キャンピングカーで霞ヶ浦へ『シングルジェットスキー初心者を温かく見守る私と仲間』
今回は2016年の5月中旬頃にキャンピングカーで霞ヶ浦へ行ってきた様子をご紹介。
今日はプチぎっくり腰のため、見学組となった私なので、皆さんが楽しく遊んでいる様子を見るだけとなりました。
昼食も済ませ、ジェットスキーに乗れないのでとりあえず暇な私。そこでお湯を沸かしてコーヒータイムにすることにします。
外は風が強いため、カセットコンロをキャンピングカー内で使い、お湯を沸かします。お湯に使う水はクーラーボックスを冷却していた氷が溶けたものを使用。
鍋を軽く拭いただけで使用したため、水面に多少ゴミが浮いていますが、コーヒーのフィルターで濾されてしまうため、気にしません。
カップは今回ローソンのマチカフェの使用済品を使用。黒いカップでなかなかシャレています。これにキャンピングカー内に転がっていた『チーザ』を組み合わせ、霞ヶ浦を見ながらコーヒータイムとします。
現在の霞ヶ浦湖面の風速は5.7m/secと微妙な風速。体感的にはもう少し強めに風が吹いているように感じます。
新型X-2に乗っている仲間がいますが、白波が立つ湖面にやや乗りづらそう。
それでも果敢に波の中を乗っています。私も以前波の中を新型X-2に乗っていてこれまた『ぎっくり腰』になったこともあるため、このような波のある日にシングル艇に乗るのはちょいと遠慮したいところ。
風が出ているためか、遥か沖の方に珍しくヨットの姿が見えます。セイルに風をいっぱいにはらみ、気持ち良さそうに航行中。
さらに写真は撮っていませんが、数艇のウインドサーフィンも結構いいスピードで湖面を駆け抜けている姿も。
湖畔はこのような感じで波が打ち付けていますが、そんな中本日進水式を済ませたヤマハのマリンジェット700SJに、初めて乗ろうとしている仲間の姿が。
まずはジェットスキー暦25年の筋金入りのスタンドアップ兼ランナバウト乗りの先生が見本を見せます。
最初はシングルジェットスキーのデッキに腹ばいになり、下半身(股間より下)部分を水中に入れたまま、半ばジェットスキーに引きずられるようにゆっくりとバランスを取りながらジェットスキーの挙動に慣れていきます。
この時のポイントは、あくまで股間部分をデッキの上に乗せるということ。股間部分をデッキの下にしてしまえば、男の大事な部分をジェット水流が直撃し、かなり『痛い』状態になるため、くれぐれもお間違えないよう。
私も20年以上前に初めてシングルジェットスキーに乗り、このような形で水面に出たことを思い出します。当時乗っていた場所は埼玉県を流れる荒川の秋ヶ瀬と呼ばれるゲレンデで、それ程広いゲレンデではなかったと記憶しています。
始めたばかりのジェットスキーが楽し過ぎて毎週のように秋ヶ瀬ゲレンデに通ったもの。その当時は赤い灯油のポリタンクにレギュラーガソリンを普通にガソリンスタンドで給油してもらい、ゲレンデに到着したらパンパンに膨れ上がったポリタンクの蓋を開け、2サイクルオイルをポリタンクに入れ、混合ガソリンを現地で作っていました。
もちろんその当時はセルフのガソリンスタンドなどはなく、全て有人のガソリンスタンドでしたから、無知というものは恐ろしいもの。今考えてもよく事故が起きなかったと自分でも思います。
さて、そんな感慨にふけっているうち、今度はスタンドアップ初デビューであるオーナーさんが練習を開始。
本日は波がある少し厳しいコンディションのため、なかなか思い通りにジェットスキーを操ることができない模様。
「うんうん、最初はあんな感じだったね」と、20年以上前の記憶をおぼろげながら思い出しながら、2スト先生と生徒を眺めながら話をしていました。
あまりアイドリングや低速航行ばかりをしているとエンジンがかぶるので、2スト先生がシリンダー内のガソリンを燃やしに出掛けます。
この大波の中でも先生の走りは健在。「どうしたらあんな風に乗れるんですかぁ~?」と、生徒さんがぽつり。
ま、まぁ、25年以上シングルジェットスキーに乗っている先生を、初めてシングルジェットスキーを体験した生徒さんが見れば『紙』、いや『神』に見えてしまうのでしょうね。
「さぁ、もう一回行ってみよう~」とか言ってるんですかね?
「はぃ~、でも今日のコンディションはツラか~」とか言ってるんでしょうか?
しかし今日のようなハードコンディションで練習をすれば、波の無い時に一気に上達すると思われ、「ツラくても頑張るんだ!」という感じで2スト先生と二人で見守りました。
これからが一番楽しい時。自転車に初めて乗れた時の感動のような体験がこれから彼に訪れると思うと、何だか羨ましい気持ちになりますね。
しかしその後ぎっくり腰の調子が悪くなり、キャンピングカー内で横になっていました。そしてそのまま寝てしまったようです。
起きたのは午後6時少し前。やや波が収まってきた霞ヶ浦の水面に、地元のジェットスキーヤーでしょうか?シングルジェットスキー乗りの方がジェットスキーを降ろして乗っていました。
「やっぱりこの時間帯まで待てば風が弱くなるんだ~」ということで、やはりゲレンデを熟知している方は違うと感じるところ。
少し腰の状態がマシになったので、夕暮れ前にブラックバス釣りをすることに。
先日釣り道具を川に落としてしまったため、レギュラーの釣り道具ではありませんが、とりあえずある物で間に合わせます。
しつこく粘っていると・・・。
かなり小さなアタリでしたが、待望のブラックバスを釣り上げることができました。何年ぶりでしょう、霞ヶ浦でブラックバスを釣り上げたのは本当に久しぶり。嬉しい一匹となりました。
ただ、ジェットスキーでブラックバスを釣るという目標が残っているため、そちらも引き続き頑張らなければいけないと思っています。
夕闇迫る中。風がやや弱くなってきたため、懸案だったキャンピングカーの屋根の塗装を敢行。
少しだけ白い部分が残っていたので、缶スプレーで急いで塗装しました。
仕上がりはこんな感じ。
もうすぐ夜になります。今日も見学組とは言え、よく遊びました。