キャンピングカーでジェットスキーを牽引して初秋の霞ヶ浦へ【その2】
今回は2016年11月初旬に霞ヶ浦大山スロープゲレンデへジェットスキーを乗りに行った様子をご紹介。
本日の天気予想は曇り時々晴れの予想となっていたはずですが、午前8時頃に利根川の橋を渡る頃、小雨が降ってきました。
「ゲッ、天気予想が悪い方に外れたな・・・」と思いながら、ジェットスキーを牽引したキャンピングカーを走らせます。
まだそれ程寒い時期ではありませんが、やはり雨というのは外レジャーにとってはテンションダウンの要因。
それでも霞ヶ浦大山スロープゲレンデ入口付近に到着した頃には小雨も止んでいました。いちょうの木でしょうか?黄色く色付いており、秋の深まりを感じさせる光景。
風もほとんど無く、霞ヶ浦の湖面は静かな様子。
時刻は午前9時頃。11月ということで、ジェットスキーのシーズンとしては完全にオフシーズンなのでしょうか?ゲレンデに既に到着していた仲間以外にジェットスキーヤーの姿はありません。
曇天の空の下、好きモノおやじが今日も登場といった感じ。
真夏であれはこんな時間帯にノンビリと来てしまえば、車を停める場所も無い位に混雑していたゲレンデの様子がウソのよう。まぁ、毎年同じようなことを言っているのですが、やはりジェットスキーというマリンスポーツ系は暑い時期が旬ということなのでしょう。
ただ、これからの時期はこのような感じでゲレンデが貸し切り状態になる上、真夏に沸いてくるマナーの悪い連中もいないため、楽しい時期の始まりです。
水面のコンディションはベタ凪。誰もジェットスキーに乗っていないため、自由自在に水面を駆け抜けることができそう。こういった平水面では全開航行時間がおのずと長くなるため、ハイオクガソリンを今日は大量に消費してしまうと思われます。
前回はトレーラーを低床タイプにしたために延長トングを付けるのサボってしまいましたが、やはりジェットスキー用トレーラーの全長が短くなっているため、キャンピングカーを霞ヶ浦に浸ける深さはあまり変化ありませんでした。
今回はサイドブレーキが固着しているということもあり、これ以上症状が悪化しないためにも延長トングをしっかりと使い、リアデフを始め、車軸関連も大切にしなければなりません。
ジェットスキー用トレーラーを買い替えてもヒッチボールのサイズは2インチと変わりはないため、何の問題もなく延長トングは使用可能。トレーラーの姿は違いますが、いつもの見慣れた光景になりました。
ちなみに、お隣の仲間は新旧2艇のX-2を持ってきています。あ、新型X-2は1100ccエンジンに換装しているため、新型X-2(改)ですね。
電源用のカプラーホルダーが装備されているため、カプラーがブラブラしていないのは良いところ。細かいところですが、サン自動車のトレーラーは本当に良くできていると思います。
静々と延長トングを取り付けたトレーラーを霞ヶ浦に沈めていきます。バックアイモニターで見たところはこんな感じ。
この画面ではどの辺りまでトレーラーが湖中に浸かっているのかが分かりにくいため、キャンピングカーのドアを開けて後輪部分がどれ位水に浸かっているのかを確認しながらバックしていきます。
今回はかなり弱気な感じで後輪の一部が少し湖面に浸かった状態でストップ。車軸とデフを保護するには、これ位で止めておいた方が無難な感じ。
この状態で重量級である、ジェットスキーウルトラ310Rをトレーラーから引っ張り出せるのか少々疑問ではありますが、とりあえずチャレンジしてみようかと・・・。
真横からみるとほとんど水に浸かっておらず、普段水溜りを通過する時に車輪が浸かる程度にしか浸かっていません。
結果から言ってしまえばこの状態でも無理なくウルトラ310Rをトレーラーのレールから引っ張り出すことができました。もちろんジェットスキー用トレーラーの車軸はドップリと霞ヶ浦に浸かっていますが、こちらの車軸は元々水に浸けることを前提に設計されているため、問題ありません。
というか、車軸を水に浸けない状態でトレーラー上の積載物を水面に下ろせるトレーラーなどは無いと思われますが・・・。あとは、トレーラーの車軸に使用されているベアリングのグリスの管理とメンテナンスを怠らなければ大丈夫だと思います。
こんな感じでドップリとサン自動車製ジェットスキー用トレーラーTB10が霞ヶ浦に沈んでいます。電源用のカプラーは取り外しているため、仮にテールランプ周りに浸水があったとしてもショートなどをすることは無いでしょう。
キャンピングカーの下を覗き込むと、水面からデフまではまだまだ十分な間隔があり、コレであればデフオイルに水が混入して白濁することもなさそう。
延長トングを取り付けたジェットスキー用トレーラーを霞ヶ浦から引き上げました。
曇り空ですが雨は降っておらず、ベタ凪の水面が良い感じです。
そんなこんなで霞ヶ浦の湖面にプカリとジェットスキーウルトラ310Rと共に浮かんだのは午前9時29分。霞ヶ浦大山スロープゲレンデに到着してから30分程で準備が完了し、乗り始めたことになります。
この時間帯は誰も居ない水面のため、思う存分湖面を爆走できそうです。