと仕事はします。
エンジン自体の圧縮も十分にあり、エンジンルームもそれ程汚れていません。エンジンの程度は良さそうな中古のマリンジェット700SJです。
エンジンも無事に掛かり、後は霞ヶ浦の湖面にマリンジェットを降ろして乗るだけという時。何やら2スト先生が重大な事象を発見。
何ということでしょう。トレーラーのレールに使われているボルトにハル(船底)のエッジが干渉しているではありませんか・・・。
オーナーも気が付かなかったようで、何度かマリンジェットを前後に滑らせて積載状態の確認をしていたとのこと。
それでもギリギリの状態だったので、軽く塗装の表面が削られた程度で済んでいるのが不幸中の幸い。これが新艇であればさらに精神的ダメージは大きいハズ。
中古だからいいという訳では決してありませんが、新たにトレーラーにジェットスキーを載せるという際は、細心の注意を払って積載しなければならないと皆さん勉強になりました。
これも経験のひとつと言えばそうですが、本当にいろいろなことがあるものです。
自作の延長トングを取り付け、霞ヶ浦の湖面にジェットスキーを降ろしていきます。
この家族は奥様もお子さんもジェットスキーに皆さん乗り、奥様が非常に協力的。旦那さんのアシストを積極的に行い、トレーラージャッキのセットなどを奥様がしています。
そして皆さん今シーズンから始めたばかりなので、ウエットスーツやライジャケが真新しく、これも新鮮かも。
いずれにしても良い雰囲気の仲間がお友達になってくれて、我々も嬉しい限り。
そんな中、私が注目したのがコレ。キャンピングカーを水平に保つために使用する『レベラー』です。かなり立派な造りで、自作品のよう。
「キレイに造ってるなぁ~」ということで、私も今度真似をして造ってみようかと思った次第。
そんなことをしているうちに延長トングの装着は完了し、静々とトレーラーをお父さんがバックさせていきます。
それをトレーラーの脇で奥様が誘導。
無事にマリンジェット700SJの進水が完了しました。
2スト先生が「は、早くヤマハのマリンジェットに乗ってみてぇ~、でもオーナーより先に乗る訳にはいかないよね~」と、ポツリ。
当然です・・・。
まずはオーナーさんが乗ってから2スト先生は乗って下さいね^^
久しぶりのヤマハ2ストスタンドアップの登場に、2スト先生のワクワク感が止まらないようです。